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7月18日(日) 中央競馬 無料メモ

皆さんお疲れ様です。

( ・´ー・`)

帰り際に『スキ💛』を押してくださると嬉しいです!!
これからのモチベーションにつながります、、
(*- -)(*_ _)ペコリ


土曜日は函館2歳ステークスでナムラリコリスが無事に勝ちきってくれました!!泉谷楓真騎手、初重賞制覇おめでとうございます👏
新人騎手の頃から、減量に任せて逃げや先行競馬で勝ち鞍を積み上げるのではなく、何度も詰まりながらも差し競馬に挑戦し続けたことで、流れに乗る競馬や、車間距離が見える騎手になりましたね!!
これからの競馬界を背負える騎手だと思います!!
今後も期待です( ・´ー・`)


こちらが先週の無料回顧です。


それでは明日のメモです。
見解に関しては、希望的観測や妄想をつらつら書いているので話半分のもう半分ぐらいの参考でお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ
勢いで書いているので誤字乱字お許しください(笑)
メモの馬の中から個人的にベストな条件だと思った馬の単勝と馬連、ワイドを買って楽しんでいます。
皆さんの馬券予想の気づきに関われたら幸いです。


<自分のnoteに関して>
自分がnoteで取り上げている馬は決してそのレースでの注目馬だけではありません。
あくまで毎週毎週のレース回顧を通して不利があったと思われる馬(netkeibaにお気に入り登録した馬)を一度ピックアップし自分の中で整理するために記載しています(noteの使い方間違えていますかね、、、、)。お気に入り馬の中からこのレースでなら通用するかもと思う馬を自分の本命にして毎週勝負しております。自分には予想家さんたちのような印を割り振れるほどまだ各レースを俯瞰的に見ることはできません。ただ、このnoteでは「あぁこの馬にはこんな不利があってこの着順になったのか」「自分でもレース映像を見て確認してみよう」「前回のようなレースが出来ればこのコースこのメンバーなら逆転するかも」など競馬予想の根本と言えるような行為を皆さんと一緒に楽しんでいければいいなと考えています!!
競馬は予想をするのも楽しい!!をモットーに日々向き合っておりますので、買い目を参考にして予想に乗り、勝ち負けを楽しみたい方には全く持って利点のないnoteだと思いますのでそういう方はおそらくこの先の記事を読んでも時間の無駄だと思います、、素晴らしい予想家さんたちが数多いらっしゃいますのでそちらをお勧めします(*- -)(*_ _)ペコリ
<2021年4月からの活動に関して>
4月からは医学部5年生として実習に参加します。
そのため日々勉強に追われることになります、、(;´д`)トホホ
自分が選んだ道です。
頑張ります!!💪
4月からも「趣味 競馬」として活動を続けていきます。
しかし、勉強に比重を置きたいため回顧の幅を変えることにしました。
具体的には、
未勝利戦の回顧は行わず1勝クラス以降のレースを回顧することです。
医師になれば競馬をする時間も限られます。
6年生になれば国家試験に追われ、平場のレースを考える時間も無くなり、重賞さえも参加できなくなる日が来るでしょう。
おそらく競馬を楽しめるのは、この5年生が最後です。

回顧の幅は狭くなりますが、
これから1年間皆さんと最高の思い出が作れれば嬉しいです!!
全て無料で掲載していきますので、末永くよろしくお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ

いつも、スキ、いいね、サポート、リツイートしてくださる方々
本当にありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ

日々の励みです。

2021年 重賞本命成績 (記録用)

(選定基準 : 前日4番人気以降で馬券内に食い込めそうな馬)
単勝回収率 : 143.8 % (6900/4800)
複勝回収率 : 90.42 % (4340/4800)

1月(0R)

テストのため活動中止期間

2月(10R)
東京新聞杯 
◎トライン  5着 ( ノД`)シクシク…
きさらぎ賞 
◎アランデル 5着 ( ノД`)シクシク…
クイーンC  
◎サルビア  7着 ( ノД`)シクシク…
共同通信杯 
◎ハートオブアシティ 10着 ( ノД`)シクシク…
京都記念  
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
ダイヤモンドS 
◎ヒュミドール 5着 ( ノД`)シクシク…
京都牝馬S 
◎ブランノワール 3着 複勝 430円
🎯
小倉大賞典 
◎ロードクエスト 10着 ( ノД`)シクシク…
フェブラリーS 
◎ヘリオス 16着 ( ノД`)シクシク…
中山記念  
◎ウインイクシード 3着 複勝 370円
🎯
阪急杯   
◎ジャンダルム 3着 複勝 340円
🎯

3月(8R)
チューリップ賞 
◎タイニーロマンス 7着 ( ノД`)シクシク…
オーシャンS 
◎コントラチェック 1着 単勝 3,340円
🎯 複勝 530円🎯
中山牝馬S  
所用のため予想できず(*- -)(*_ _)ペコリ            
フィリーズレビュー
所用のため予想できず(*- -)(*_ _)ペコリ
金鯱賞
所用のため予想できず(*- -)(*_ _)ペコリ
フラワーC
◎イズンシーラブリー それ4!!!(;´д`)トホホ
ファルコンS
◎ルークズネスト 1着 単勝760円🎯 複勝160円🎯
スプリングS
◎イルーシヴパンサー それ4!!!(;´д`)トホホ
阪神大賞典
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
日経賞
◎オセアグレイト 6着 ( ノД`)シクシク…
毎日杯
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
マーチS
◎スワ―ヴアラミス 7着 ( ノД`)シクシク…
高松宮記念
◎マルターズディオサ 8着 ( ノД`)シクシク…

4月(9R)
ダービー卿CT
◎メイショウチタン 8着 ( ノД`)シクシク…
大阪杯
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
NZT
◎サトノブラーヴ 16着 (ノД`)シクシク…
阪神牝馬S
◎メイショウグロッケ 10着 (ノД`)シクシク…
桜花賞
◎ジネストラ 11着 (ノД`)シクシク…
アーリントンC
◎ レイモンドバローズ 3着 複勝560円🎯
アンタレスS
◎ ダノンスプレンダー それ4!!!(;´д`)トホホ
皐月賞
◎ レッドベルオーブ 8着 ( ノД`)シクシク…
福島牝馬S
◎ アブレイズ 6着 ( ノД`)シクシク…
マイラーズC
◎ カイザーミノル 3着 複勝630円🎯
フローラS
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ

