見出し画像

思い込みを味方につけたら、あなたもきっと「やればできる」

「思い込んだら試練の道を」

昨日の記事では「思い込み」の怖さをお話しました。

しかし、逆手にとって「思い込み」を味方につけるという方法もあるのですよね。

「やればできるよ、できるよやれば。」

西武ライオンズの栗山巧選手が登場曲としているクレイジーケンバンドの「あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ。」です。

「そうは言っても、やれると思い込める根拠がない」という方も少なくないでしょう。

そんな方にお勧めの方法があります。

「プラセボ効果」という言葉をご存知ですか?「偽薬効果」「プラシーボ効果」とも呼ばれます。プラシーボは薬理作用のない薬という意味ですが、元はラテン語で「喜ばせる」という意味の単語から来ています。頻回に痛みや不眠の症状を訴える方に対して薬を多用に使えないときに「とてもよく効くお薬ですよ」と服用していただくことがあります。(もちろん看護師の判断ではなく医師の指示のもとによります。)

実際に苦みのある薬を「少し苦みがあります」と言って服用していただいたときと「とても苦みがあります」と言って服用していただいたとき、どちらも同じ苦さには変わりがないのに、大脳皮質の味覚情報を処理する部位の苦さへの反応のが、事前に取り入れた情報によって変わるということが明らかにされているそうです。 思い込みにより、脳の活性部位までも反応が変わるということです。

だからと言って「やればできる」と唱えているだけでは「本当にそうかな?」と疑いの思いが湧き上がることもあります。それではどうすればよいのか?

それは「自己流をやめて上手くいっている人を徹底的に真似る」ということ。この人のようになりたいというお手本になる人を見つけて、とにかく徹底的に真似ます。模倣=真似をすることは新しい技能を身につけるためにはとても重要なことです。

見習いたい人の存在は「その人のやり方を信じて真似をすれば成功する」という「良い思い込み」にとても役に立ちます。

それを続けていく中で自分のものにしていくのです。

「やればできる」良い思い込みを味方につけて、あなたもきっと「やればできます」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?