メタ思考のための読書術

7月2日の記事「メタ思考とは」で"効率よく知識を取り入れる最強の方法は読書である"とまとめたので、今度は読書法についてまとめてみました。ちょっと骨のある本だなぁと感じたら実践してみて下さい。

①「目標(なぜその本を読むのか)」「目標までの道筋(その本でどうやって目標を達成するのか)」を設定し、付箋に書いておく。

②書籍のタイトル、目次、チャプターやセクションの見出し、イラスト、グラフなどをチェックし「どのようなことが書かれているのか?」をつかむ。

この時、付箋に書いてある目標に近いと思われる箇所はiPhoneのメモの音声認識機能を使い、この目次のこの部分にはこういうことが書いてあるだろうとメモしておく。

③以下のポイントを押さえて速読する
☑︎パッと見で重要そうに思えた箇所にチェックマークを入れ、その理由をメモする
☑︎知らない単語をピックアップして、余白に意味を書き込んでおく
☑︎理解できなかった箇所にもチェックを入れる
☑︎「質問」となる部分を探し、付箋を貼る。  ☑︎「質問」の回答が出てきたら、さらにそこに付箋を貼る。

④以下のポイントをおさえながら精読する
☑︎すべての用語の意味は確認できただろうか?
☑︎(各章、各パラグラフの中で)もっとも自分にとって意味がつかめなかったのはどこだろう?
☑︎テキストに感じた疑問や難点を解決、または明確化するにはどうすればいいだろうか?
☑︎本の中でもっとも興味が持てたポイントはどこだろう?
☑︎難しいポイントを理解するために、違うアプローチはできないだろうか?(ネット検索や友人に聞く、など)
☑︎学んだ内容にもっと興味を持つことはできないだろうか?
☑︎この本から学んだことで、覚えておくべきポイントはどこだろう?
☑︎この本から学んだことで、自分の未来や大きな目標に活かせそうなポイントはどこだろう?
☑︎この本の問題意識は何かまたその解決方法は何か
☑︎この本はどのように始まりどのように終わったか(本の論理構造)
☑︎②で書いたメモの答え合わせ

⑤再精読

「自分の言葉で友人に本の結論を説明できる」レベルを目指して読み進めていく。

押さえるべきポイント
☑︎③でチェックした重要なポイントの修正、または追加を行う
☑︎テキストの重要なポイントをチャートや図解にまとめてみる
☑︎さらに新しい発見があった場合はメモしていく
☑︎「テキストの内容を他人に簡単に解説できるだろうか?」と自分に問いかけ、その内容をノートに書き出す
☑︎自分の言葉で言い直す
要するにこうだよねと各章の内容をザックリ説明する

⑥覚えたいところだけやること
自分が以前に読んだ本と近くないか考える
自分の過去の体験に結びつける
自分の身の回りの出来事やニュースに結びつける

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