僕(ら)の絵日記 歌詞集

私の曲は 僕の絵日記
塞ぎ込んだきもち誰も見ないで欲しかった
でも 勝手に覗いてくれてありがとうね
ほら 僕(ら)の絵日記になった ありがとう

1僕(ら)の絵日記

夏を過ごすと
皮膚のポイントカード
蚊に刺されて溜まってくよ
あとふたつで10個達成
夏が終わるまでにあつめられたら
楽な死に方教えてよ
幼稚な脳みそで愛をローマ字うち
L A V ゆー 歯がゆい誤字で
付き合えなかったなミリ単位の誤差

エアコンで風邪ひいた
看病にんアプリで探した
泣いたってもう純粋な僕には
もどれなくてしんどいのね
自業自得さ

BOOK・OFFでかった
モンハン2週間でやめた
何体殺しても
僕をいじめたやつらはなかない
やるせないこどくは
夏に解けて鬱々としたすりガラスわって
早く楽な死に方教えてよ
幼稚な脳みそで愛をローマ字うち
L A V ゆー 歯がゆい誤字で
付き合えなかったなミリ単位の誤差

エアコンで風邪ひいた
看病にんアプリで探した
泣いたってもう純粋な僕には
もどれなくてしんどいのね
自業自得さ

2 ROMした世界

あたし霊感あんだよね
ショートパンツでにやけたあの子は
昼下がり神社にて

昨日駄菓子屋のおじちゃん死んじゃった
この世界で音楽だけが生きている
あたし昨日算数の授業サボってネッ友に会ったよなのに
あの子の輪郭とかぜんぶもう
思い出せるわけ
ないね

ROMした日常をひたすらに
薄目で見続けるのですね、あなたが
こわした世界なんてどれほどちっぽけか
わかるでしょわかるでしょ
なにも
きにしないないないないで


アイスの当たり棒で
小さな虫をそっと殺めた
その数だけの地獄へ ゆく

週刊漫画で覚えたキスもいつの日か上手くなってもう おさなかったころのおもかげなんて
とおく ふかく しろく やわく

あの子が適当な男とそういう遊びをした日、あたしは部屋で歌詞を書いた
その子がテレビに出るアイドルになった日、あたしは東京のライブハウス  1本のギターで闘った

笑笑って音で鳴るスマホを
ドブ川におもいきりぶんなげて
私は森で生まれたのだと
嘘をついて生きていく 
嘘をついて生きていく
嘘をついて生きていく
のはやめろ

ROMした日常をひたすらに
薄目で見続けるのですね、あなたが
こわした世界なんてどれほどちっぽけか
わかるでしょわかるでしょ
なにも
きにしないないないないで
ああ

歪な高層ビルをたべちゃえば
もいちど太陽が見える気がして
こわした世界をとりもどすためだけに
わかるでしょなにも
できないないのなんで
できないないのなんで

3.廃墟ファンシーショップ

おセンチメンタル
大人の汚染地で屈す
幻想郷 陽炎浮遊 まぬけなカフェインで生き繋ぐ
思春期だったのが全部の発端
知的ぶった私だけが惨めね
そんな夜だった

夕べ泣いた跡 わかってた
気付かなかったふりをした 
君の嘘も全部わかってたまもるためだった

ファンシーショップ
潰れないで
夏休み
終わらないで
あなただけは
人間だけど変わらないで
8月32日おねがい
僕の魔法だけはとかないで

誰かのせいにしたい
痛い風貌も気持ちも
誰かのせいにしたい
誰かのせいにしたかったな

4.直射月光

月が綺麗ですねなんて言って
ロマンス語通じないあなた文学部
キラキラネーム抱きしめて
月と書いてるなと読ませて
心あらわれたなら花を抱いて飛べ
著作権切れクラシックで下品な愛をどうか叫ばないようにしなきゃ
愛してるは5文字
もう嫌いも5文字

Aから始まる伝説をBでおわらせるお前の罪
愛で始める人生を音楽で終わらせる私の罪
缶ビールもたばこもエモに
消費されたので泣いている
解像度わるいフィルターで
にぎりつぶしてほしいんだ、希望を
直射月光をさけてくださいね
おやすみ

