ナミダのカタチ

涙、なみだ、ナミダ……

最近、ドラマの演者の気持ちにすぐ

共感し、知らぬ間に涙が流れる

過去の愛する人やペットとの

別れのときに想いを馳せる

意識を向ける

場面が映像として浮かぶだけで

なみだが溢れる

涙は頰を伝い

落ちるときは

丸い球体になって

意識のかけらとなって

宙を舞う

消えるのではなく

その意識ひとつ一つの想いの

結晶となって

異次元の空間にひらひらと舞い落ち

意識のカタチに降り積もる

雪の結晶に似ているが

この意識の結晶は融けることなく

永遠に残る

そして

その人のオーラの輝きに反射し

キラキラと

プリズムの

色をカタチとなす

意識の高まり

変容とともに

この結晶は舞ったり

沈んだり……

意識の詩となり、音符となり

曲を奏でる

その人だけの曲を

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