5月(11R) 全敗(´;ω;`)ウゥゥ
青葉賞
◎ ワンデイモア 11着 ( ノД`)シクシク…
天皇賞 春
◎ ユーキャンスマイル 7着 ( ノД`)シクシク…
京都新聞杯
◎ エスコバル 11着 ( ノД`)シクシク…
新潟大賞典
◎ ヒュミドール 11着 ( ノД`)シクシク…
NHKマイルC
◎ リッケンバッカー それ4!!!(;´д`)トホホ
京王杯SC
◎ シャインガーネット 6着 ( ノД`)シクシク…
ヴィクトリアM
◎ マルターズディオサ 9着 ( ノД`)シクシク…
平安S
◎ ドスハーツ 14着 ( ノД`)シクシク…
優駿牝馬
◎ ウインアグライア 15着 ( ノД`)シクシク…
葵S
◎ インフィナイト 11着 ( ノД`)シクシク…
日本ダービー
◎ アドマイヤハダル 17着 ( ノД`)シクシク…

6月(6R)
鳴尾記念
◎ ユニコーンライオン
 1着 単勝 2,060円🎯 複勝 680円🎯
安田記念
◎ トーラスジェミニ 5着  ( ノД`)シクシク…
函館SS
◎ マイネルアルケミー 7着  ( ノД`)シクシク…
エプソムC
◎ ミラアイトーン 15着  ( ノД`)シクシク…
ユニコーンS
◎ ティアップリオン 7着  ( ノД`)シクシク…
マーメイドS
◎ ミスニューヨーク 15着  ( ノД`)シクシク…
宝塚記念
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ

7月(4R)
CBC賞
◎クーファウェヌス 7着  ( ノД`)シクシク…
ラジオNIKKEI賞
◎ワザモノ 11着  ( ノД`)シクシク…
プロキオンS
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
七夕賞
◎ ロザムール 2着 複勝430円🎯
函館2歳S
◎ ナムラリコリス 
1着 単勝 740円🎯 複勝 210円🎯


<函館競馬場>

函館競馬場は土曜日のnoteで記載した通りの傾向。日曜日も天候、風向共に変わらないため再現性の取れる馬場と見ていい。ただ土曜日の内容で馬場傾向が諸にバレてしまった印象なだけに、外回し馬が過剰人気気味になる可能性がある。こうした時に各馬外回したことで出来たスペースを狙って、内で悠長に構えるイン差し馬が台頭してくるため、イン差し馬の無欲の1発には気を付けたい。

【土曜日のnote内容引用】
先週の函館芝はもちろんペース依存の所もあるが、雨によって顕著に外回し馬の台頭が目立つ傾向に。3場開催でいずれも右回り+小回りで見分けが付きにくかったが、先週は如実に傾向が出ていた分、分かりやすかった。裏開催だったこともあるが、内で上手く脚を溜めていた馬たちが、コーナーリングで各馬外回しで進出してきたため馬群が密集してしまい、相対的に位置取り下げて直線でも馬群を割っていくほどのスペースを見いだせずに凡走が続く形。内馬でも位置取り主張出来る馬は良いが、中団で流れに乗る競馬に徹したいタイプの馬にとっては嫌な馬場傾向と見ていい。またそういった人気馬や、中団で流れに乗ることを好む騎手の馬はバッサリ切っても面白い。ペースに問わない確かな追走力と、外回しに伴う実数距離の不利にも対応できるような、「動かせるタイプのスタミナ馬」を穴馬のスポットとして狙っていきたい。函館は南の風のため直線では向い風でやや先行馬有利の環境は依然として続く。ただ、馬場としては明らかに内の悪化が目立ってきているため、傾向変わりがあるのか注視していきたい。
【引用終了】


函館8R

13:45~ 芝1200m (右)

✓ 2 フロスティクォーツ 横山 武史 騎手

7/4 ★
昇級緒戦
ラップ : 12.0 - 10.3 - 10.9 - 11.3 - 11.5 - 12.4
前傾ラップのバテ差し 2,4着馬は内々で立ち回り直線馬群がばらけたため後方から突くスペースがあり恵まれた好走 
スタート決めると追走スピードの問題ないか、あるいは鞍上の判断なのか最後方からの競馬 残り600mを切った地点から外に持ち出し捲るように上がっていこうとするが内にいたゴットゴーゴーも同じように外回すため、更に外を回らされてしまい、直線入り口で少し膨れ気味の大外ぶん回しで直線へ直線上がり2位の末脚で追い込むも、流石に位置取り厳しく0.9s差9着 追走自体に余裕なく、今回が初めての小回りコースだが、コーナーリングでの加速性能は秀でた物を持っておらず、現状は決め手活きる舞台でこその馬 
前走の未勝利戦勝利の勝ちタイム1:21.2は素晴らしく、前週の1勝クラスでも3着以内に入れるタイム 
今回芝1200m+昇級戦の流れを経験した価値は大きく、次走距離延長で追走楽になれば終い活きる 


このコンビに戻るのは好感持てるが、舞台設定とこの枠がネックなのは確か。前走の競馬内容自体は今の函館の馬場傾向にマッチするものであるが、決め打ちの分、しっかりと回すことが出来たが、その上でコーナーリングでの加速能力が案外となると、どうしても能力的には疑問符が付く。今回はメンバー構成見ても逃げ先行脚質の馬が少なく展開としてはそこまで流れない可能性が高い。鞍上が意識的に前目を主張したら話は変わってくるが、仮にそうした競馬をした時の好走イメージが湧きにくいのも確か。今回はメンバーレベルも下がり押し出された人気にもなりかねないため、どういった競馬を出来るか静観しておきたい。


函館9R  恵山特別

14:15~ 芝1800m (右)

✓ 12 ポピュリズム 古川 吉洋 騎手

6/20 ★
約半年ぶりの1戦
スタート決めると鞍上直ぐに内を見るが内のメイショウハボタンが思ったよりも前主張せず、また少し外へと膨らみ気味のため、押し出さるように外へと流れてしまったが、上手くやり過ごすと初角で内ラチ沿いへ (鞍上好騎乗) 道中は流れに乗るように競馬を進めると、インロスなく追走し直線へ 直線でもインに拘り、前行くスパークオブライフ、メイショウハボタンの間を突くと鞭2発でじりじりと伸びて0.5s差5着 道中含め上手く流れに乗っての5着感も否めないが近走のレースぶりを考えれば復調気配と見ていい レース後鞍上「内々で上手く運べましたし、久々でもこの馬らしさを見せてくれました。叩いた次は更に良くなると思います。」とコメントアリ 
前走(12/13)は如何にも典さんらしい出遅れからのヤラズの競馬で参考外 
前々から昆調教師が「1勝クラスならモノが違うはずなんだ」とコメントを残しており、次走には注目しておきたい 未勝利時代のレースぶりからしても、好位からのスムーズな競馬が理想


陣営戦前「理想は札幌のように硬い馬場。外を回っては厳しいので内をロスなく運びたい。」とコメントあり。陣営のコメント踏まえると、今回は最悪な枠と言わざるを得ない。前走は上手く流れに乗る形であったが、今回距離延長となれば前走以上に前目を主張出来る可能性は高い。メンバー構成見ると、比較的主張したい馬こそいないが、ある程度の位置で運びたい馬もいるため、これらの馬たちを制する形で運ぶことが今回の好走条件の1つだろう。ただ今回はココを目標に仕上げてきたであろう馬が多く、この馬に席が残っている可能性はかなり低いように感じる。個人的には枠で負けた1戦となりオッズチャージして欲しいが果たして。


