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1月23日(日) 東海S・AJCC 無料メモ


皆さんお疲れ様です( ・´ー・`)

帰り際に『スキ💛』を押してくださると嬉しいです!!
これからのモチベーションにつながります、、
(*- -)(*_ _)ペコリ


今年の活動内容に関しては以下にまとめております。


それでは明日の重賞予想(妄想)です。
見解に関しては、希望的観測や妄想を長々と書いていますので話半分のもう半分ぐらいの参考をお薦めします(*- -)(*_ _)ペコリ
勢いで書いていますので誤字乱字お許しください(笑)
★★馬を軸にワイド馬券を中心に購入して重賞レースを楽しんでいます!!

<相手馬候補>に関して
今年度の個人的な馬券戦略の下で『★★馬との組み合わせとして妙味がある馬』を選定しております。ワイドの魅力は圧倒的人気馬が馬券内に来ても本命馬と相手馬で残り2席確保できれば的中できることです。またその圧倒的人気馬が馬券外になれば配当妙味も一気に増します。
そのため、ワイドのオッズが自分の購入基準以下(個人的には6倍を下回る見込みがある)場合、能力は認めながらも馬券戦略の一環として<相手馬候補>からは脱落させています。
つまり自分が相手候補に付ける印は、一般的な競馬予想で見られる単純な能力比較と好走率に基づいた○▲☆△の印とは相反する所があるということです。その点をご理解いただいた上で皆さんの馬券戦略に活かして頂けると幸いです。
基本的に相手候補馬は3頭です。
2頭のみの場合は相手馬の内1頭が圧倒的人気馬であっても買いたいと思った時に最終的な回収率を考慮して相手を絞った結果です。4頭の場合は★★がかなりの人気薄で、仮に相手を広げた場合でも回収率を維持できると判断した結果です。こちらも併せてご理解いただけますと幸いです。


*印は個人的な信頼度です。〈(穴)<☆<★<★☆<★★<(★★★)〉

皆さんの馬券予想の気づきに関われたら幸いです。

これからも末永くよろしくお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ


*昨年(2021年)の重賞成績
(選定基準 : 前日4番人気以降で馬券内に食い込めそうな馬)
単勝回収率 : 134.1% (12610/9400)
複勝回収率 : 94.15% (8850/9400)
*8-4-9-73 勝率8.5%, 連対率12.8%, 複勝率25%
*1月はテスト期間で投稿お休み
その他人気決着が予想されるレースや所用があった日は投稿お休み
昨年は計94R参戦しました(*- -)(*_ _)ペコリ

したがって昨年の成績を踏まえるであれば、
今年(2022年)は毎レース最低回収率401%以上になるように資金配分や相手馬を選定することが必要になります。

*ちなみに、、、
それ4!!!(;´д`)トホホ 7回
それ5!!!(;´д`)トホホ 11回
昨年は私事ですが本厄だったのでこの結果はそのせいにします。
後厄が来ませんように🥺

2022年 重賞本命成績 (記録用)

(選定基準 : 前日4番人気以降で馬券内に食い込めそうな馬)
単勝回収率 : 435.0% (2610/600)
複勝回収率 : 153.3% (920/600)


1月(6R)
京都金杯
◎ ヴィジュネル(8人気) 12着 ( ノД`)シクシク…
中山金杯
◎ レッドガラン(4人気) 1着 単勝 1,590円
🎯 複勝 290円🎯
シンザン記念
◎ マテンロウオリオン(4人気) 1着 単勝 1,020円
🎯 複勝 280円🎯
フェアリーS
◎ ニシノラブウインク(6人気) 12着 ( ノД`)シクシク…
愛知杯
◎ ラヴユーライヴ(10人気) 12着 ( ノД`)シクシク…
日経新春杯
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
京成杯
◎ ロジハービン(5人気) 2着 複勝350円
🎯


中京11R  G2 東海S

15:35~ ダート1800m (左)

