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海外に住むということ。

昨夜は大きな地震があったみたいですが皆さん大丈夫でしょうか?無事を心から祈っております。

急にiPhoneにパッと日本で震度6の地震があったと表示されて、すぐにyahoo!のニュースを見ようと思ったら回線が混んでいたのかページが開かずものすごく不安になりました。

情報がわからないまま、家族の住む日本で大きな災害が起こって初めて海外に住むことの怖さを知りました…もし、家族や友達や仲間に何かあってもすぐにはどうすることもできない…あらためてその現実に直面しました。

幸いにもyahooのネット回線もすぐに繋がるようになり、SNSなどでも様々な情報が入ってきて事態を理解することは出来ました。

地震が起きるつい数時間前まで母親と何気ないLINEをしていたのですが、地震のあとは母親や父親が本当にとても心配になり連絡はついて安心はしたものの、心の底に残る恐怖感というかなんとも言えない気持ち、LINEやメールですぐに連絡は出来ても現実的に距離が遠く離れていることを思い知らされました…。

そんなタイミングで、海外で一生懸命頑張る日本人学生さんとお話する機会がありました。

ニューヨークにあるNYUという大学で演劇教育について学んでいるとのことで将来は英語演劇教育を日本で普及させたいという熱い志を持っていて、僕が考えていたことと重なるところも沢山あり、ものすごく刺激的でしたし海外の大学で演劇を学んでいるということに少し嫉妬してる自分もいました。

自分にはその年齢の時にそんな英語力もなかったし、自分の人生に対するしっかりとしたビジョンを描けてもいなかったなと…。

なので凄く眩しかったですし、今の僕にできることといえば精一杯応援することくらいしかないですが、いつか必ず日本でも沢山の人が英語で演劇教育を受けられる環境が出来たらいいなと思ってますし、いつかは僕もそんな環境をミュージカルで作っていきたいとも思っています。

#自分が学生時代にそんな授業があったら本当に嬉しかっただろうなと思ってました

地震という災害で日本に思いを馳せて少し気持ちがぐらついていた時に、こういう夢を持つ若者と話すことで僕自身があらためて日本という国を離れてニューヨークにいる意味、何をしたくて何をしなければならないのかというのをあらためて見つめ直すことが出来ました。

感謝です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。そしてくれぐれも余震にはお気をつけください。

小野功司


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