見出し画像

心の手を取り合って

一昨日の夜、今月はおうちで過ごすことを決め、この2日間で、4月の予定を全キャンセルした。

自分の中にもう迷いはなかったけど、にじっこの子ども達や、約束していた友達や店先にそのことを伝えるのが辛くて、何度も何度も謝りながら、誰かを傷つけていないか、悲しい想いにさせていないか、心苦しかった。
(みんな傷ついてるし悲しいよね…本当にごめんなさい)

夜、20個のバツがついた、なんの予定もない手帳を見ながら、わたしのこれまでの人生で味わったことのない感情になった。


明音を亡くした直後の感情も蘇ってきた。

急に明音が亡くなって、養護学校の体験入学も、卒園式も、お正月も、何もかも奪われたあの時……

だけど今は、まだわたしは生かされているし、にじっこの子ども達も、友達も、生きてる。
きっとまた笑って会えるんだって、信じて待つことができる。


命あってこそ。

生きていたら
未来に叶えられる希望がある。

そう思ったら、大切なお互いの命を守るための、いまの自分のしんどさは比べものにならないなと思えた。

お仕事を休みたくても休めない人だっているし、生活が成り立たないほど追い詰められている人だっているし、お子さんの預け先がなくて恐怖の中学童に預けたりおうちに一人留守番させたりしてる人だっているし、もっともっと深刻な人だった山ほどいる…

みんなしんどい。

だからこそ、わたしはここで、自分の暮らしをまずしっかり見つめて、そしてみんなが元気に笑顔になれることを、身の丈でできたらいいなと思っている。

みんなで、生きて再会するために、心の手を取り合い共にがんばろう。
物理的には会えなくても、心は繋がれる。
テレビ電話で顔見て話すことだってできちゃう。今日も心を飛ばしているよ♡

2020.04.01
こんとも

お気持ちサポートしていただけたら最高にうれしいです!