スコーン回顧録
よくスコーンを焼きます。
コーヒーのお供がほしいとき、
ご飯炊くのを忘れたとき、
もそもそした何かを求めているとき、
前髪を切りすぎて凹んでいるとき
中途半端に余ったくるみやレーズンを食料棚の奥から見つけ出したとき、
買ったパンの賞味期限がきれていたとき、
人生に悩んだとき、
特に悩んでもないとき、
あ!と思ったらすぐ焼けるスコーン。
バターで作るレシピが多いけど、オイルならお手軽だし軽やか〜になる。生クリームならしっとり。まる、さんかく、しかく、形もなんでもあり。もはやエンターテイメントです。
そんなこんなで事あるごとに作るたび、お茶とお気に入りの皿を出して写真に収めたものが溜まってきた。
今回は焼いたり食べたりしたスコーンの思い出を振り返ってみようの会です。
(この時点でスコーンという字がゲシュタルト崩壊している人、覚悟して読んでくださいね〜)
ではひとつ目。
全粒粉と安納芋のスイートポテトスコーン。
全粒粉と米油のスコーン生地に切れ込みを入れて、安納芋ペーストを挟んで焼く。挟む行程がおもしろくてすき。練り込みじゃないからペーストの部分の芋感がそのまま楽しめる、ざくざくほくほく、牛乳をください。
これ、ツイッターで仲良しの女の子から教えてもらった思い出深〜いレシピだな… 今年も秋になったら作りたい…
確か生地にあんこを混ぜてかぼちゃペーストを挟んだバージョンも作りました。あまじょっぱくして、ほうじ茶をお供にしたら幸せの味がした。
これはホテルオークラのレシピで焼いたスコーン。
えげつないバターの量、でもヨーグルトのおかげかしつこくなくて、上品で、なんだかデコレーションケーキ食べてるような気分だった。
普段適当な分量で焼いてるけど、研究されたレシピはレシピ通り作る価値がある。
https://theokuratokyo.jp/letter/recipe/scone/
冬のボーナスが入ったらバター買ってまた作ろ。
これはレモネードチーズスコーン。
はしゃさんの『さめない街の喫茶店』という作品に出てくるスコーンを焼いてみた。「甘くなくてザクッとしてて香ばしくてでも軽くないけどさわやかですぐできる」やつです。
バターじゃなくて生クリームを使うタイプ。ずっしりとしていて、チーズの塩気がまた…いい仕事してくれちゃって…コラコラ…
ちょうどWebマガジンのMATOGROSSOでこのスコーンが登場する回が読めるので、ぜひ。漫画の単行本も2巻完結で手が出しやすいので、ぜひぜひ。
http://matogrosso.jp/lutitia-cafe/22.html
他にも『さめない街の喫茶店』のレシピはいくつか再現チャレンジしているから、いつか同じように記事にできたらいいな。
まだまだ続くよ、ポピーシードのスコーン。
無印良品の不揃いシリーズでいちばんのお気に入り、レモンとポピーシードのスコーン!!!!!!!!
ぽいもの。
レモンアイシングはあきらめました、暑くて。
マスカルポーネとレモンカードをサンドして食べたら夏バテ中の身体に染み入った。
こちらは枝豆のパルメザンチーズのセイボリー。
セイボリーは、甘くないお食事系のスコーン。
今度はとうもろこしやトマトとバジル入れてみよう。そうなるとほぼサラダということで…
余談ですがこのお皿ほんとに買ってよかったなあ、スコーンが似合う。
チーズの入ったスコーンが続いた。スコーンは焼き菓子にしては砂糖が控えめだから、少しの塩気で全然違う味になる(と思ってレシピになくてもしれっと入れている)。
最後に、お!これは
なつかしい〜 ひとりでスコーンパーティーしたときの。
楽しそう…我ながら…
食べきれなくて次の週毎日ひとつ鞄に忍ばせて通勤した。
振り返り終わり!
こうしてみると、四角いスコーンが多いみたいですね。成形が楽だからかな…
私は言うほど(何も言ってないですが)お菓子作るのが得意な方ではなく、失敗することも多々あるのですがスコーンはなんといっても作るのが簡単で良い。
材料が揃ってればどんどんボウルにいれてざっざっと混ぜて、焼き上がりまで含めて30分くらいでしょうか。すごくない?
いやはや、焼きたくなってきた。
こんな酔狂な記事をここまで読んでくれた方、ありがとうございます。ぜひおやつにスコーン食べてくださいね。
それでは〜
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