男子突出立矯正後期、抜歯矯正期間と前後比較

2024年8月14日 08:20

こんにちは.

今回は突出入校の感想をお伝えします。

矯正抜歯により、期間は2年程度の間

噛まれない歯を揃えて

治療したケースです。

満21歳の男性の方が

突出入改善を望んで初めて来院されました。

前歯の開放咬合と歯の角度の激しい凝りが伴われ、

配列も良くありませんでした。

小さい奥歯4本を

抜歯する矯正が必要であり、

自己結察ブラケット装置を取り付け

矯正治療を始めることにしました。

正常な咬合なら口をつぐんだ時

上の歯が下の歯を少し覆っていなければなりません。

しかし、この方は上下の前歯が届かず

広がっている開放咬合の形でした。

前歯の角度も平均よりはるかに多く前方に

傾斜している様子でした。

上下を噛む面から見ると

歯並びが不揃いなのも

確認することができました。

歯全体を撮った

パノラマ放射線写真です。

親知らずが4本ありますが、

すべて使用できない状態です。

特に、下顎親知らずの場合

前方に倒れていて

矯正治療の妨げになることがあります。

このような場合には、前の奥歯までも

傷つけられる状態なので

抜歯をしなければなりませんでした。

突出立矯正治療のための

小奥歯の抜歯が

可能かどうかを一緒に確認し、

歯茎の状態や歯の根の状態が全部よくて

抜歯矯正を行うことにしました。

横顔のX線です。

顔面骨格の形態と歯の突出程度を

確認するために撮影をしました。

放射線写真上でも

前歯部が目立つように突き出たものを

分かりました。

下顎骨は小さい方で後退しており、

後下方に回転しているため

開放咬合が発生したものとみられます。

このように突出した骨格的要素と歯性要素

両方が原因の場合が多いです。

矯正治療は、歯性の原因を中心に

解決してくれる折衷治療ですが

その効果は非常に良い方です。

上下顎小臼歯を4つ抜歯し

引っ張っている姿です。

上顎には抜歯空間を最大限活用し

口をたくさん入れるために

ミニスクリューを2つ植立しました。

進行しながら下顎にも

スクリューが必要だと思って

追加で植立して引っ張りました。

抜歯スペースがほとんどなくなった状態です。

上下の奥歯の根の間にミニスクリュー

4本を植えたのを見ることができます。

上顎親知らずは抜歯を完了し、

下顎神経管に近い親知らずは

今後の安全な抜歯のために

歯の頭の部分を整えて

サイズを小さくしておきました。

約2年後に矯正が完了した様子の

パノラマ写真です。

上下顎前歯部の内側に

固定式の針金保持装置を

貼り付けたものが見えます。

このように装置を取り除いた後の再発防止のため

維持装置をしなければなりません。

矯正完了後、横顔のX線です。

上下顎前歯部(前歯)の角度が

大幅に改善されたことが見られます。

口も後方移動した歯に沿って

たくさん入っていることが確認できます。

校正完了後の構内写真です。

歯並びが改善されており、

開放咬合もまた良くなりました。

激しい前方傾斜を見せていた前歯の角度が

かなりすぐに建てられました。

固定式針金保持装置が前歯に

よく付着した姿を見ることができます。

突出立矯正をするために訪問した

男性の方を治療した過程と感想を

前後の比較を通してご紹介しました。

矯正抜歯に対するために

悩んで、医療陣を信じて

二年の間

治療を行ったケースです。

校正終了後に前後比較が確実に

結果について大変満足されており

今も維持がうまくいっている状態です。

同じ悩みで迷っている方々へ

良い参考になるといいですね。