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SNOWRUNNER遊んでるんだけど

時間が溶けて仕方がない。
ぬったぬたの泥道を進んで荷物配送するゲームなので、1回の配送にだいたい10~30分っていう振れ幅で時間が溶ける。
しかも新しいMAPが出るとその探索に3時間ぐらいはかかる。
だいたいのゲームシステムと遊びの感覚、その課題は分かったので、遊びたい気持ちが強く出ない限りSNOWRUNNERはここらで消極的になっておこうと思う。(そうしないと反復作業に時間が溶けすぎる)

めっちゃ面白いけどね。
トレーラーのエンジン音とかぶ厚く出来てていいし。
軽車両でのクロカンの面白さや、重いものを引っ張ったり沼地から引き揚げたりクレーンで荷物を移動させたりする重機作業の面白さ。
スイスのGIANTS Softwareが作るファーミングシミュレーターや重機シミュレーターのような極端な作業感もない。(とはいえ0ではない)

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このあたりの違いの理由は、たぶん導入の丁寧さ。少しずつ行動範囲や出来る事が拡がってくるスピードが順序立っているからだと思う。MAPだって、ひたすら農地を見続けるのと違って景色も変わって旅感があってゲームとして飽きづらい。
プレイヤーは、最初は狭い所に閉じ込めておいて世界の狭さとがんばったら拡がることを教えるほうがゲームプレイにおいては良いのだと実感できる。

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次回作を作るならSNOWRUNNERは以下の課題を解決して欲しい。

・町の生命力の薄さ
配送したら「おつかれさん」ぐらい言ってくれるキャラは欲しい。
よく利用するガスステーションとかにも馴染みの人いてくれ。
さしたるストーリーは不要だが、今は町が無人すぎる。登場するクエスト開放の条件としても魅力的なはず。

・主人公の生活感の薄さ
眠いから目がかすんでくるとかのバッドステータスを設ける必要は全くないが、とにかくプレイヤーが操る主人公は不眠不休でありホッとさせてあげたい。ここまで進んでゲームを終えよう…と思える部分。寝る/飯を食う/タバコを吸う/コーヒーを飲むとかね。

・公共事業の拡充と巻き戻り
今作の公共事業は、岩や倒壊した建物の除去、橋の建設しかなくてすぐに終わってしまう。だが、MAPの先を見るための開放条件や移動の便利化は
作業ゲーにおいて、これ以上ない望まれる要素なのであれこれ入れて欲しい。舗装路整備、落石除去、橋のアップグレード、電線電波工事、治水事業…特に舗装路の整備や落石除去でハイウェイトラックの活躍場面を増やせるのでは?舗装路や落石は、デスストランディングのように一定時間放置すると元の状態に戻ればいい。

・倉庫や拠点の拡充
配送すればするほど見た目や使い勝手が良くなって欲しい。
拠点が足りず移動に無駄な苦労をすることが多い。

・連結トレーラー管理
ある程度進むと連結用トレーラーが道路に放置されるが倉庫に入れられないのが不便になる。連結用トレーラーも倉庫に入れさせてくれ!
とまあ、こんな感じだろうか。

要するに、人間の存在感と、MAP移動の便利化を作業に還元して欲しい…という。

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そして、もっと言うと二次大戦や一次大戦ぐらいの世界観で兵站確保のために車両を駆って道なき道を進んで偵察し、資材を運んで橋頭保を築き、地雷を除去などして安全を確保するなどして、自軍勝利のための工兵として世界観を変えたりするともう最高。
戦闘は無くていいから。
クルップ・プロッツェ(写真のやつ)とか乗りたいわけですよ。 

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