「ガード」持ち評価

「ガード」持ち評価


ドラゴンボールドッカン、8周年イベントがはじまっています。
特に7周年で「リーダースキル200%時代」に突入してからはキャラクターとイベントのインフレも加速しており、様々なランキングが塗り替えられています。今回はそのなかで「ガード」に関する能力を持つキャラクターの話です。

パッシブスキルにおける「ガード」は通常の属性ガードよりも多くのダメージを軽減します。これは五属性での得意不得意だけでなく、超/極/未覚醒の覚醒属性計算が加味されており、通常の高難易度ボスでは想定できない「敵が未覚醒の状態」で攻撃を受ける場合として計算されるからです。
通常の五属性計算時より更に10-20%程度軽減します。

攻撃のインフレに対して防御性能のインフレは比較的抑えられ気味であり、この能力を持つキャラクターはいわゆる賞味期限が長い傾向にあります。

元々1周年イベントで実装された【地獄の羅刹鬼】スーパージャネンバが持つパッシブスキルでしたが、今回の8周年イベントまでに他にもいくつかのキャラが持っています。

特に使いやすいものを中心に今回10点満点の点数付けと紹介解説をしていきます。

・【冷静沈着なヒーロー】ガンマ1号


防御評価:10点

登場4ターン限定のガードですが、その間に攻撃を受けることでステータス上昇と永続的なダメージ軽減(最大50%)に移行していき防御性能は非常に高い状態をキープします。特に2回目登場時はガードとダメージ軽減が両立しやすい状態であり、中期戦を得意とするキャラクターです。
全体へのDEFサポートと格闘系必殺技の超高確率(70%)無効を持ち、7周年イベント以降の現行インフレにおいても最前線と言える性能のキャラクターです。

・【爆発する潜在能力】ピッコロ(潜在能力解放)


防御評価:10点

こちらも登場3ターン限定のガードですが、固定でダメージ軽減20%があり、攻撃を受けることでステータス上昇を図るというガンマ1号の類型です。
DEF実数が非常に高く、ダメージ軽減と合わせて最硬と表現して問題ありません。
HP30%以下での全回復とダメージ軽減率の上昇、アクティブスキルでの巨大化などピンチを脱する性能も随一な上、特定のパートナーを用意すれば攻撃力も最上級であり、現状参加できる全てのイベントに対して最適なリーダーという状況です。

・【勇ましい交戦】ピッコロ


防御評価:9点

全くの無条件ガードという点では、このピッコロが最前線です。上2体と比べると攻撃力が著しく低いですが、ピッコロ(潜在能力解放)側からみてもリンクスキルが多くつながるベストパートナーであり、自身のダメージ軽減条件である「劇場版HERO編成」も満たすため上2体と共に相互に使いやすい特徴があります。

・【誇りと希望の力】超サイヤ人ゴッドSSベジータ&超サイヤ人トランクス(未来)


防御評価:9点

登場5ターン以内もしくは1番目に配置のどちらかでガードが発動します。
特に先制攻撃を受ける可能性がある1番目は行動前防御性能が他の場所よりも高く求められ、そこの適性が高いこのベジータ親子は非常に優秀です。
ガンマ1号、ピッコロ(潜在能力解放)と同じく攻撃を受けることでステータスを上昇させるタイプで、現行の「手数の多いボス」に強い型となっています。

・【とびっきりの超戦士】超サイヤ人孫悟空


防御評価:8点

(ターン開始時)HP60%以上もしくは復活後にガードが発動します。発動にHP下限条件のあるタイプは「ピンチに弱い」要素があるので高難易度向きではない側面がありますが、これはHP59%以下を条件にした「復活」という非常に「ピンチに強い」スキルと併せ持っており、隙がありません。
実戦では殆ど無条件ガードのような感覚で使えます。

・【限界以上に極められた力】孫悟飯(青年期)


防御評価:7点

上記5キャラが全て2022年度中の実装なのに対し、2020年7月実装という圧倒的に古いキャラですが、無条件ガードと必殺技追加効果のATK,DEF無限大幅(50%)上昇という二点で長期戦の適性が非常に高く、未だに最前線のキャラクターです。「ガード持ちは賞味期限が長い」を根付かせた一因でもあります。流石に短・中期戦ではこれより優先するキャラクターも大分増えてきましたが、カテゴリーによっては未だに筆頭戦力です。

・【目覚める真の力】超サイヤ人孫悟飯(少年期)