5.残暑ゆがむかも

割愛。きいてたしかめて

6.赤コーンうさぎ

長い踏切地団駄踏んだら生理きた
世界が赤じゃないせいであたしが目立つな
目立つな
ねえ東京の青色のうぐいす
あなたはとにかく風情なんだから
みみっちーこと俗なことつまなんないこと
絶対言わないでよねん

道路の真っ赤なコーンがうさぎに見えて
通りでのっぽな背伸びの気持ちを
なぜか捨てきれず赤信号に石投げた
死にたくなるなら
その通りに間髪入れず刺せばいいじゃないか
僕の血 しろいキャンパスの上
おどらおどりおどれば
それはそれだけが
尖った芸術 尖った芸術
それは
人を救う芸術

7.化け物を抱えて

蕁麻疹研磨して平らにしよう
ただれた皮膚は僕だけの世界地図
赤い海と大地そっと指でなぞれば
目と鼻の先に本物の空
目と鼻の奥に偽物のアタシ
裸足でまちをあるけば
都会の平熱がわかるかもね
渡海の微熱を吸い続ける

きっと世界そこにないのわかってた
コンクリートを剥がした町
君のあたたかいてのひら
膝丈スカートで隠した概念とか
きっと世界そこにないのわかってた
コンクリートを剥がした高速君の純粋な瞳とか
そういうのだけあればここを東京とよびたいのだ
化け物を抱えて

8.だる

割愛。きいてたしかめて

9.具体的宇宙

僕が宇宙創始者
僕は宇宙創始者
僕が宇宙をつくったのは
手を繋ぐための土地を産むためで
耐えない争いをながめるための
ただの真空じゃないとわかって

君がなくしたと言っていたほんは
僕の部屋の本棚に並ぶ
僕がなくした君への思いも
となりにならべてあるよ

なくしたものやたりないものは
コンビニで買える時代になったね
せいかつに無理やり
リズムをつけたら
病気になまえをつけてあげる
きみらしさになるのならばいい

具体的フューチャーきっと多分
君の描いたとおりにはならない
僕は君以上の端整を知らない
それでも君が泣くのなら
理解できないから助けられない

10.NO WAR YES MUSIC


NO WAR YES MUSIC あたしバカだから
むずかしいことわからないけど
NO WAR YES MUSIC ぼくら人類は
手を繋ぐべきだとはわかっている

11.これはみんなのうたあなたのうたでもある

夜明けを希望と呼ぶあなた
綺麗な月を蔑んで
誰かを傷つけたその口で
もう辞めたいとただ泣き叫ぶよ

やさしさが解かれていく
眩しい朝日に殴られてく
あなたが結んだ親指を
私が解きたい

優しさは普遍だけど
届かなくっちゃ意味が無い
あなたが結んだその拳
私が解きたい

12.感情よ

生ぬるいてのひらは生活を語り
乾いた空は分厚い太陽を抱く
どれだけ綺麗に切り取っても
切り取られた側には穴が空く
どれだけ綺麗に切り取っても
切り取られた側には穴が空く


感情よ海をわたれ
名も知らぬ誰かを救いやがれ
感情よ海をさいて
僕らをひたすら慰めろ
感情よ海をわたれ
名も知らぬ誰かがきっとそこにいて
感情がさいたうみを
私はギターとかき鳴らす

13.厨二ング

あんなに愛していたのに
あの気持ちはもう思い出せそうにないな
あたしはこの夏新しい恋をする
彼の名前は
音楽

私は恋愛ソングじゃ世界は変えられないって思ってる
コピバンはロックじゃないって何回言ったらわかんだよ
音楽気持ちいいってオリジナル作ってから言いやがれ

厨二ング、すまし顔の君
まつ毛の長さと鼻のゆるりが
そっくりそのまま地球になるよ
愛しさばかりを地面に埋めて
いつかかみさまはしんでしまった
だからかな
厨二ング、狂いまくりの日々

