精神科医がみるヴァニタスの手記

第1クールは2021年7月から9月に放送。ここで終わるのってところで終わった。笑

ヴァンパイアとヴァンパイアにかかる呪いを解く方法を持っている人間が互いに助け合い、呪いと戦っていくお話。

この種族が違う二人が共存できる世界が良いなって思います。

人間は、基本的に自分と違うもの、外見、考え、全てにおいて距離を置こうとすることが多い。しかし本来、違いはただの違いであって、拒絶するものではないのです。

グループやチームで行動するとき、お互いに情報を共有する日強があります。共有という言葉には、2つの意味があります。

”共通の共有” そして ”違いの共有”

共通の共有とは、同じ目的や目標を理解しあっていること。今年のスローガンは何か、今日の試合の目標は何か。これは一緒に仕事をしたり、試合をする中で共通認識していなければいけません。

もう一つ、違いの共有はみんな意識をしないとなかなかできません。
例えば、得意、不得意は人によって全然違います。なぜ今スポーツをしているのか、練習が万全にできる環境なのか(家庭のことなど含め)何年目なのか、などなど人間同士育った環境が違うので、共通することより、違いの方が多いはずです。

でも、違いはただの違いであって、何が悪いということは全くない。

アオアシというサッカー漫画では、ユース出身が良いのか、高校サッカー出身が良いのかという面で対立する場面が出てきます。
これも本来は対立する必要はありません。

違いとは、拒否するものではなく、その中で長所と短所を共有単なる材料

にすぎないのです。
さらに

違いがあるから、学びが生まれる
皆が同じ方向を向いていて、違いがなければ学ぼうという気持ちにはなれません。そもそも学ぶ素材が少ないです。

違うからこそ、互いの理解をすることでチームとしても自分個人としても、さらに強化できる。

ですから、自分と違う考えの人がいた時、最初から拒否や否定をするのではなく、

違いはただの事実。それを共有して良いところを引き出し合おう。

と考えてみてください。


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