守夜人(教会ルートエンディング)の感想【永遠の七日】


※中国語の部分ははっきり読めていないのでなんとなくで解釈
※思い出しながら書いているので間違ってる部分あり
※日本語サ終後中国版をやりはしないが、ストーリーだけを知りたい人向け、多分にネタバレあり




ホーリースター教会のメンバー

イスカリオ(伊斯卡里奥)…枢機卿。多分偉い人。大体この人が悪い。
イザック(伊萨克)…教会に救われた人。この物語の重要人物。以前の記憶がない。どちゃくそかわいい。
グレ―ㇺ(格雷穆)…教会最強の神器使い。
セレス(瑟雷斯)…教会のシスター。今回はあまり登場せず。
セス(赛斯)…みんな大好き神官様。やる時はしっかりやる男。


教会ルートについて

残り6日と残り2日で目標が変更になるため、目標は前半と後半の2つをクリアする必要がある。
エンディングは前後半クリア、前半のみクリア、後半のみクリア(今回)、どちらも失敗の4パターンあると思われる。
基本的にボイス付き。ただ主人公と地の分は当然ボイス無し。イスカリオとイザックの会話の部分は何故かボイスがなかったような気がするけどたまたま?


メインルート前半

(スタート時から)指揮使いの元にメッセージが届く。

【メインストーリー】陥落地区に異常発生
(【主线】沦陷区的异常来客)
中央市街地は現在神父が激しい魔除けを行っているため、近寄らないでください。
黒門の怪物は殲滅できたと思われますが、辺り一面に黒い残渣が……中央庭はこんな大胆に(後処理に困るような形で)殲滅を行っている姿は見たことがありません。神父の破壊力はモンスター以上です。整備された広場は破壊され、辺り一面にレンガが戦場の流れ弾の如く飛び散っています。こんなのを被弾したら冗談では済まされないですよ!


町に異変が起きているとのことで、晏華から様子を見てくるように言われるので見に行く。
現場に行ってみるとグレ―ㇺというホーリースター教会の神官がモンスターと戦っていた。グレームは強くモンスターを倒すことはできるが、戦い方が大胆なために周囲の町にまで被害を及ぼしているようだ。
神官が街に与えた損害は教会に賠償するのが筋だろうと、晏華は指揮使いに教会に賠償請求するように命じる。

教会にはセスがいた。ご存じの通り、セスは中央庭の神器使いであると同時に教会の神官である。
また、教会にはセスと同じくイザックという男の子もいた。フードをかぶり、指揮使いにそっけない態度をとるイザックであったが、セス曰く「イザックが教会以外の人間と話すのは珍しい」そう。
教会にグレームはおらず、教会も賠償できるようなお金を持ち合わせていなかったため、イザックが教会の力になろうと中央庭の仕事を手伝うことで埋め合わせしたいと申し出る。

金の代わりに労働力で賠償しようとする教会側に対し、どこの馬の骨とも知らない人間が中央庭に加わることにいい顔をしなかった晏華であるが、結局は指揮使いとイザックで町のパトロールに出ることで決着がつく。
(ここで黒核回収だった目標が「イザックと都市中をパトロールしよう」に変更)
教会的にも教会に引きこもっているイザックに対し外の世界を見せてやりたいという思いがあったようだ。
またイザックは教会に拾われるまでの記憶がないようだった。自分で忘れた?

パトロールでは、イザックが異常に人ごみを嫌うということが分かる。
これはイザックが神器使いの力を上手くコントロールすることができず、人に危害を加えてしまう恐れがあるからだという。
イザックの力が度々暴走しそうになることはあり、電車に乗っていたら車内の気温をめちゃくちゃ上げそうになったりする。
教会では出会うことのない人々に沢山触れ、イザックも思う所があるようであった。

途中で教会付近で異常火災が発生しているという報告を受けて、指揮使いは教会に向かう。教会にはセスがいたが、このことについては教会側で何とかするから中央庭には黙っててくれという打診を受ける。
中央庭に特に異常がないことを伝える指揮使いであったが、中央庭にいたヒーローは指揮使いが何か隠し事があることは見抜いているようだった。