函館11R  G3 函館記念

15:25~ 芝2000m (右)

★★ 13 ワセダインブルー 大野 拓弥 騎手 

今の函館芝は外回しが効く馬。展開云々ではなく、コーナーリングで外進出した馬たちがスムーズに走れる馬場であり、函館のようなコーナー角が急な馬場でも遠心力に振られず、推進力もって「位置取り上げれる」穴馬には持ってこいの馬場である。また函館記念は例年1000m通過が60sを切ることからも後半のマクリが決まるわけだが、そのぺースでもついていき、マクれる位置に常にいれる馬でなければ出番はない。

ワセダインブルーを狙いたい。(想定8番人気)
戦績を見ても北海道巧者は明らかだが、コーナー通過順位を見ても分かるように、3角から位置取り上げて4角入口では先団に取り付く、今の馬場における理想的な競馬を展開してきた馬である。近3走は重賞挑戦も結果出ず。だがその内容は悪くない。

前走はダイヤモンドS。流石に距離が長すぎたこともあり追走段階から位置取りがズルズルと下がってしまい13着の大敗。条件的にも向かなかった1戦で今回とのリンクも薄いだけに参考外と見ていいだろう。

2走前は日経新春杯。16頭立ての12番。スタート決めると無理に位置取り主張せずに馬の行く気に任せようとするが、外からショウリュウイクゾが内に切れ込み当馬の進路を遮ったため進路狭くなり、馬が首を横に振るシーンあり。何とか鞍上なだめると折り合い付けて、枠なりの中団外4追走。初角入口にかけて何度か行きたがる素振り見せたが、その都度、鞍上の指示に従い折り合い付ける格好に。何とか中団やや後方の外3回しで落ち着けると、道中は流れに乗りながらの競馬に。3角から徐々に位置取り上げていき大外回しで直線へ。直線懸命に追いじりじりと脚伸ばすが、走りがかなりバラバラな感じで残り200mを切った所では既に脚色鈍り後方馬にも差されての0.8s差8着。ラップ : 12.5 - 11.2 - 11.6 - 12.9 - 12.5 - 11.9 - 11.7 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 12.2 レース全体を通してかなりのロングスパート性能が問われ、馬場適正も結果に左右されるレース質であった。当馬自身ここまでの臨戦過程を見ても芝2000mがベストの舞台であったことを考えると、終始外回しでの芝2200mでラスト200m脚色鈍るのは筋が通る。そういったことを踏まえると0.8s差でまとめたのは当然評価できる。また中山でも踏ん張りが効かないレースが続いていたように、坂への適正も問われる1戦になった可能性が高く、「中京」という舞台に敗れた可能性が高い。

3走前は福島記念。16頭立ての5番。スタート決めると無理に位置取り拘らずに中団やや後方からの競馬に。道中インから競馬を進めると、促すことなく折り合い付けての追走。コーナーリングでもインから位置取り上げていき直線へ。直線馬場の良い外目へとスライドしながら進路求めるが、外のアドマイヤジャスタが壁になり進路見つけることが出来ず、内の前2頭の間を瞬間的に突くとしぶとく伸びて0.5s差6着。高評価したいのはゴール後の反応。更に外目外目へと走り勝ち馬に並びかけようとしていた。このレース自体、捲っていくような脚質の馬に有利な舞台設定であり、外回しの馬が伸び伸びと走れる環境だけに、インで立ち回り、インから持ち上がる騎乗ではどうしても直線でこの不利はつきものである。それでも直線の余力を考えると、本来の外回し競馬であれば能力の最大限を発揮できる見立てが出来るものであり、やはり小回り+芝2000m+外回しがこの馬にとってベストな走りであることを再認識させられた。

今回は条件的にも外回しに徹しやすい外枠を確保。陣営戦前「距離が長かった。山元トレセンでしっかりと乗って、いい意味でテンションが上がっている。動きが良く洋芝も合うので展開次第。」とコメントあり。日経新春杯のように道中行きたがる面もあるが、他馬の動向と序盤のペースの緩みに伴うものであり、今回のある程度序盤から流れるような追走力を必要とするレース質では、鞍上も変に我慢させる必要がなく、この馬にとっても一番気持ちよく走れる環境である。好走可能性がある福島記念ではなく、実績を考えての函館記念出走は陣営としても色気が出ている証拠であり、今の北海道開催の大野騎手であれば、その色気が形になってもいい所。重賞善戦マンが好走して大穴を開けるのが夏競馬であり、その夏競馬自体に強いこの馬を本命にして勝負したい。



<小倉競馬場>

現状小倉の芝が一番読みづらい。雨に伴いかなり馬場悪化は進んでいるはずだが、晴天による馬場固めがないためか、思いの外、差し馬にとっても走りやすい環境とはなっておらず、捕まえ損ねが目立つ。とはいっても差し馬の台頭は目立ってきているのは事実。ただ「大外ぶん回しこそ正義」のような開催後半の小倉の馬場まではいっていない。以上を踏まえると、外の好位差し勢に向いてきている馬場と言えるか。実数距離考えると外回らされる分、距離的なスタミナも要するが、「前走先行で今回距離短縮に伴い中団から」の競馬になるような位置取り+スタミナ性能を併せ持つような臨戦過程の穴馬を発掘したい。


小倉7R

13:25~ ダート1700m (右)

★★ 12 バリコノユメ 森 一馬 騎手

7/4 ★
休養明け初戦⊕14kg ダート戻し
ラップ : 7.0 - 11.2 - 11.9 - 13.0 - 12.0 - 11.8 - 12.3 - 12.9 - 13.8
スタートして内にヨレルが何とか立て直して、外のアメリカンピースが内に切れ込んで来たため、やり過ごして前主張し番手からの競馬に 道中楽な感じで追走するも、残り800m過ぎた地点で、後方からファンキーゴールドが捲るようにポジション上げてきたため、被されるの嫌いペースアップ コーナーリングで再度ギア上げ後ろの馬を一旦突き放し、内のアメリカンピースと並走して直線へ 直線懸命に伸びているが残り200m切ってからは脚色鈍り後方の差し馬に飲み込まれ0.5s差7着 今回は久しぶりの競馬+ダート戻しでもしぶとく走れており、終いは失速したが早めに仕掛けさせられた分を考慮する必要性があるため情状酌量の余地あり 前半は楽に先行出来るスピードを持ち合わせており、外枠+距離短縮で押し切る形が理想のような印象受ける


