日本が守られていると思わずにいられない理由
今朝、通勤ラッシュ時に電車に乗りました。
なんだ、混んでるじゃない!
でも、ぎゅうぎゅう押し込まれるほどじゃない。だからたぶん、これでも空いているんですよね。
世界の国々は、日本の満員電車を見て恐れおののきました。
日本はヤバイ!
あんな国に行ったらイチコロだ!
他国ながら心配しているぞ、大丈夫か?
いや、大丈夫じゃない、日本人、危険だ❗️
というわけで、WHOのテドロス氏は、日本をさんざんあげづらい危険国に指定しましたね。
ところが、待てど暮らせど日本はとんでもないことにならない。
(ここで気をつけるのは死者数です。感染者数だと、ちょっと判断しづらいためです。)
たとえば、今のイタリアのようになるのではないかと、わたしも2月なかばくらいまでは思っていたのですが、そうはならなかった。今のところは。
おかしいな?なんだろう?
諸外国は、今や日本がなぜ抑えられているのか、いぶかしんでいる。
そして、確か4日前くらいに、いつの間にか日本は危険国リストから外されていた。
リストに入れる時は、あんなに大騒ぎしたのに、外す時は黙ってやってる。
さて、ここからは私個人の勝手なる夢想のようなものですから、その点ご了承下さい。
日本が大丈夫な理由は多岐に渡ります。
まず、なんといっても衛生観念が世界レベルと段違い。
日本では、おしぼりが当たり前に出てきますが、他国には、ありません。滅多に。
トイレの清潔さも段違い。
トイレには神様がいるから、きれいにしなければならない、というしまつ。
ついでながら風水では、といれをきれいにしておくことは、健康運と金運を上げるとされています。
食べものも、そう。日本食は穀物と野菜と海藻をよく使いますが、それを発酵させることがとても多い。菌と仲良しなのだ。
そして、水。水に恵まれているから、とにかくじゃぶじゃぶよく洗う。
その最たるものが、お風呂。こんなにお風呂に入っている民族は、ほとんど、ない。ドイツのスパなどは、あくまで治療のようなもので、日常的とは言い難い。
さらに、わたしは、実はここがすごいと思っているのですが、日本の天皇は祭祀でもあること。
2000年余りの歴史を誇る国は世界でも稀ですが、その歴史のなかで天皇は神事や仏事などを通じて、国家鎮護と民の安寧を祈ってきたのです。
もちろん今に受け継がれていることです。
この2000年余りの祈りの蓄積は、すごいものがあると思う。
さて、この科学の進歩が著しい時代に、にほんでは数年前からパワースポットなどといって、お参りするひとが激増しました。
祓えたまえ 浄めたまえ 神ながら守りたまい さきわたまえ
祓い、浄め と、上記の衛生観念は、ここにも現れています。
まず、浄めて清潔にする。
それから、神さまに守ってください、幸せになれますように、と、唱えるようになっているのです。
これを奇しくもパワースポットブームで、かなりたくさんの人が祈るようになった。
ここでも、祈りの蓄積があります。
この祈りの力は、すごいと思っています。
夢想かもしれませんが、わたしは信じているのです。
日本は、大丈夫。
みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。