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「まさか」の心理。

集中豪雨による様々な被災に見舞われました土地の皆様へ、
こころよりお見舞い申し上げます。

イラストレーター 有田ようこです。
居住しています兵庫県も、蛇口をひねりっぱなしの雨がどれだけ続くんだとおもうほど、よく降りました。

はじめのうちは、かつて住んでまして友達もいる京都の桂川の水位をずっと追っていたのですが、今度はそばにある加古川の水位も上がって、親戚一同のいる岡山が、、、、。

加古川も避難勧告が出まして、もし氾濫したら我が家は2mほど水に浸かると(防災マップより)の情報。

あまりにひどい雨だったので、「万が一」という恐怖がよぎります。
こども達も徐々に不安になってきたようで、心配屋の上の子はご飯が食べれない状態。
心配していても何も変わらないので、2Fへ避難準備しよう。

人間って不思議なもので緊急時は「現実逃避」するらしい。「まさか」「うちは大丈夫だろう」。私も、「こんな張り切って準備したら人に笑われるんじゃないか?」と避難に他人の目を気にする必要なんてないのに、おかしな話です^^;

なので、自分自身に、「何もなかったら笑えばいいじゃないか、避難訓練だ、後々役にたつかもしれないじゃないか」と言いながらの避難準備。避難勧告が出ているのに「訓練」って思いたい心理かなあ、、、。

一番に、ペットのうさぎを。
それから食料関係を。
子供達には「だいじなもの」持って上がれ〜!と声をかけていたら、、、
ゲーム。
まんが。大量に。

そうか!そこか!と笑いが起きて、準備も整い、こどもも安心したようにご飯をもりもり食べ始め、避難準備が安心の役に立ちました。

幸いなことにこちらは雨が上がり、川の決壊はありませんでした。
驚くほど広範囲の土地が水害に遭われていること、そして、追い討ちのような猛暑、、、、私は義援金や支援金といった形でしか応援することができませんが、どうか少しでも早く落ち着きのある暮らしになりますように。また、今後の治水工事がより強固になりますように。


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