同距離出走だが、間隔詰めての出走+前に行きたい馬が少ないメンバー構成はこの馬にとって追い風。前走は小倉ダート1700mらしいマクリ馬の出現にやられてしまったが、前半の追走力は見事なものであった。今回は再度外枠を引けたことで、砂被り避けた追走が可能なのも前走からの臨戦過程としては再度いい所が引き出される可能性が高く、前進に期待できる。この乗り替わりに関しては何とも言い難いが、鞍上でオッズが甘くなるのであればむしろ狙っておきたいのは事実。中1週で出走させてきた陣営に気合と、牝馬限定戦替わりでの好勝負に期待したい


小倉8R

13:55~ 芝1200m (右)

★★ 12 モテモテ 西村 淳也 騎手

5/16 ★★
新潟千直の1枠2番+突然の大雨という当馬にとっては劣悪なコンディションの中での競馬 好Sから一気に外ラチ沿いへと切れ込み馬場のいい所を走らせようと試みるもアイアムスゴスギルが主張してきたため行ききること出来ずにラチから4頭目の先頭 残り300mからラストスパートかけるが既に一杯 この馬の二の脚の素晴らしさは今回を見ても明らかで、枠と馬場に嫌われた1戦 叩いて良くなる馬だけに叩き2走目+良馬場のスプリント戦で巻き返しに期待したい
2/27
重馬場の環境+開催進み馬場悪化した内避け、各馬外10辺りで競馬 道中楽な感じで競馬進めるが、外7回しでの重馬場前半33.7の前受けは酷なもの 4角から直線にかけて手応え怪しくなり差し決着に屈しての0.7s差11着 芝1200mがギリギリな印象の馬だけに、終始ロスある競馬では厳しさが露呈した形 同じく先行して8着と沈んだマイネルチューダが次走11番人気2着、逃げて大敗のタピオカが次走千直で勝ち上がり、トゥールドマジが2走後千直で勝ち上がりと先行馬巻き返し多数


内のダブルアンコール次第の所はあるが、この馬のスプリント戦は期待したい。本来もっているテンのスピードは現級でも十分通用するものであり、近走は馬場悪化に苦しんでいた(前走も良馬場表記だが直前の雨の影響は少なからずあった)が、今回は待望の良馬場開催。前走も1枠2番という新潟千直における最悪な枠であったが積極的な競馬で見所あり。その時の鞍上が継続騎乗なのは心強い限りである。2走前の昇級緒戦も終わってみれば先行馬に負荷の大きいレース質であり大敗した馬たちも次走以降巻き返していることからも、0.7s差11着は決して悲観する必要のない着順であったと言える。理想はハナを奪うことであるが、ダートではあるものの番手からの競馬でも結果は残しており、総合して考えると軽い馬場で自分の行く気に任せた競馬ができれば自ずと結果が付いてくる馬の可能性が高い。まだポジションの優位性が高い小倉の馬場であれば、浮上できると見て強きに狙っておきたい。


小倉9R  高千穂特別

14:25~ 芝2000m (右)

☆ 4 シーリアスラブ 荻野 極 騎手

5/8 ★★
陣営戦前「展開が不向きだったけど、自分の脚は使えていた。力は上位で流れひとつ。」 
ラップ : 13.1 - 11.5 - 13.2 - 13.1 - 12.5 - 12.4 - 12.1 - 11.4 - 10.9 - 11.5
スタートで右にヨレバランス崩す 何とか立て直すも内のシャドウセッションが直ぐに前の進路を奪ってきたため内へ 内ラチ沿いからポジション主張していく構えも、外のイロゴトシが何度も馬体接しながら内へと切れ込もうとしてきたため、ラチとの衝突避けようと緩めるとコーナーリングでイロゴトシに前譲る格好に 初角から13.2-13.1と極端に緩んでしまい馬もかなり気負う姿見せ、鞍上の性格を加味すると外マクリでも動いていきたかった所だが、内のポケットにハマっており動けず懸命に我慢 向こう正面で一度前のイロゴトシの外から前目に位置取り変えて楽に追走させようとするが、外のシャドウセッションが直ぐに寄せ内へと戻される(流石武さん💦) 直線入り口までポジション変えることが出来ず、前の流れに付いていき直線へ 直線前壁で内外の進路選択迫られると、残り200mを切った所で外を選択 しかし外のシャドウセッションに被され内へと押し流される 内から抜けようとするが、逃げたホウオウエクレールが右鞭に持ち替えていたためラチ沿いへと流れていき、当馬の前に進路がないままなだれ込む形での0.4s差4着 完全前決着で、ペース含め先行馬の流れに乗っかてしまった レース後鞍上「スタート決めきれず、スローな流れにハマってしまいました。レースに動きもなかったし、、。自分でレースを作れませんからね」 近走も堅実な末脚を見せており、展開待ちな面もあるが、今回のSペースでも進路どりで前進見込めただけに能力上位として扱っていい


陣営戦前「いい状態で帰厩した。いつもしまいは伸びているので展開が向いてほしい。」とコメントアリ
この舞台は未勝利戦で勝ち鞍あり。中京からこの舞台への代わりもその時と同じローテーションのため再現性ありと見ることが出来る。どうしても展開面の助けが必要な馬だが、流れ一つで浮上できるのがこの馬の強さである。ただ今回はメンバー構成見てもある程度ペースは緩む可能性が高く、今の馬場も大外ぶん回しでは中々噛み合いづらいため、環境としては向い風気味。馬券的には抑える必要あるが、本線にまでは食い込ませづらい1頭。

☆ 7 ウィズダイヤモンズ 幸 英明 騎手

6/13 ★
開催時間の途中から雨 このレースの決着3頭はいずれも内ラチ沿いから競馬を進めてきた馬での決着 このレース単体では馬場悪化部分を避けるように外目外目回しで上位に近づけた馬の評価をあげていい1戦と言える
ラップ : 12.7 - 11.5 - 13.1 - 12.6 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 11.3 - 11.6 - 11.9
陣営戦前「前走は強い内容で勝ち切ってくれた。ハンデ戦だし状態もさらに上がっている。」とコメントアリ 大外からスタート決めると各馬馬場を選びながらの追走も影響してか中々隊列決まらずばらけているため、当馬も無理して本来の先行競馬には持ち込まず内に入れて中団後方からの追走に 道中は馬場がギリギリいい外4追走 4角入口から少し促しポジション上げようと試みるが、外のメイショウボサツが既に一杯ながらも懸命に追って蓋となり外には出せず、前行くリノキアナも一杯で後退加減のため上手く加速できずに直線へ 直線前馬が外に流れていったため内に切り替えると、開いた進路をスムーズについて上り2位の末脚で伸びてくるも、前を捉えきれずに0.6s差5着 レース後鞍上「返し馬での感触がとても良かったので期待していましたが、馬場が悪くて走りづらそうでしたね。良馬場ならもっと切れると思います。」とコメントアリ 芝2000mを中心に走っている馬であることを考えると道中終始外4追走も厳しさを助長した形 現級でも十分通用する力を持っているため、鞍上のコメント通り良馬場で改めて期待したい


