見出し画像

泣きたいのに泣けない人は、そっと私に教えて

「泣く子はいねが〜 泣いてる子はいねが〜」

この台詞だけでわかる人にはわかる。

深谷かほる先生の『夜廻り猫』の主人公、猫の “遠藤平蔵” が夜な夜な街を廻りながら、発する言葉。

人知れず涙する人の心にそっと寄り添う “遠藤平蔵”

現実社会にも、遠藤さんがいたらなと思った人は少なくないはず。


生きていればさ、本当にいろいろなことがあるよね。


顔で笑って心で泣いて。

煌びやかに見える有名人だって、心の中に隠した涙があるかもしれない。

遠藤さんは、そんな隠した涙の匂いを嗅ぎ分けるのが得意なんだよね。


我慢できずに人前で涙を流した時、私の師は「涙は心のデトックス」と静かに泣かせてくれた。

私が今笑っていられるのは、師のおかげでもあるんだ。

だから決めた。

師や遠藤さんのように、今度は私が人の心に寄り添うと。


泣きたいのに泣けない。

誰かに聞いてほしいのに、誰にも話せない。


街のどこかで人知れず涙を隠しているそこのあなた。

話してごらん、あなたの話をただただ聴くよ。


メンバーシップはこちらから。↓





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?