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ドラマCD 跪いて愛を問う/山田ノノノ


毎度のことながら普通にネタバレあるので未聴の方は注意してください。


https://www.shinshokan.com/comic/oshirase/10928/

受:正己(cv小林千晃)
攻:悠生(cv山下誠一郎)


1回目はCDのみ、2回目は漫画を読みながらCD聴いてみました。今3回目聴いてます。最中にとってたメモに基づいて感想を書いていきます。



1回目

千晃くんの出てるBL聴くの初めてだけど、山下さんとだし割と違和感なく聴けた。正己くんのツンツンしたキャラに千晃くんの声すごく合ってるし、全体的に可も不可もなく無難にまとまってるなと思った。もともと漫画を先に読んでたから展開は知ってたけど、音だけで情報得るには場面転換が早くてちょっと分かりにくいかも。でも大まかな流れはわかるし問題ない程度。


2回目

漫画読みながら聴いてみた。モノローグもセリフもそのままで細かい擬音も再現されてて原作に忠実に作られてるのがよくわかる。1回目で何を表した音か不明だったところが漫画の背景の再現だと分かったけど、これは音にしなくても良いのでは?と思ってしまった。あと所々効果音に違和感あるところが気になる。けど一つ一つのセリフの読み方をじっくり聴けたし、細かいニュアンスの表現を味わえた。


ここまでがざっくりした感想。
肝心の2人の演技とか細かい描写についてはトラックごとに書いたけど箇条書きなのでCDか漫画見ながらじゃないと意味が分からないかもしれない…でも書き方がわからなかったから許してください…


トラックごとの感想


トラック1

・千晃くんのドSな声めっちゃ良いね!
・モノローグと会話の違いがわかりにくいかも
特に2人の会話の中に入る正己くんのモノローグ
・悠生くんの「Subじゃないなんて言えるの?」から「なんで勃ってるの?」でちょっと言い方が変わる語尾の「の?」って部分が好き
・サブスペース入ってるにしては「わかんない…」って結構はっきり言えてるし、サブスペの説明は無しか
・千晃くん、咥えてる音も咥えながら喋ってるのもめっちゃ上手くない?特に喉に入れてからのところ!すごい!


トラック2

・正己くんが悠生としたこと思い出すところで【あん♡あん♡】って漫画に描かれてるところが2回あって、数分あけて2回同じ感じの音声が流れるし最中の喘ぎ方もパターン少なめだから同じの何回も聴いてる感じする
・突然バイト先のSubの声が入ってくるの、音飛んだのかと思った
・悠生がコマンド出す時の低音良いなぁ…
・千晃くんやっぱトロトロな感じ出すの苦手?
・プシュッて音、たしかにプシュッなんやけど、水系より炭酸飲料のプシュ寄りっていうか何ていうか…


トラック3

・黒板にチョークで文字書く音とノート取る音入ってるけど、学校で勉強してる絵が無いと謎じゃ
・悠生の「待ってる。」の言い方!遅くなる日は別でとか要らないとか言いそうな正己くんに反論させない、かつ愛情もこもってる。この言い方最高だなって思った。漫画の表情が絶妙なのを完璧に表現してる。
・正己くんに優しいって言われた後の驚きつつ嬉しそうな「え?」から、ちょっとショボンがみえる「え?」に変わるの好き


トラック4

・土岐さんの手はたいて言い返す正己くん好き
・駆けつけた悠生くんの冷静にぶちギレてる演技めっちゃ良い
・左右の耳から同時に土岐さんとお母さんからの「死ね」が聞こえてくるのしんどい
・「おかえり」「正己くん」ここの言い方!
・フェロモン出る時の音すんごいキラキラしてる


トラック5

・「正己くん 大好き」この大好きのところの言いかためちゃくちゃ好き
・[Subなんて 呪いみたいなもんだと思ってたのに]このモノローグからの「よかった おれSubでよかった」のセリフの感覚詰まりすぎてるの勿体ない!!!漫画でも数コマ挟んでるのになんでこんな詰めちゃうの!!!!
・悠生くんが「俺の…」ってとこで一気に独占欲出してくる感じたまらん
・「俺のだ…」ここで他の音全部消えて山下さんの声だけになるの良い


最後に

3回目聴いてて思ったことをつらつらと。

全体通して漫画にめちゃくちゃ忠実だけど、場面の転換とか背景の表現がそのまますぎて漫画読みながら「この音はこの絵を表現した音か」って理解しないと難しいところがあった。単に自分の理解力が足りないだけかもしれないけど。それと、最後のプロポーズが何故屋上なのか音だけじゃわからない気がする。正己くんが初めて笑ってくれた場所だからだと思ってるけど合ってるんだろうか。トラック1の学校で2人で会話するところで、確かに外の音は入ってるけどこれで屋上ってわかるのかな?

「...」がセリフの上につく時に小さい音で呼吸とか息を入れて、漫画で描かれてる間と合うようにしてるの、声優さんの技術すごいって思った。(なのになんでトラック5のバラバラに撮ってそうなところをあんなに詰めちゃうの??)

なんか全体的にしっくりくる瞬間が無いなって感じるのは、正己くんの役に千晃くんがハマってるのがプレイ以外のシーンで、悠生くんの役に山下さんがハマってるのがプレイのシーンだからだと思う。これは自分が千晃くんのBLに耳馴染みが無いってのと、山下さんのBLリピートして何度も聴いてるせいだから、どうしようもない。また時間が経ってから聴くと良い感じに聴けるかも。

あと漫画読んでからCD聴くまでに時間が空きすぎると勝手に理想の演技構成ができてハードル上げてしまうから、漫画予習するのは自分には向いてないと気づいたからもうしない。

終わり方わからないけど、おわり!

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