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#28 どっちでもいい ~600文字作文~

皆さんこんにちは。

とある国立大学に通う医学部生 kou です。

人は平均1秒あたり10文字ほど読め、

600文字だと1分でサクッと読めるそうです。

今日も皆さんの1分を頂きます(*- -)(*_ _)ペコリ



#28  どっちでもいい


人は分岐点に立つと盲目になる。


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分岐点

分かれ道のスタートである


いつからだろう。

分かれ道が「2本」になってしまったのは。



義務教育の日本において、

誰しもが多かれ少なかれ試験を受けてきた。


特に「4つの選択肢から正しいものを選べ」という問題は主流であり、

幾度となく頭を悩まされてきた。


問題の作成上、

確実に違う選択肢が1つ混ざっている。

ちょっと勉強していれば切れる選択肢が1つ混ざっている。



問題は2択。

これが本当に絞れない。


最初に思ったのが大体正解

こんな言葉があるぐらいに皆が悩む。

本当に50%の確率で正解するのか実証したいぐらいに。


2択のどちらかが正解

これはもはや洗脳だ。


だから、人生における分岐点を人は「2本の分かれ道」と考える。



どっちに行けばいいか。

優劣をつけながら選ぶのだろう。

こっちはここが不足している

こっちはこの部分が正しい

にしても決め手に欠ける。

それが2択だ。


画像2


人は分岐点に立つと盲目になる。


「どっちでもいい」という選択肢を失う。

もちろん、必ず正解がある試験では使えない。

ただ人生の選択に正解などない。



以前も紹介したが、

前へ進むことだけが何も勇気のいることではない。



立ち止まる

これもまた勇気のいることだ。


どっちでもいい

自分一人で悩みを抱える時、中々思いつかない。


正解を出さなければ

決断しなければ

こういった脅迫観念の波に飲み込まれる。



大丈夫。

下ばかり向かず、ふと顔を上げれば、

必ず3本目の道が見えてくる。
(600文字)


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