前半感想

今回が中国版の2周目という事もあって、元々アンルートに行く予定だったがメールを確認したとたんこのルートに飛ばされてしまった。

前半のメインルートを進めるにはあまりにも神器使いの数も少なく、めちゃくちゃ低い建設力(3人合わせて16)も合わさってクリアができなかった。

本ルートは男キャラばかりが登場するが、とわななの男性キャラは非常に魅力的に描かれているため、男性にも楽しめる作りになっているのが非常に良かった。

前半は結局ストーリーを最後まで見ることができなかったが、イザックがめちゃくちゃ可愛かったです。指揮使いと1対1の時は結構強めに出れるのに、人ごみで他の人と話すときは途端に指揮使いの後ろに隠れて怯えているような挙動を見せるのが非常に良い。

主人公もだんだんとイザックに慣れていくようなそぶりを見せ、ワタリのカフェに2人で行ったときにはイザックに女装を勧めるなど、相当の信頼関係が築かれているものと見える。


メインルート後半

さて、教会に拾われるまでの記憶のないイザックであったが、ここでイスカリオがイザックに接近し、過去の記憶を思い出させてあげようとする。
イザックの覚えている記憶の中で、イザックを最初に救ってくれたのはイスカリオであったため、イザックはイスカリオにある程度の信頼を得ていたらしく、この話に乗る。

さて、指揮使いが目を覚ますとイザックの姿が見当たらない。セスやグレームと一緒になってイザックの行方を追うが、途中でイザックの記憶を誰かが思い起こさせようとしていることに気付く。セスやグレームには大体の犯人の目星がついているようだった。

ここで、イザックの過去について語られる。
教会はその昔、人造の神器使いの実験に着手しており、イザックはその過程で生み出された神器使いであった。
しかし力が不完全なために自分で自分をコントロールできないようであった。
また、イザックは力が暴走すると巨大モンスターであるハウンドになるらしく、最近町で起こっていた異常火災や巨大モンスターは全部イザックの仕業であった。
特にセスはこのことを何とかしようと奔走しており、中央庭に知られないように工作していたのもイザックの事を思っての行動であった。

さて、過去の記憶を思い出したイザックは完全なハウンドとなり、既に町のあちこちで異常火災や巨大モンスターの報告がなされている。指揮使いはセスと一緒にイザックやイスカリオの居場所を突き止めようとする。(後半の目標がイザックの居場所を突き止めるに変更)
セスは町を守るのが仕事である中央庭に所属すると同時に、同じく所属している教会の不祥事という事もあって、人一倍責任を感じているようだった。

ハウンドは「狙った獲物を何があっても追いかけ続ける」という習性があった。今回イザックは指揮使いに目標を定めているらしく、中央庭やセスとしては指揮使いを守りたい思いがあった。

迎える最終日、指揮使い達はついにイスカリオの居場所を突き止める。セスはこの時の対決のために、「もしもの時の最終手段」を携えて挑んでいた。

最終決戦では指揮使いはモンスターと化したイザックとの決戦に臨む。
無事にイザックに勝利したが、いくらダメージを与えてもハウンドは無力化せず、指揮使いの命が危ぶまれる。

そこでセスの持っていた「最終手段」が発動する。セスはハウンドの目標を自分自身に付け替えることで、指揮使いの命を守ろうとしたのである。
指揮使いの引き留めもむなしく、セスの姿は霧の中に消えていくのであった。


後半感想

セス―――――――――――――!!!!!!!!

前々から大好きなキャラではあったけど、まさかこういう展開になるとは想像つかなかった。

中央庭と教会が今回の大きな舞台であり、その両方に所属しているセスは人一倍負担が大きかったのだろうと思われる。

よくよく思い返してみると、指揮使いが「セスは(今回の事件について)どう思っているの?」と聞き、「俺だって色々思うことはあるさ」みたいな会話を何度か繰り返しているような気がした。

その後指揮使いはやっぱり死ぬんだけど、何故死んだかは記憶を何回か見て中国語を読む必要がありますね。ただ【私の記憶】が見れないんですよね……黄金のハサミを持って来いって言われてるんでなんとかこの辺り解決して顛末に追記してみます。

セスほんといい人。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?