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7月の読書記録


・エメラルドタブレット アトランティス人 トート著(購入)
・アンドロイドは電気羊の夢を見るか? フィリップ・K・ディック(購入)
・杉浦日向子ベスト・エッセイ 杉浦日向子(購入)
・男と点と線 山崎ナオコーラ(頂き物)
・ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由 ジョシュア・フォア (購入)
・凡者の合奏 片岡健太 (頂き物)
・知らないと損する池上彰のお金の学校 池上彰(購入)
・タオコード 千賀一生 (購入)
・預言者 カリール・ジブラン (再読)
・わすれられない おくりもの スーザン・バーレイ (再読、頂き物)

以上合計10冊でした。(66冊)

コロナに罹り、更新遅くなりました。
かかってなくてもいつもこれくらいかもしれませんが。
ご心配をおかけしました。

今回印象に残っているのは
「男と点と線」
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
「エメラルドタブレット」
「凡者の合奏」
です。

いつかのWUBで、「男と点と線」は面白いですとおすすめしたかもしれないですが、ほんとすごくよかったです。3年くらい前に友達の若月くんに貰ったんで、彼がいいと思ったところにドッグイヤーがされているというニッチな読み方もできてより面白かったです。
山崎ナオコーラさん他も読んでみたい。

ジャズを気持ち良いと感じることのできる自分の感受性が、ギフトのようだ。
この耳こそが、神様がくれた蜜。
何かを成すことばかりが素晴らしいのではない、感じるだけで、素晴らしいのだ。
男と点と線 山崎ナオコーラ

素晴らしい感性ですね。

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」流石、面白かった。初めは「あれ、これはユービックの方が断然面白いかも」と思いながらパラパラと読んでいたんですが、気がつくと、「ん、どういうことだ、お、あれ?なにこれ!おもしろくなってきたぞ」という感じでハマっていきました。
ご存知の方も多いと思いますが、「ブレードランナー」という映画の原作ですね。近いうちにぜひ映画も観てみたい。

「エメラルドタブレット」は大好きな本になりましたが、あと100回は読まないとちゃんと理解は出来なさそうですね。こちらはおすすめするような内容ではありませんので、気になる方は是非一度調べてみてください!

「凡者の合奏」はsumikaのボーカルの片岡健太さんの初エッセイで、普通に声を出して笑うくらい面白かったです。そして同じバンドマン、演奏家として心に響く言葉も沢山ありました。

実力不足のミュージシャンが打ち上げで頑張ってCDを渡すのではなく、音楽で名を轟かせて、相手に名前を知ってもらった上で酌み交わす乾杯にこそ意味があるのだ。そしてフェアな関係で交わした乾杯後の会話は、大抵自然と盛り上がる。そんな夜を夢見て、今日も歯を食いしばり、やれる事を精一杯やるしかない。
凡者の合奏 片岡健太


大共感。そもそも打ち上げ出席率の悪い僕が同じ土俵で話す権利はないですが、数々の地獄のような打ち上げをくぐり抜けてきた片岡健太さんが言っているのなら、これに尽きるのであろう。
8月、切り替えてやれる事を精一杯やろう。

いつも応援ありがとうございます!