陣営戦前「昇級戦の前走は馬場が悪かった分、切れが鈍った。マイペースで運ぶ方がいい。」とコメントアリ。小倉の芝は過去にも好走済みだがこの時のメンバーレベルに疑問符がつくのは確か。鞍上には和田騎手とタイプの近い幸騎手配置は狙いが見えてくるが、本来は和田騎手が騎乗停止にならなかったら今回も乗っていたはずである。こういった経緯の乗り替わりもあまり強気には押せない所。元々使い詰めが効く馬だが、昨年度の臨戦過程でも7月には使わずに8月の後半まで出走を見送っていたことを考えると、この間隔での4戦は初である。馬柱が比較的綺麗な部類の馬で、前走の内容からも良馬場替わりで人気になる可能性が高い。鞍上も直線の決め手に言及した内容であることを踏まえると、近3走の直線長い競馬場での好走の方がイメージしやすいのは確か。この右回り替わりがプラスに働くかは言及しにくい部分があるため、個人的には更にオッズチャージの1戦になって欲しいが、能力通りなら馬券内に来る可能性も高く、抑えは必要だろう。

★★ 9 アトミカ 浜中 俊 騎手

7/3 ★
陣営戦前「相性がいい福島を目標に調整した。スパッとは切れないが立ち回りひとつで。」とコメントアリ
ラップ :  12.5 - 10.6 - 12.2 - 12.4 - 12.0 - 11.6 - 11.8 - 11.6 - 12.7
スタートのタイミング合わず煽るようなスタート 鞍上懸命に押してポジション戻しに行くが外から来たクールウォーターがかなり寄せてきて、その馬の動向に気を遣い、結局ポジション戻せぬまま初角へ 向こう正面で前にスペースがあり行きたがる素振り見せたため、鞍上も馬の行く気に任せて行かせようとするが、外にいたブルーバードがそのスペースを使おうとしてきたため進路奪われかけ、かなり気負ってしまう 残り600mからラチ沿いを加速していくが、前行くフローズンスタイルの脚色が鈍り、外へと交わすための進路求めるが外のミアマンテにガッチリ蓋され出せずに加速できぬまま直線へ 直線進路求め追うも手綱捌く場面が多く、まともに追えずの1.0s差7着 陣営が戦前言ってたように、切れる脚がない分ポジション取りがこの馬の全てである以上、今回は道中含めポジションを上げるタイミングで細かな不利があったのが痛かった そもそもの原因はスタートだが、このコースにおける持ちタイムは縮めており成長は感じられる1戦  
長期の休養明けて今年の3月から参戦しているが近走はどうにも噛み合わず それでもタイム差自体は大負けしておらず走り自体は堅実 決め手活かすようなマイル戦では台頭できず、現状はローカルの中距離戦がベスト 


陣営戦前「前走は下がってくる前の馬の影響を受けた。スムーズならもっとやれていい。」とコメントアリ。この距離延長がどうかだが、小倉の芝自体は相性が良く安定的に走れている舞台。どうしてもポジションに拘りたい分、馬群の捌きやすい小頭数や、外目枠からスムーズな競馬で勝ち上がってきたため、前走のように内で閉じこまれると全く不利に対応できず敗戦。小回りを走れる器用さはあるが、競馬の器用さは少し乏しいのが現状である。そういう経緯を踏まえると今回は自分の競馬ができる枠を確保できたと言える。鞍上にもこの舞台では8-10-8-15で複勝率50%の浜中俊騎手配置と陣営の色気も感じる。昇級してからは坂のある阪神で負けたことを「坂」という観点で目を瞑り、前走が内枠捌けずという敗戦理由で片付けるならば、ある程度近走の敗戦理由も作れるのが現状。今回に関しては距離延長が鍵になるが、今までとは違い言い訳が出来ない枠と舞台設定であり前進に期待したい。


小倉10R  西部日刊スポーツ杯

15:00~ ダート1000m (右)

★★ 2 メディクス 団野 大成 騎手

5/23 ★
スタートでヨレてしまい行き脚つかず 鞍上無理に位置主張せずにインの後方ロスなく立ち回ろうとするが、砂被り嫌がり何度も首横振るシーンあり 4角入口から外目回しで進出開始すると4角外4回しで直線へ 直線大外に持ち出し上り最速の末脚で追い込むも捕えきれず0.4s差5着 レース後鞍上「今日も1歩目が上手く出せませんでした道中で力んでしまいますが、あの形でも詰めてくるように力はあります。乗り難しい面がありますが、噛み合えばチャンスはあります。1歩目を上手く出せれば楽になると思います」
4/11 ★
出遅れると内のエアコンヴィーナが外に流れてきたため内を選択 芝とダートの変わり目で内からテイエムノサッタが外に流れ接触、外のピアシックとも接触し一瞬バランス崩し後方から 馬群の中には入れず外目追走も諸に砂被りを受け馬も首振るシーンアリ このレースぶりとペース見ると、残り800mから一気に外5回しで位置取り押し上げたのは納得がいく騎乗 外4で直線入りしぶとく伸びるが、道中で脚使った分、決め手に屈し0.4s差5着 早く内枠先行競馬で見たい、、 陣営「右回りの方が合う」とコメントアリ
3/21
今回のレースぶりに関しては判断悩ましく☆だが半ば温情も、、
スタート決め、行き脚つけると鞍上も内目へとこだわるが、内にいるシアーラインは砂被りを避けたいためか、頑なに内に入れられまいとまっすぐ走るため馬体を接しながら外目を走ることに 内のシアーラインに屈して位置取り下げると、すかさず外からバーニングぺスカが外から内へと切れ込み初角入口で前2頭壁に 進路失い首振るシーンアリ そこからは外3追走4角入口から気合つけ進出開始 直線もいい形で迎えるが伸びずの0.5s差8着 昇級緒戦は外枠から半ば強引に内にポジションを取ったことで5着(3着,4着馬は勝ち上がり済み) そう考えると外目外目の競馬が苦しかったか 昇級して4戦はいずれも2桁馬番であり、もちろん立ち回り次第ではあるが内目枠出走までは見限らない
2/28
先週登録も除外で今週出走 大外枠から芝スタートで行き脚つけ先団へ
ラップ : 12.0 - 10.5 - 11.4 - 12.2 - 12.7 - 12.3
本来馬群に入れ折り合いをつけたいタイプの馬だが枠なりに終始外3先行 4角は抜群の手応えで外4回しで直線へ 追い出しを待ち直線半ばで鞭を打つも反応鈍く、後続馬に差された後は鞍上も無理に追わず そもそも先行馬壊滅の展開を、終始ロスある競馬で前受けし粘れたことは高評価 反応のなさは案外だが、久々の競馬or冬の競馬が苦手など戦績的にもムラがあり、そこまで評価を落とす必要はない印象
11/1
スタート直後に接触し、スイッチが入り掛かってしまい競馬にならず 度外視可


