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第97回 天理教青年会総会―ほこりを減らし、誠を増やす毎日を―

 11月25日、第97回「天理教青年会総会」が本部中庭で開催されました。4年ぶりに人数制限を設けずに実施された総会でした。
 此花分会は、10時20分に詰所を出発し、本部東側の基壇で集合写真を撮りました。本部中庭では、国内外から多くの会員が続々と集まって来ました。
 青空が広がる中で、11時に総会が始まり、式典では、礼拝、開会宣言の後、中山大亮会長の告辞がありました。中山会長は、青年会が掲げる基本方針「心を澄ます毎日を」を実践するための2つのポイントである「ほこりを減らす」と「誠を増やす」について、順を追って話を進められました。
 まず「ほこりを減らす」について、普段、自身がどんなほこりを積んでしまいがちなのかに気付くことが大切である。人間関係に悩んだときに、相手に向けた矢印を自分に向けることで、ほこりに気付くチャンスとなり、それをどれだけ減らせるかがとても大切である、と述べられました。
 次に「誠を増やす」について、誠は、人の良いよう、喜ぶよう、たすかるような言葉掛けや行いであり、そうした日常生活の小さな誠を積み重ねていくことが大切である、と述べられました。また、人に親切にしたときなどに、人に見返りを求めてしまいがちであるが、神様へのご恩報じのために誠を尽くすことが本来の目的である、と諭されました。
 最後に、「今は教祖百四十年祭へ向かう三年千日です。課題はもちろんいっぱいありますが、失敗をしながらも、もがきながらも楽しんでいくこと。一人ひとりが教祖のひながたにヒントを求めながら、ほこりを減らし、誠を増やす努力をすれば教祖が喜んでくださる」と述べられ、話を締めくくられました。
 続いて、真柱様のメッセージを中田善亮表統領が代読しました。その中で、「この三年千日は普段よりしっかりとひながたを意識して通るということを、青年会活動の中で心掛けてもらいたい」と求められました。その上で、「全教が一手一つに歩むべきこの旬に、青年会の皆さんも仕切って布教と求道に励んで、ご存命の教祖にご安心いただき、お喜びいただける姿を目指していただきたい」と述べられました。その後、会員が「あらきとうりょう指針」を唱和。最後に全員で『天理教青年会々歌』を斉唱しました。

模擬店出店

 総会終了後には、神殿でお願いづとめが勤められ、此花分会も全員で勤めさせていただきました。午後にはフットサル大会やお話し大会、後夜祭などが開催され、此花分会の会員は充実した一日を過ごすことができました。        

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