防御評価:8点

極限によってHP58%以上のときにガードが発動するようになりました。
ターン経過と必殺技追加効果でDEFが成長するので長期戦に強いです。
自己気力補正も最大+8と高水準で、リンクの繋がりを意識せず色んなカテゴリーで採用しやすいです。所属カテゴリー最多の瞬間もあったキャラクターですが現在でも21個とめちゃくちゃ多く、バトルロードでの使いやすさは一級品です。
元々は変身する必要はほぼありませんでしたが、変身後に超火力を獲得したことによって以前よりは変身しても良いタイミングも増えました。

・【火を噴く邪心】スーパージャネンバ


防御評価:7点

1番目か2番目に配置することでガードが発動します。上のベジータ親子で触れたように1番目でガードが発動することは他の配置よりも有意性が高く、それだけでも優秀なレベルです。2番目に置くことでガードとステータス成長が両立するので最も適性があるのは2番目配置なのですが、ステータス成長しきったあとは1番目を完璧に任せられます。
最も普遍的な「気弾系」必殺技への確率耐性も持っています。
極系特有のリンクスキル「BOSSリンク」によって見た目以上のステータス値を誇ります。

・【あの世の秩序の崩壊】ジャネンバ


防御評価:7点

無条件ガードかつ気玉獲得数によってはダメージ軽減30%とサポート性能が追加される優秀な防御キャラクターです。上のスーパージャネンバとは「BOSSリンク」「変身タイプ」という重要なリンクが発動し、ベストパートナーです。
変身能力を持ちますが条件、変身後性能ともに現行イベントにあまり噛み合っておらず、変身前での運用がベースとなります。

・【限界突破の超パワー】超サイヤ人3孫悟空(ゼノ)


防御評価:7点/9点(DBヒーローズ編成)

無条件ガードに加え、2種類のダメージ軽減スキルで非常に高い耐久力を持ちます。「DBヒーローズ編成」でなくともガードは機能するので面子の足りないカテゴリーでは採用しやすいですが、「DBヒーローズ編成」においては最強クラスの防御性能となります。

・【容赦なき断罪】ゴクウブラック(超サイヤ人ロゼ)&ザマス


防御評価:8点

登場3ターン限定のガードであり、攻撃を受けるたびにステータスが上昇するタイプです。さらに必殺技追加効果でのDEF成長とターン開始時のHP回復があり、極限によってかなり上位の耐久力を獲得しました。
数少ない極系かつリンクスキル臨戦態勢を所有するキャラクターなので、未来編カテゴリーのような超極混在でも活躍しやすいです。

・【惑星侵略の一幕】セリパ


防御評価:9点(下級/ギャル編成)

登場4ターン限定のガードであり、攻撃を受けるたびとガードをするたびの2種類でステータスが急激に上昇します。
下級戦士もしくはピチピチギャル編成で上記の性能を発揮しますが、(値自体は最上級ながら)どちらも現状弱い方のカテゴリーに分類されてしまうのは事実です。しかしながら下級戦士には一部の悟空とバーダックチームが、ピチピチギャルは第6宇宙の多くが所属する都合、今後のフェスの内容次第では活躍の場を増やします。

・【秘蔵の戦闘装置】人造人間16号


防御評価:9点(対技ボス)

対技最終防御兵器です。他のガードキャラと違い「ガードが決まればさらにダメージ60%軽減」という「ガードできる攻撃に対しては無敵」の性能で一部イベントで採用されるキャラクターです。
条件次第では元々得意である技属性以外にもガードが機能するタイミングもあり、「最終面のボスが技属性」というステージでは使いやすく、道中も足をひっぱるほどではありません。
具体的には「目醒める恐怖!セルマックス」での人造人間カテゴリーパーティなどで使うことができます。

・【怒りの抹殺】フリーザ(最終形態)


防御評価:8点(対悟空の系譜)

対「悟空の系譜」特化のガードキャラです。人造人間16号ほどではありませんがこちらも「ダメージ50%軽減」となり、ガードが決まる攻撃に対しては強い耐久力を持ちます。
ただし元々のステータス補正が高くないので対技であっても無敵というほどではありません。本命はやはり「悟空の系譜」を相手取る場合に、「最凶の一族」を主体とするカテゴリーパーティで挑戦する場合です。

最後に



※他にもガード持ちはいますが、条件やステータス、編成がセリパ以上にあまり現実的でない点や確率依存など実用上での不満点があり、現行で使う可能性が高いキャラクターは上記のメンバーでしょう。
7周年の2コンビは登場ターンのみのガードであり、ガードキャラか…?という疑問が生じたので省きました。(どちらも非常に強いコンビです。)

ガードキャラたちのうち、特にピッコロ(潜在能力解放)をリーダーにした場合にはガンマ1号、ピッコロ、ベジータ親子という同格の優秀なガードキャラを採用しやすく、最難関イベントであるレッドゾーンなどにも適性の高いトップクラスのパーティとなっています。


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