陣営戦前「順調にきている。千がどうかも折り合いを考えればレースはしやすいと思う。」とコメントあり。今回待望の内枠ゲット。昇級後は6戦連続の外枠と当馬の本来の騎乗が出来ずの敗戦。3走前に今回の鞍上である団野大成騎手とコンビを組んでしっかりと位置を主張しに行ったが内馬の動向に伴い結局外回しの競馬に。そこから2走は秋山真一郎騎手とのコンビと如何にも差しに回りそうな騎手とのコンビだったが、差しでも台頭できることを間接的に証明することになり、結果的に競馬の幅と能力の高さを証明できている。ただやはり通用していたのはある程度位置取りを主張する競馬であり、本質的には積極的な騎手と手が合う馬である。そういう意味でも団野騎手に戻るのはプラスと考えていいだろう。ダート1000mの分、中団からの競馬を強いられる可能性は高いが、陣営の期待する「右回り」での巻き返しに期待したい。まずはスタート後の1歩目をしっかりと踏んでもらいたいところ。

★★ 4 グラナリー 松若 風馬 騎手

5/22 ★
陣営の真意が読み切れない連闘策 
直線かなりの向い風で逃げ先行脚質有利環境
スタートで馬場に脚取られると躓き加減で外にヨレ、メイショウコゴミと接触 接触後、馬場に脚を取られたのかまたしても躓き行き脚つかず 無理に位置取り拘りに行かず後方からの競馬 道中は楽な感じで競馬を進め直線入り口から鞭を入れ気合い付けて直線へ  直線じりじりと伸びるも前まで取り付けず1.5s差11着 そもそも先行してこそ良さ活きる馬だけに、今回はスタートが全て 
前走は前半33.2を前受けし、直線早々にサダムスキャットに捕まえられ苦しい競馬を強いられながらも、しぶとく粘り5着は好内容 
2走前のブラッドストーンSは先行馬壊滅 当馬はHペース前半33.9の番手競馬で1.1s差9着、当馬と同様に先行大敗したスナークスターはこの2走後に勝ち上がりと決してレベルの低いものではなかった
今回はそもそも先行競馬という当馬自身の競馬ができておらず度外視していい1戦


陣営戦前「発馬で寄られた前走は度外視。ダートの千で勝利の実績があり舞台は合う。」とコメントあり。ダート1000mでは過去に2-0-1-0と距離適性の高さは評価できる。前走はスタートによるごちゃつきが全てであり度外視可能な1戦である。2走前のように自分の競馬で持ち込めれば中々崩れず斤量55kgでも踏ん張りが効いていたのは能力的な高さを評価していい1戦である。中山や阪神のような坂のあるコースでは踏ん張りが効いておらず、平坦コースでこそ買える馬。今回は舞台相性踏まえても条件的には好転であり、偶数枠+内枠であれば前進に期待したい。


小倉11R  G3 中京記念

15:35~ 芝1800m (右)

★★ 1 ミスニューヨーク 加藤 祥太 騎手

以前から読んでいただいた方々は分かると思いますが、完全に感情優先の本命です。理論的に導ける穴馬は他にもいるかもしれませんが、この馬にとっても重要な1戦になると思いますので、「ラストチャンスを与える」つもりで本命にします。

ミスニューヨークを狙いたい。(想定8番人気)

思えば昨年の9月から追いかけてきた。人気なんて気にせず必ず重賞を取れると思って舞台適正が合うと思った時は本命にし続けた。

前走のマーメイドSでも本命にするも15着大敗。確かにイン前有利のバイアスが顕著であったが、得意の外目外目の競馬であそこまで伸びないのは案外であった。何か敗因があるのではないかと思ったが、レース後鞍上「内に潜り込むのが課題だと思っていましたが、ずっと外を回らされました」とコメント。正直、外回して好走してきた馬であったが、まさか鞍上が内ばかりを視野に入れているとは思わなかった。長い間コンビを組んでいる鞍上のコメントだから信じたいが、初めて「この鞍上でミスニューヨークは今後勝てるのだろうか、、、」と疑ってしまったのも事実である。

2走前は福島牝馬S。おそらく名称通り福島で開催していればより重賞制覇の可能性が高かっただろうが、不運にも新潟開催。初の競馬場で初の左回り。コーナーリングで加速し長くいい脚を使うタイプの馬だけに直線勝負の新潟は舞台相性もマッチしていなかった。馬券の相手にはいれたが結果は3番人気9着。
15頭立ての7番。スタートすると内にヨレてしまいフィリアプーラと接触。立て直して出していこうとするが、外のシゲルピンクダイヤに前の進路奪われ後退。外への出し所なく後方馬群の中での競馬を強いられることに。流れに乗る形で進めるも常に外にパラスアテナがいるため外から進出する競馬に踏み切れず位置取り変えることが出来ないまま直線へ。直線外スライドしながら外目の進路を探すが中々前開かず。中へとスライドしてから伸びて行くが、この過程でも何度も進路探しを強いられ満足に追えず。残り150mで一気に前捕えようとするが、内のシゲルピンクダイヤは外に流れ当馬の進路奪ってきたため、更に内2スライド。その後は満足に追うことが出来ず0.5s差9着。レース後鞍上「もっといいポジションで運びたかったが外から被されて(スタート後のシゲルピンクダイヤ)位置取りが悪くなってしまったのが痛かったです。」とコメント。

スピカSでは道中外から被されていたが、コーナーリングで上手く外に出すと持ち前の長くいい脚を使っての勝ちきり。得意コースではあるが、道中外に馬を置きながらも勝ちきったことは評価できる。

虹の松原Sではアーデントリーの決め手に屈したが、アーデントリーは次走の大阪城Sで14番人気2着と大激走。ヒンドゥタイムズに0.1s差と能力の高さを示した形。更に大阪杯でも2着のモズベッロに1.0s差と決して悲観する必要のない走りであった。このアーデントリーに対してミスニューヨークは同じ上り最速の末脚を繰り出し後は首の上げ下げのみ。負けて強しの内容だったと言える。

エリザベス女王杯は18頭立て16番。スタート決めるとスムーズに行き脚つき先行。初角でエスポワールに切り込まれたため中団からの競馬に。道中外3追走で、当馬の外に馬を置かない理想的な運び。しかし3角でウラヌスチャームのマクリが入ると、流れに乗ってきたラッキーライラックに被されると早仕掛けに。それでも直線からしぶとく伸び、鞭打ってからの反応も良く伸びて行くが残り200mを過ぎた所ではぱったりと脚が止まり後続馬に差されて0.9s差10着。芝2200mは長かった印象で残り200mまでは見せ場十分であった。芝2000mまでが外回しの立ち回りだとギリギリであったことが確認できた1戦と言える。

