花を長く持たせる方法

花を飾るのを習慣とするには、
近所のお花屋さんを馴染みにするといいでしょう。
すぐに買いに行けますし、
買った花を早く活けることができるからです。
花を買いに行った際、何を選んでいいのかわからない場合は、
季節の花を取り合わせた花束がありますので、
その中から選ぶといいと思います。
買ってきた花は、花ばさみで適当な長さに切りながら
花瓶に入れていきます。
私は最初からあまり短く切ってしまわずに、
少し長めに活けるようにしています。
花をもたせるために「水切り」といって二～三日に一度、
茎を切るからです。
　花を持たせるコツといえば、花屋さんを経営する友人に
教えてもらった意外な方法があります。
それは、花瓶に水を入れた際に、ほんの数滴、
漂白剤を混ぜるのです。
驚きましたが、やってみると本当に花がよくもちました。
花束を購入した際に、花もちが良くなる
液体をつけてくれることがありますが、
成分はだいたい似たり寄ったりのようです。

～『女子の品格』（致知出版社）より