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覚えたいこと、忘れたいこと

今日もご訪問いただきありがとうございます^^

仕事や勉強で覚えたいことがあるのに「なかなか覚えられないし、覚えてもすぐに忘れてしまう」そんな風に困っている人はいませんか?

ドイツの心理学者エビングハウスは、人が記憶したことをどのくらいのスピードで忘れてしまうかという実験を行いグラフに表しています。エビングハウスの「忘却曲線」です。

この実験によると、1時間後にはだいたい50%を忘れるという結果が出ています。それが24時間後には約70%、そして、1ヶ月経った段階では、ほとんど記憶に残っていないという結果になっています。

「せっかく勉強したんだからずっと覚えていられたらいいのに」

本当にそう思いますが、人間の脳は忘れるようにできています。そうでないと、脳は容量オーバーでパンクしてしまいます。そうならないように脳は「忘れる」ようにプログラムされています。

では、大切なことを覚えるためにはどのようにしたら良いのでしょうか?

それは「何度も繰り返す」こと。「復習」ですね。

実は「覚える」ためには「忘れる」ことが重要なので、忘れることを嘆く必要はありません。一度忘れて覚えなおしたことは忘れにくくなるのです。

また逆に、覚えたいことはすぐに忘れてしまうのに、忘れたいことほど繰り返し思い出してしまうということはありませんか?

覚えるためには「繰り返す」とお伝えしました。

忘れたいほどの嫌なことというものは、悩んだり反省したりと何度も頭の中で考えてしまっています。忘れてしまいたいのに、実は繰り返し復習していることと同じことをしているのですね。

「忘れよう」と思えば思うほど、そのことは脳に深く刻まれてしまいます。

上手く気持ちを切り替えられるのが一番ですが、なかなか難しいときは身体を動かしてみましょう。身体を動かしながら考え事はしにくいですし、ストレッチやジョギングなどは気分もリフレッシュできます。

覚えたいことは繰り返し、忘れたいことはさらりと流す。

できるかできないかではなく、まずはやってみましょう^^



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