秋華賞はデアリングタクトに0.9s差5着。18頭立て15番。
3角からデアリングタクトが進出し、後続馬もいかにデアリングタクトを苦しめようかと考えた結果、早めに外を回したため当馬は4角でごちゃつき15番手。それでも直線に入ってからはじりじりと伸びる脚を持っており、4角でのスムーズさえ噛み合えばより上の着順が見えていた。

紫苑Sは惜しい内容。18頭フルゲートの4枠8番。
スタートは得意な馬でしっかりとスタート決め先団見る形で包まれながらの1角ターン。しかし初角過ぎて外のシーズンズギフトが前に行ってくれたため外に馬を置かず当馬の得意とする追走の形に持ち込むことに成功。道中も終始折り合い完璧。問題は3角。外から進出試みようと鞍上は度々後方を見るが後続馬に外から被せられ進出できず。1人だけ体が起き上がっており進路を見つけられず。直線入り口も抜群の手ごたえの中、外2頭+前壁でどこにも出せず。鞭への反応も良く伸びようとするが詰まりかけたため内への進路切り替えロス。そこからもしぶとく伸びるが外から来た馬の方が伸びが良く0.3s差5着と悔しい敗戦。完全にコーナーでの仕掛け遅れという鞍上の重賞での経験値の浅さが露呈してしまった形。

松島特別では古馬2勝クラスで道悪の中、先団を見る形でレースを進め3コーナーから楽な手応えで3番手まで押し上げ直線は上り2位の脚で差し切るという強い内容での勝利。走破時計も素晴らしく道悪馬場であれば浮上してくるタイプ。鞍上の加藤騎手もレース後「どんどん成長しています。折り合いは問題なく、センスがありますし、この先がもっと楽しみ」と未知の成長力に期待できる馬です。

2020/4/12 に中山コースでの勝利実績がありこの時のレースの内容が素晴らしい。最内枠から好スタートを決め外枠各馬に行かせ最内ロスなく3番手追走。折り合いも完璧につき後続各馬が3角から進出始める中、すぐには仕掛けず進出のタイミングを計っており加藤騎手のこの馬の特徴を完全に把握していることが伺える。直線では鞭に対する反応も素晴らしく1回目の鞭で先団に追いつき、3度一気に打った鞭で引き離し後は流すだけと余裕のある完勝でした。このレースの上位馬は次走でもしっかり好走しており決してレベルの低いものではなかった。

紫苑S、秋華賞、エリザベス女王杯、マーメイドSで本命にし、見解も継ぎ足しながらきたらここまで長くなりました(笑)

前述してきたように、「今までは」道中揉まれることなく追走することが絶対条件で、直線一気の馬というよりもコーナーリングで加速し長くいい脚でしぶとく伸びるのがこの馬の特徴だと思っていた。しかし前走のコメントや、虹の松原Sの内容からも後方で脚溜める競馬でこそ良さ活きる馬になっているようで、内で如何に脚を溜めるかが鍵である。今まで自分の中で持っていた「ミスニューヨークの姿」ではなく、スタイルが変わったのだろう。そして今回が1枠1番。明らかに前走以上に鞍上の思惑通りの競馬ができる枠であり、もう言い訳することが出来ない枠に入った。もちろんこれからもこの馬が重賞に出る限り買っていくが、今回で中々厳しい内容であれば、今後軸として買うことはなくなるだろう。今回はそれぐらいの岐路に立っており、得意の小倉+芝1800m+軽斤量で何とか立て直してもらいたい。


小倉12R

16:15~ ダート1700m (右)

★★ 9 ヴォワドアンジェ 鮫島 克駿 騎手

5/29 ★
*メンバー構成見ても先行出来ると見て本命視
好Sから鞍上内を何度も確認するが外の先行馬にアッサリ前取られると後手後手を踏み初角を9番手外4回し ある程度ポジション取りにいこうと手を動かすが他馬のスピード感に全くついて行けず 負けすぎ感否めないが、初の脚抜きのいい馬場で追走面に全く余裕がなかった 今後は馬場状態に注視した上で再考の必要あり
5/15 ★★
ラップ : 12.5 - 10.9 - 12.6 - 12.8 - 12.4 - 12.3 - 13.0 - 13.4 - 13.5
昇級緒戦 スタート決めると行き脚つけて先行策 初角入口でインのポケット狙いかけるが砂被り避ける作戦に切り替えると初角はふわっとしてしまい外のプライムデイと接触 向こう正面で外のプライムデイを前に行かせ、更に外のポジションへ 砂被り避けた外4先行 しかし残り800m地点からポールスターが後方から捲るように進出してきたため、被されまいと押し出される形でスパート開始 3角で一気に内の馬を交わして2番手まで持ち上がると、コーナーしっかり加速して直線へ 直線しぶとく粘るが残り100mで脚色鈍り、後方馬に差されて0.3s差5着 3着に逃げ粘ったゴールドブリーズは最内枠活かし自分のリズムで逃げれたことが大きかった 当馬は外4先行と理想的なポジションを確保出来たタイミングで捲られ動かされながらも粘った形で負荷はこちらの方が上 レース後鞍上「あのままの形なら良かったですが、途中で来られた時に被されたくなかったので、そこで動きました。その分最後甘くなりました。スムーズなら勝ち負けできる馬です。」とコメント 
前走は2着馬に0.9s差つける完勝だったが、2着のアナゴサン、3着のアクイールは次走勝ち上がり済みと決してメンバーレベルが低い1戦ではなかった 今回は⊖10kgと馬体自体引き締まった印象だったが、これ以上減ると良くないように感じるため、次走パドック含め注目必要


内に逃げ先行脚質の馬が揃い、外のパイプライナーの動向次第でペースは変わりそうな気配を呈しているが、当馬よりもテンの速さが速いことを考えると、変に外から被されることなく、スムーズに前目主張出来る枠並びである。今回は斤量2kg減の52kgで出走できることを考えるともう一押しが効いてもいい所。馬体減が進んでいたことからも間隔を開けたことは好感持てるため、パドックでの様子には注目必要だが、馬体重は増えてきて欲しい所。
鮫島克駿騎手×中竹和也厩舎はライン形成で3-1-2-7の複勝率46%。



<福島競馬場>

福島はようやくフラットな馬場になってきた。福島10Rではクリッパークラスのイン差しが決まっていることを考えてもまだインの馬場が致命的なものでないことは明らか。それでもぶん回し馬が3着までは来れており、先週以上に外回し馬にも出番が来ているのは確か。着狙いの1発も決まるため3連系を買う方はかなり手を広げる必要があり、正直今の福島芝ではその買い方をお薦めしない。ただ勝ち馬のほとんどがポジションやや前目で立ち回った馬たちであることから、完全差し決着の馬場には程遠く、ローカルの小回り競馬場らしく立ち回りの優位性が勝ち負けに直結すると見ていい。


