「3年の星占い」に視点を持ち上げてもらった
友人が「3年の星占い 2018-2020」(石井ゆかり著)をプレゼントしてくれた。
読んでみたかった本。
石井ゆかりさんの書く文章は「星占い」としてだけれなく、人生や人との関わりという点についてもいいなと思うところが多い。
なので「3年」という先のことについて書かれた内容でも楽しく読んでいた。
ところで、昨年から関係性が複雑になってしまった人がいる。
トラブルが起き、その時に私がひどく傷つき、一旦は和解し一時期は何事もなかったものの、時間があいて再びその人が怖いなと感じてしまい、今も相手にどう思われているのかわからなくて心にわだかまりが残っている、そんな関係性の人。
本を読んで、なぜかふと「その人ともまた和解できるのかもしれない」そんな気がした。
3年という長いスパンで将来についてぼんやりと考えたからだろうか。
つい視点が近く、視野が狭くなってしまうわたし。
時が流れるとまた縁が巡ってくることがある。
傷が癒えたり、新たな「強さ」を身に着けたりして、その時にまた関係性を再構築できるかもしれない、と思えた。
また近頃「愛」を感じることが多いからだろうか。
(「愛」というとなんだか気恥ずかしいですが、石井ゆかりさんの言葉を借りて…)
「愛」とっていも恋人ができたわけでもないのですが。
友人。
一緒にいるとあたたかな気持ちになれる人。
離れているけど好きな人。
地域の人。
お客さんや仕事で関わる人々。
家族。
「好きな人達、素敵だなと感じる人達」と関わりが持ててることに今まで以上に喜びを感じる。
(それは「好きな人達、素敵だなと感じる人達」との時間を大切にしようという考え方にシフトしたからかもしれない。)
それらの「愛」が自分に少し余裕を持たせてくれたのかもしれない。
前述した「関係性が複雑になってしまった人」のことを私は恐れているが、本当はその人自身がとても脆くて傷付きやすい部分がある人なのだと思っている。
前からそうではないかと思っていたけれど、私自身も弱いから目をそらしていた。
傷つきやすいから極端な行動に出たり、逃げたり。
傷つきたくない・傷つかせたくないから、今のところ無理に近づこうとは思わないけれども、私自身の「かたくなに相手を拒否する姿勢」は崩せたように感じた。
視点を持ち上げてくれた本と、本をプレゼントしてくれた友人に感謝。
そんなとある春の一日でした。
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