しあわせ
ここ最近、本当に幸せであふれている。
愛情をたくさん注いで育ててもらったことで、私は愛を感じることができる。
何よりも人を愛することができる。
たくさんの愛に包まれてここまで来ることができた。
そんなことに気づけたからこそ、より幸せを感じることができる。
たくさんのご縁に支えられ、生かされ、また歩みを進めることができた。
どう思い返してもあの頃には戻りたくはない。
そう思うほどに、ここまで来られた道のりは決して平なんかじゃなかった。
だからこそ、人の痛みを無視することなんてできないし、
そうは言っても人の苦しみはどうやっても完全に解り知れないことも知った。
長い夜の怖さを、何気ない言葉の重さや鋭さ、人の幸せ...
全てが心をえぐる引き金となり、知らぬうちに傷つけてしまうことを。
相手の辛さを、痛みを想像することさえもままならないし、
ただの自己満足でしかないけれども、そう思わずにはいられない。
今後の人生を考えるにあたり、これまでの出来事に向き合い、受け止め、どう繋げて行こうかと思いを巡らせることが増えた。
自己開示をする機会も多くなって、思いを受け止めてもらえる懐の大きさを知った。ただ、聞いてくれる有り難さ。尊さ。儚さ。
生きていてくれてありがとう、よかった...。そんな言葉を何度伝えてもらったか。
生きていてよかったんだと、この場にいてもいいんだと、そう思える日が、
思ってもらえる日が来るなんて...。
これまでも幸せをたくさんいただいて、"今が1番幸せ"と常に感じてきたつもりでいたけれども、幸せって思うことで、幸せになろうとしていた気がする。
そういう意味では、今 無理に繕うことなく、心から幸せを感じている。
たくさんのご縁や愛に恵まれて感謝しかない。
ありたい姿を願い言葉とすることで、叶ったのかも知れない。
笑顔で幸せを探し続けたからこそ、自然と囲まれているのかな。
心からそう思えたから、
愛を幸せを分かち合うステージに進む。
第2章のはじまり。