★★ 4 デュードヴァン 松山 弘平 騎手

欠陥コースとして有名だった中京ダート1800mも、各騎手の意識的な変化が影響してか大外ぶん回しという禁忌を犯すものも少なくなってきた。4角までの立ち回り勝負に向けて序盤からポジション争いが繰り広げられるため、中盤もあまり緩みにくい。また今の中京ダートはパサパサの良馬場。上り脚に関してはそこまで遅くなっていないが、やはり追走負荷は大きく、道中が緩まないレース質を考えると、終盤の耐久値の高さを証明済みの馬は評価を上げたい。
今回はアイオライトが逃げ馬としてベストな枠を引き当てた。前走の勝ち方は圧巻だが、コーナーリングでのギアチェンジ性能の高さで後続を引き離し、2番手の馬に絶望感を与えて(この「絶望感を与える」という表現は昨年の大阪杯でレイパパレが勝った際、鞍上の川田騎手が意図的に4角で後続を突き放し「絶望感を与える競馬」をしたとコメントしており、馬の気持ちに即した表現として採用)、セーフティーリードを保ったままの勝利。2着馬とのタイム差を考えると強さが際立つが、このタイム差は絶望感を与える事に成功したが故の結果。今回の中京ダートにおける直線競馬で前走の再現性が容易であるとは言い難い。また大外枠にサンライズホープが入ったため、スタート後ポジションを取りに行く過程でアイオライトを厳しくマークする位置を意図的に取りに来る可能性が高い。シリウスSでの突き放し方を見るに、この馬はそういった競馬でも十分好走に期待できる。

デュードヴァンを狙いたい。(想定7番人気)
昨年の4着馬。昨年は不良馬場開催。その日の中京ダートは前にいることの優位性が高い馬場で、その環境を「上り最速の末脚で追い込むも捕えきれずの4着」というのは見た目が派手なぶん負けて強しの印象であった。しかしこの時は、臨戦過程からも「後方追い込み」の形でしか重賞では好走が期待出来なかった(ユニコーンSも後方追い込みで2着。逆に正攻法の競馬をしたレパードS、武蔵野Sでは人気を裏切る結果)というのも事実である。それはレース後鞍上「終いをいかす競馬をして良く伸びていますが、こういう形ですと展開に左右されますね」という半ば物足りなさを感じているコメントからも分かる。

しかしドバイ後の成長曲線を辿ると当馬の競馬スタイルが確実に良化しているのが分かる。
ドバイからの帰厩後初戦は東京ダート1600mのアハテルケS。
陣営戦前「ドバイから帰厩後も順調。この舞台は実績があるし、落ち着いて臨めれば」とコメントアリ。
ラップ : 12.3 - 10.8 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 11.8 - 12.0 - 12.7 (34.7-36.5)
スタート決めるも外のメイクハッピーが内に切れ込んで来たため諸に接触してしまい後方からの競馬。いったん大外に持ち出して態勢立て直しに図ると、道中は終始外3回し追走。重馬場も拍車を掛ける形で道中は全く淀みない流れ。当馬は残り800m地点で鞍上が右鞭を2発入れており追走苦が露呈。直線じりじりと伸びているが、残り100mで鞍上も無理に追わず流れ込む形で0.4s差7着。上位にきた馬たちは内々で立ち回った馬であり、当馬に関しては出走にあたり根本的なスピード値に疑問符がついていた中で終始ロスある競馬をしてのこのタイム差であれば寧ろ評価としては高く評価したいところ。その証拠に、当馬と同様にぶん回し競馬で0.8s差10着のケイアイパープルは次走の阿蘇S1着を皮切りに、ラジオ日本賞1着、G2 名古屋グランプリ2着と好走している。

4か月休養を挟んで選んだ舞台が東京ダート1400mのグリーンチャンネルC。
追走スピードに苦しんだアハテルケSから更に距離を1F短縮。
陣営戦前「休ませて馬体が充実した。前半の追走が鍵になるけど、ここでも通用する」とコメントアリ。
ラップ :  12.2 - 11.1 - 11.5 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 12.3 (34.8-35.8)
スタート決めると無理に促さず、馬の行く気に任せて内に切れ込んでいき中団やや後方馬群の中からの競馬に。追走スピードが物を言う環境下だけに道中は終始鞍上の手が動く。コーナーリングはスムーズに競馬するも4角で前行くデンコウリジエール、外のスマッシャーの手応え怪しく当馬の外目の進路が塞がれてしまい窮屈な格好で直線へ。直線内々でじりじりと脚を伸ばすと上り3位の末脚で追い込んで0.9s差3着。レース後鞍上「初めての1400mでしたし、スピード競馬でしたが、3着に来ることができ、これが次に活きてくると思います。張る癖は思っていたほど出しませんでした。スタッフの方たちが柔軟性を持たせるためにしっかりとケアして下さったおかげです。リズム良く行って、開いた内を通って3着まで来てくれました。上向きになってきた感じがします」とコメントアリ。前走は明らかに追走苦が露呈していたにも関わらず、今回はコーナーリングで前馬に突っかかるほどまでにスピードへの対応を示した。従来後方からしか見せ場を作りきれなかった当馬にとって明らかな成長と言える。

