◯◯か◯◯かの考察


「嘘か真か」と「真か偽」は聞いていることは同じなのに順番が違っています。「真か嘘か」「真か偽か」若しくは「嘘か真か」「偽か真か」となっていないのは何故なのでしょうか?気になったので、自分なりに考察してみました。考察の中で出てくる◯◯か◯◯かの順番は、検索して多い方や聴き馴染みがある方を採用しています。

1五十音による分類
 五十音で早いほうが先に来るという意味です。この分類に当てはまるのは、犬派か猫派か、海派か山派か、米(ご飯)派かパン派かなどです。
 しかし、「嘘か真か」と「真か偽か」では、「嘘か真」は五十音で早い方が先に来ていますが、真か偽は五十音で遅い方が先に来ています。濁点、半濁点は別に考えるべきという議論はありますが、この分類では全ての◯◯か◯◯かを説明できません。
 英語なので、議論の余地はありますが、インドア派かアウトドア派かの場合もこの分類には当てはまらない例外といえます。

2文字数による分類
 文字数が少ない方が先に来るという意味です。そして、文字数が同じ場合は1五十音による分類ルールが適用される。つまり2は1に優先するということです。これによりインドア派かアウトドア派かの問題は解決します。
 しかし、真か偽かは、文字数が少ない方が後に来ているためこの分類でも全ての○○か○○かを説明できません。

3結論 
 結局どの分類でも例外が出て、すっきりしない結果になってしまいました。しかし、例外というのは大事な視点で、何でも二分したり、まとめて分類しようとするのは、危険な事態になりかねないと考察していく中で気づきました。
「あれ?何か深そうなこと言って逃げようとしてる?」と思った方は、自分が「深そうなことを言って逃げようとしている」か「深そうなことを言って逃げようとしていない」かを考えてみて下さい。
 自分は半濁点という表現が気になって、答える余裕が無くなってきたので、また別の機会に答えようと思います。半濁点は濁点ありきで考えすぎだと思うので、破裂点を推していきたいですね。
         


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