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悪の教典

いまさら見た。
ビニール袋に石かなんか入れたやつが強すぎる。
散弾銃の弾も、どこに持ってるんだ?多すぎ。

この映画は、プロモーションでコケてる感があり(大島優子の号泣含む)、伊藤英明が教壇に立っている宣材写真もなんか地味だったりして、三池映画にしては奥歯に物が挟まったような印象があった。映画を見た後は、結局「クラス全員皆殺し」というコピーがいちばんしっくり来るな、と。

生徒や先生、保護者の中身をほとんど描かず、結局、淡々と伊藤英明が逃げ惑う生徒を撃ち殺していく仕上がりになっていて、伊藤英明としては俳優の幅を見せられているが、映画としては、もっと無名の俳優のほうがフィクション感が薄れて怖さが出たんじゃないか?と。

この映画を面白いと思えるかどうかは、観客のスタンス次第。私を撃ってと言わんばかりにキャーキャー叫ぶ女子生徒に「可哀想」と思うか「演技がんばってるね~」と思うか。
プロモーション、残虐で怖い映画と煽り過ぎたのは失敗じゃないかな。

じつは、ショットガンのリロード中に一斉に襲い掛かれば、余裕で倒せそうだなと、ずっとヤキモキしてたけど。

最後に、水野絵梨奈の体のラインが美しいのは印象に残った。調べたら元Eーgirlsだった。なるほど、ダンスで鍛えた体なのか。

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