スピード競馬だけにシフトしていないことを証明したのは前走の師走S。陣営戦前「除外で延びたけど具合はいい。右にモタれる面が解消しただけに中山でも」とコメントアリ。この馬に関しては過去右回りでモタレル点が課題として付きまとっており、右回り成績は0-0-1-2。
ラップ : 12.4 - 11.2 - 11.9 - 12.0 - 12.0 - 12.4 - 12.5 - 13.1 - 13.5 (35.5-39.1)
スタートで左に寄れてしまうが何とか立て立て直すと、前走からの距離延長ローテも活きてスムーズに加速して先行策。ハギノアトラスを前に行かせながらの競馬。無理に流れに乗ろうとはせずに自分のリズムで競馬させると、残り600m地点から加速開始。右回りのコーナーリング加速性能が低くく4角入り口で先頭集団に引き離される。しかし直線に入ってからは改めて上り3位の末脚を発揮してじりじりと伸び0.4s差3着。ゴール後も伸び続け1着になったことを踏まえると、やはり本質的には長くいい脚を使う馬であり、右回りに関してはモタレル側面も凡走に起因している可能性があるが、より厳密にはコーナーリングでの加速性能が乏しい所が食い込み切れない所を助長しているように思える。昨年の師走Sも5着と好走したが、大外ぶん回し競馬でスパートの距離を長くしたぶん何とか掲示板に食い込むことが出来たと評すべき1戦。そして1,3着馬が追い込み馬であったことを踏まえれば展開も向いての5着だったと言える。その大味競馬と今年の師走Sでの競馬を比較すれば明らかに「競馬が上手く」なったと評価することが出来る。

今回は得意の左回り。転厩初戦となるが、鞍上にこの舞台の好走条件を知っている松山騎手配置と勝負気配の高さを伺える。陣営戦前「タフな馬でケイコで攻めてもへこたれないし、緩めずにしっかり乗り込めた。独特の走り方をするが、力を出し切れれば楽しみ」とコメントあり。昨年のローテーションとは違い、異なる距離でスピード競馬を経験しながらも大崩れすることなくじっくりと競馬の幅を広げてきた。「勢いのある5歳馬を買え!!(5-3-3-15)」という格言のある東海Sであればこの馬の成長曲線を追いかけたい。


<相手候補>
★☆ サンライズホープ
★ グレートタイム
☆ オーヴェルニュ



中山11R  G2 AJCC

15:45~ 芝2200m (右)

★★ 8 アンティシペイト 大野 拓弥 騎手

以下は横山典弘騎手×藤岡佑介騎手の対談の一節。
横山典弘騎手「(一か八かのポツン騎乗に関して)俺にとってもポツンはギャンブルなんだよ。オールマイティーな馬だったらそんな競馬はしない。ちょっと足りない馬で強い馬を負かすためにはどうすればいいかといったら秘策を練るしかない。勝つために何をすればいいかを考えて考えて……その結果、ああいう競馬になる」


「勝ちに行く競馬」「一発を狙う競馬」
どちらも1着を狙うという意味では同じだが、その中身は全く異なる。


先週の京成杯で推奨したロジハービンはレースセンスの高い優等生タイプ。外枠を引いたぶん多少雑な乗り方でも「勝ちに行く競馬」に徹した戸崎騎手はコーナーリングでの加速性能の高さを生かしてロングスパートを掛けた。最後の直線では押し切ることが出来たかに思われたが、道中敢えて1列下げて脚を溜め「一発を狙い」にいったオニャンコポンに差されてしまい2着。善戦馬は勝ち味に遅い節があり、オールマイティーが故に崩れないが、勝てない以上、陽の目を浴びる機会は少ない。今回の出走馬を見たときに最初に感じたのは、「勝ち味に遅い馬が多い」ということ。オーソクレースは立ち回り巧者だが、菊花賞ではタイトルホルダーの逃げに直線では引き離され、セントライト記念ではアサマノイタヅラの「1発」に泣く。ホープフルSではランドオブリバティの4角逸走に全く影響受けることなくスムーズに競馬出来たにも関わらず、ダノンザキッドに力負けした。今回も力上位であることは確実だが勝ち馬としてふさわしいタイプかといわれると疑問符が付く。ポタジェも前走G1以外は全て0.3s差以内の競馬と如何にも優等生タイプ。川田騎手コンビでは正攻法の勝ちに行く競馬に徹する。この馬もまた新潟大賞典でサンレイポケットの決め手に屈したように、着順は安定しているが、勝ち方が定まりきれていない。
上位人気2頭が力の上では抜けている印象だが、競馬という1着を争う競技においては足元を掬われかねない脚質であることが戦歴からも見て取れる。中山芝2200mは外回りを使用するため、京成杯の芝2000mとは違い末脚の持続力性能の高さで「1発を狙う競馬」がハマりやすいコース。更に開催最終ということもあり、現状の中山芝は馬場悪化に伴い良馬場でも若干時計が掛かっており、バイアスとしても中団差し勢の台頭が目立つ。
コース形態を生かした「マクリ脚質のような押し上げ」を過去に見せてきており、且つ時計の掛かる冬の中山に必須な「根本的なスタミナ性能」の裏付けがある馬を狙いたい。

