泣きそうな自分に負けないで

20年前に中学生だった私は歌手グループの「SPEED」が大好きだった。

タイトルのフレーズはSPEEDの「STEADY」という曲のワンフレーズである。
「STEADY」は片思いの恋をする子が好きな子への想いを歌った歌である。

最近このフレーズが身に染みる。

つくづく恋をしている時は「自分との闘いでもあるなぁ」と感じる。

好きな人を誘うのはいつも自分の方からだ。
次の約束まで時間があいているから余計にいろんなことを考えてしまう。

「相手は私のことを大して好きではないのであろう」という、究極にシンプルだけど悲しくて残酷な(私にとっては)現実を、感じてしまう。

仮にそうであったとしても、ではどうすのるか。

あるいはそうとは限らないのだから、そんなこと考えなければ良いとか。

そもそも、今目の前にいない人のことでこんなに悩んでばかりなのはおかしいかも、とか。

結局自分次第なんだなと思い、
冒頭の「泣きそうな自分に負けないで」の歌詞が染み入るのであった。

まさか、20年後の今の自分がこの歌詞に励まされるとは当時は想像しなかったよ。

STEADYを口ずさんで頑張ります。

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