福島8R

14:05~ ダート1700m (右)

★★ 3 ナリノペッパー 三浦 皇成 騎手

7/4 ★★
休養明け初戦⊕10kg 芝戻し+距離延長
ラップ : 7.1 - 11.3 - 12.1 - 12.9 - 12.8 - 12.4 - 12.6 - 12.7 - 12.7
大外枠からスタート決めると内の動向見ながら切れ込んでいき中団からの競馬 距離延長も影響してか向こう正面入り口にかけて行きたがり手綱引くシーンあり 馬の行く気に任せて外目を回す形で競馬させると、コーナーリングまで終始外3回しで直線へ 直線じりじりと伸び一瞬は3着まで来たが終い鈍くなり2着馬とは0.1s差の5着 レース後鞍上「外枠で外々を回る形になりましたが、ラストまで頑張ってくれました。距離1700mに伸ばしましたが良さそうな感じでした。」とコメントあり 今回は減量騎手も考慮する必要あるが、休養明けで立て直しに成功した形 元々叩いて良くなる馬だけに叩き2走目の次走に期待したい
3走前(12/27)の3着時は超Hレベル戦 4,5,8,10,15着馬は勝ち上がり済み


今回が叩き2走目。前走は減量騎手が効いたのもあるが外目回した分、終いが甘くなっていた。ただレース中の振舞い含めると距離負けはしておらず、鞍上のコメントも納得がいくものであった。今回は三浦皇成騎手への手綱替わり。これが一概にプラスとは言いづらいのは酷な話だが、内枠で競馬を出来るのは大きい。今回は比較的内目に逃げ先行脚質の馬が揃ったことで展開的にも速くならなさそうな枠並びのため、先行出来ることは一つのアドバンテージになり得る。間隔を詰めての出走で陣営からも勝負気配伺うため前進に期待したい。


福島10R  安達太良S

15:10~ 芝1200m (右)

★★ 5 ショウナンアオゾラ 戸崎 圭太 騎手

6/26 ★
*ハンデ戦で斤量2kg減の今回ならもう一押し。右回りは1勝クラス突破時の福島開催以来となるがこの時は現3勝クラスのグッドマックスに2馬身差つけての完勝。最内枠から出遅れると後方からの競馬。内が悪く各馬馬場の良い外目を追走する中、1頭だけ後方から馬群の中に突っ込んで位置取り上げ、直線も内で上り最速の末脚を繰り出して凌ぐ競馬は圧巻の内容。内から抜け出す競馬をできた当馬なら、阪神内回りでも好勝負に持ち込めそうな印象受けたため本命視
今回初の関西競馬も輸送こなし⊖2kgでの出走 陣営戦前「前回は正攻法のレースで伸び切れなかった。右回りの方が走りはスムーズ。」とコメントアリ スタート決めるも内のセルフィーが外に流れ接触 立て直し無理に押さず馬に任せた騎乗でラチ沿い確保 終始インロスなく追走し前に人気馬のサンキューユウガを見る形での追走(意図が分かる騎乗) 残り600mから軽く促し前に取り付く構え見せると楽な感じで直線へ 直線もラチ沿い伺い逃げたアビックチアの内を掬おうとするが、そこを外のサンキューユウガに奪われかけ窮屈になるシーンあり 立て直して再び伸びてはいるが窮屈さを強いられ0.5s差7着 今回少し力負け感否めないが、雨による馬場悪化で外の進路見出した馬が上位に来れる馬場傾向考えると、内に拘り続けてのこの内容なら情状酌量の余地あり 力関係考えると関東圏の方が台頭できそうな印象受けた1戦
5/23 ★
*定量戦斤量2kg増も能力の高さを重視して本命視
ラップ : 12.6 - 10.4 - 11.0 - 11.7 - 11.2 - 11.4 - 12.0
スタート決めると強気に出していき、先団見るポジションからの競馬 馬場のいい外4を道中追走し楽な手応えで直線へ 直線しぶとく伸び見せるが、ゴール前残り50m辺りで急に失速し差されて0.2s差5着 前走の反省活かし継続騎乗で強気に乗った結果脚溜まらず 斤量増も終いの踏ん張りの一つかもしれないが、中々か嚙合わせるのが難しい馬かもしれない 今回は上り脚も平凡で、3連続1番人気裏切りと、そろそろオッズ妙味も出そうなだけに引き続き追いかけておきたい 
4/24 ★★
休養明け初戦 最内枠から出負けするがいつもの後方競馬 道中馬群の中で行きたがる側面を見せるが、鞍上が何とか手綱絞り抑え込みながら直線へ 直線終始前壁で外へ外へとスライドし前に隙間がないか探るが全く開かず 直線上り3位の末脚も、外12スライド鞭なしの不完全燃焼競馬で0.3s差9着 前走も直線被されて上手く出せず残り200mだけの競馬 2勝クラス突破時の切れ味は素晴らしいものがあっただけに近2走は「運」が向いてないが、能力の高さは素直に買える ただこういうタイプは人気落ちしないだけに、妙味的には渋いものがある 特に3戦3勝の田辺騎手に乗り替わりとなったときには、、


陣営戦前「正攻法では伸びないため内を突いて詰まったのは仕方がない。改めて期待。」とコメントあり。
1勝クラス突破時の福島芝1200m出走。関西競馬に果敢に挑戦したが中々食い込む程の決め手はなく、それでも0.5s差7着であれば次第点である。能力的な高さは現級でも十分通用していい馬であり、差しも決まりつつある今の福島馬場であれば十分浮上してきてもいい所。正直人気の動向が読めないが、ここらへんで巻き返したいところ。



以上です。


ここまで読んでくださりありがとうございます。
妄想も加えた拙い見解ではありますが、レース回顧に関しては時間をかけて行っておりますので、今回凡走でも皆さんの回顧の貢献になればなぁと思います。上手く使ってください(*- -)(*_ _)ペコリ


帰り際に『スキ💛』を押してくださると嬉しいです!!
これからのモチベーションにつながります、、
(*- -)(*_ _)ペコリ


追伸

サポートくださる方々本当にありがとうございます。
コメントもつけて頂き、日々時間を取って回顧をしてきたことが報われる思いです。
(頂いたサポート代は日々の勉強のためのカフェインに変わっています(笑)。本当にありがとうございます。カフェインは勉強のお供です(笑))


サポートしてくださる方々の存在は偉大です! もし何らかの形で貢献することが出来ましたら、、、💦 カフェイン代を恵んでください(笑)(*- -)(*_ _)ペコリ