アンティシペイトを狙いたい。(想定8番人気)
三浦皇成騎手が付きっきりで調教に乗っていた以上、この急遽の乗り替わりがプラスかどうかに関しては明言を避けたいが、「馬の勝ちパターンを知り過ぎるとその騎乗方法を疑わなくなることがある」という説を重視したい。如何に調教で新たな形の競馬の仕方を教えても、その馬との勝利経験は固定概念として残り続ける。事実、三浦皇成騎手×アンティシペイトは2-2-0-0と相性抜群のコンビだが、内3戦が逃げの手、残り1つは3番手からの競馬と、いずれも先行押切を狙っての物。しかし今回陣営が調教段階からフォーカスを当ててきたのは、「(2走前の)札幌で勝った時のように終いにグーンと伸びてくるような競馬をしてくれれば」(国枝調教師)ということであり、この時の札幌の内容は横山和生騎手のテン乗りが引き出したものである。今回は折り合い重視の大野騎手ということであり、急遽の乗り替わりで馬とコンタクトが取れていない以上は陣営の作戦を遂行しに行く可能性が高い。
また昨年の大野騎手の騎乗で印象的だったのは、クイーンSでのサトノセシルの競馬。前走逃げて勝利するなど元々は先行押切タイプの馬。しかしクイーンSではスタート決めて内外各馬が先手を主張すると見るや否や、無理をさせず初角で控えさせ折り合い付ける騎乗に。逃げて勝利からの臨戦過程上やはり道中引っ掛かってはいたが折り合い重視の大野騎手の上手さが際立つ騎乗で8番人気3着の好走に導いていた。
田辺騎手も優柔不断な騎乗でどちらかというと馬のリズム重視だが、田辺騎手は内を捌く技術が長けているため、どうしても一度馬群の中に入れたがる節がある。対して大野騎手は、外枠で多少の距離ロスはありながらも、常に外の出し所を用意しながら騎乗するスタイル。今の馬場傾向を考えると無難に外回す競馬でも差せる馬場であり、捌き重視よりは終い重視で如何に気分良く走らせることが出来るかがこの馬の最大値を引き出す上での鍵になると考える。


話をアンティシペイトに戻す。
前走は初の重賞参戦(G2 アルゼンチン共和国杯)でいきなりの2番人気。陣営戦前「出が悪く後方からになったが、今までにない末脚を発揮。ブリンカー効果もあるが、差す形で結果を出せたのは大きい。ここでも。」とコメントアリ。鞍上には積極的な横山武史騎手騎乗。
ラップ : 7.2 - 11.6 - 12.1 - 13.4 - 12.9 - 12.4 - 12.4 - 12.4 - 12.1 - 11.8 - 11.1 - 11.1 - 11.9  (30.9-34.1)
スタート決めると大外枠もあってか押し気味で位置取り拘りに行くと、内枠各馬が行かず、ボスジラがスムーズにハナ奪い早々に隊列決まったため一気にペース緩む。序盤から押していったぶんペース変化に対応しきれず掛かり気味になると懸命に抑えながらの追走。終始気負い気味の走りで4角入口では早め先頭に。直線では残り400m過ぎて鞭入れるも反応悪くあっさりとオーソリティに交わされると、残り200mでは鞍上も無理に追わずに流す形で0.8s差8着。レース後陣営「ブリンカーをしていたこともあるのか、少し引っ掛かり気味でずっと息が入らなかったような感じでした。それでも終いまで我慢して走ってくれたので、能力はあるのではないかと思います」とコメントアリ。横山武史騎手らしい勝ちに行く競馬をするもクラスの壁にぶつかった形。しかしあの立ち回りであればもっと惨敗まであり得た中でこのタイム差で収めていることを考えていると、本質的に備えているスタミナ性能の高さを感じさせられる。

