応用情報技術者試験 平成30年春期午前 問20

RFIDの活用事例として,適切なものはどれか。


* ア 紙に印刷されたディジタルコードをリーダで読み取ることによる情報の入力
* イ 携帯電話とヘッドフォンとの間の音声データ通信
* ウ 赤外線を利用した近距離データ通信
* エ 微小な無線チップによる人又は物の識別及び管理


正解 エ

RFID(Radio Frequency IDentification)は、ID情報を埋め込んだRFタグ(ICタグ)と電磁界や電波を用いることで、数cm~数mの範囲で情報のやり取りを行う技術です。
特徴として「見えなくても読める」ことが挙げられ、RFタグが目に見えない隠れた位置にあっても、タグ表面がホコリ、泥などで汚れていても読み取り可能です。この利点を活かし乗車カード(Suica, PASMOなど)以外に、電子荷札や野生動物の調査,家畜の管理などに利用されています。

* ア 紙に印刷されたディジタルコードをリーダで読み取ることによる情報の入力。OMR(Optical Mark Reader,光学式マーク読取装置)やバーコードリーダの活用事例です。

* イ 携帯電話とヘッドフォンとの間の音声データ通信。Bluetoothの活用事例です。

* ウ 赤外線を利用した近距離データ通信。IrDA(Infrared Data Association)の活用事例です。

* エ 微小な無線チップによる人又は物の識別及び管理。正しい。RFIDの活用事例です。
同一問題
基本情報技術者 H23秋期 問24
基本情報技術者 H28春期 問22

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