14.アイスの硬度

頭の悪い人が書いた歴史小説は
文学理論に殴られて死んでしまいました
ポリフォニーの辺で
メタミステリーを編んだら
私の嘘の花が咲きました 

淡い虹色のスカーフがあなたの頬を撫でるから
白いつま先は「Toe」を真似るから

わたしのアイスの硬度で甘さを確かめたら
あなたの愛するコードで音楽を作ってみて
二人称は勝手すぎる名付けで
一人称はあなたのおまもり

誰かが吐いた嘘で私だけが
真夜中
歌を書き溜める

15.MacBook ぶっっっ壊れた

うん笑

16.よだかの国語

私の国語を教えるね
私の国では愛のことばはタブー
なの
君は数学をやらないで
文系だから
君は数学をやらないの
文系だから
君は数学をやらない
だからバカになった
愛の言葉以外は何も通じなくなった

手首に傷がなくたって
教室が怖い怖い怖い
そんなあたしはよだか
孤独の森は緑色
もうそろそろ  帰らなきゃ
手首に傷がなくたって
家出したいしたいしたい
そんなあたしはよだか
孤独の森は燃えている
もうそろそろ  帰らなきゃ

私の国語を教えるね
私の国では政治のことばはタブー
なの
君は国語をやらないで
理系だから
君はを国語やらないの
理系だから
君は国語をやらない
だからバカになった
愛に似た偽物の言葉しか通じなくなった

手首に傷がなくたって
病気を1人で抱えている
そんなあたしはよだか
孤独の森は緑色
もうそろそろ  帰らなきゃ
手首に傷がなくたって
家出したいしたいしたい
そんなあたしはよだか
孤独の森は燃えている
もうそろそろ  帰らなきゃ

17.帰らなきゃ

怠惰の森で   おいだきボタン連打
私はロックだから
ディズニーチャンネルは見ない

ミスタッチのあとはグータッチ
ぐちゃぐちゃにしちゃった菓子パン捨てた
夏のあぜ道
僕らもう
会えないのならば
手で数えられるほどの愛の数のぶんだけ
その足で鍵盤を踏んで、僕に
対抗して見せてよ

死にたくなったから月が綺麗に見えたなら
そんなものいらない
惑星ごときに文学を重ねないで
死にたくなったから月が綺麗に見えたなら
そんなものはうそだ
惑星ごときに文学を重ねないで

18.謝意shy斜位

よごれたねずみを良心で
洗ってしまったいきものに
よごれたねずみはいいました
ぼくのよごれをかえしてと

謝意SHAI斜位
実はパンダの名前
謝意SHAI斜位
あやまるきもちだけはもちあわせてるのさ

だっておちゃらけた言葉じゃ
ちっともつたわらないっておもった
君の戯言はそれすらきれいで
しんけんのしの字もないように

故郷にするには光りすぎた
東京だけを憎まないでそして
君は罪人になりさがる
夜明けにばかりこだわりすぎた

19.ミルクギター

春の宴で披露するなら
ミルクギターだ
ずっとそばに居てくれよアナログ放送
好きなアイドルのグッズをクリアカバンに入れて
何一つすきとおってなんかない東京で
愛を顕示するのだ
本当に好きな子に本気で好きなんて
僕は言えなかった

熱帯昼夜逆転劇その日悪夢にうなされて
きみの夢をみた
熱帯昼夜逆転劇あの日悪夢にうなされて
好きだった人の名前呼んだ
寝れないからケータイ見て
ケータイ見るから寝れなくなる

夏の宴で披露するなら
さしみギターだ
おろしてさばいてそしたら
ライブTシャツであの町へ

20.アコースティックはアナログラブ


アコースティックはアナログラブ

コンビニ
のツナマヨおにぎりも
アコースティックでアナログラブ
商店街でケンケンパ
アコースティックでアナログラブ
汗の匂いは枝豆の香り
アコースティックでアナログラブ
ここでライブをしてること
アコースティックでアナログラブ

時々落ち込むことがあっても
ヘドバンで早押しクイズ突破して
わたしの
ライブに
来れば全部解決しちゃうから

平等なんて時間くらいよ
求めるばかりじゃ転ぶだけよ
つかれた肩にはまごころを
うかれたヘルニアすっころび
まだ まだ
根拠の無い
魔法や科学は
もう
時間切れ 
やはり
育たぬ土地には花びらを

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