1番人気ではあったが、「正攻法の力勝負」ではなく「相手に合わせて競馬」をしたのが、2走前のオホーツクS。今回のAJCCで目指す競馬像である。
陣営戦前「出遅れたが、ブリンカー効果はあり末脚がしっかり。札幌コースはいいので。」とコメントアリ。
ラップ :  12.6 - 10.9 - 12.1 - 12.9 - 12.9 - 12.5 - 12.1 - 11.8 - 11.8 - 11.8 (35.6-35.4)
スタートでやや後手を踏むと、無理に位置取り拘らずに中団外目からの競馬。外からシンボに蓋されたため馬群の中での競馬を強いられるも、折り合い欠くことなく集中した走り。向こう正面からコトブキテティスのマクリに合わせて各馬外目進出を図るなか、流れに釣られることなく脚を溜め続けると、4角で外6に持ち出し大外ぶん回し競馬で直線へ。直線入り口でスムーズに手前替わると上り最速の末脚で差し切り勝ち。2着ソルドラードは経済コースを進み、直線入り口で外目に持ち出す無駄のない騎乗。このソルドラードに対して当馬は大外ぶん回し競馬で同じ上り最速の末脚を発揮しての0.2s差の先着となれば着差以上に強さを評価してよい内容である。レース後鞍上「今までのパターンとは違った形にはなりましたが、ずっと調教に乗せてもらってコンタクトを取っていました余裕をもって馬を信用して乗ることが出来ました。脚を溜めてもシュッと切れる感じがないので、4コーナーでは外を回ってでも勢いをつけて行きました。返し馬の感じではまだまだだなと思っていましたが、今日勝ち切ったので、一回使ってさらに良くなってきそうです」とコメントアリ。ゴール後のガッツポーズを見ても、今回の一戦に関しては勝ちきることの意味合いが大きかったように感じる。
鞍上のコメントにもあるように、当馬は切れ味鋭い決め手ではなく、長くいい脚を使うステイヤー質の末脚を持つ。そのため、小回りの器用さ+ギアチェンジ性能を問われるようなコース形態では、加速地点が難しく追い出したときには後手を踏むシーンが見られる。それが顕著に出てしまったのが、4走前の美浦S。

中山芝2000mで行われる美浦S。芝2200mとは違い内回り。
鞍上に田辺騎手を配置。前述の通り捌きが上手い騎手で、経済コースで立ち回ることを好む。この騎手意識が当馬の脚質において仇となってしまったレース。陣営戦前「今回は二千なので、チークを着用し集中して走れるようなケイコをしている」とコメントアリ。
ラップ : 12.4 - 11.4 - 12.4 - 12.2 - 12.6 - 12.4 - 12.1 - 11.5 - 11.5 - 12.2 (36.2-35.2)
スタート決めると先手主張する構え見せるが、外のウィナーポイントがハナ主張してきたため控えると2列目外からの競馬に。初角過ぎて外からサトノエルドールがポジション上げに来たため釣られかけ折り合い欠くシーンあり。サトノエルドールの後ろに付け馬を落ち着かせるも、向こう正面半ばからハーメティキストがポジション上げて被せてきたため外の進路失う。コーナーリングで外に張りながらハーメティキストの前に入ろうとするも厳しくブロックされ、更に加速していくなかで前行くシビックヴァ―ゴが後退加減のため諸に詰まってしまい手綱を引いての減速をしいられ後手を踏む。立て直すとハーメティキストを先に行かせて直線へ。直線外ではなく馬場の悪い内目に持ち出したため、一旦は2番手までの勢いを見せながらも伸びを欠き0.2s差4着。レース後鞍上「今日は前半のスピードが良くなかったです。逃げることができませんでした。ただ、こういう形で競馬ができたのは大きかったです」とコメントアリ。前走逃げて2着の臨戦過程であり、道中抑えることが出来たのはまだキャリアが浅いことを考えると前向きに捉えることが出来る。また1着のサトノエルドールはG3 函館記念 5着、2着のルビーカサブランカはG3 愛知杯優勝。3着ダブルシャープはG3 小倉記念4着とメンバーレベルも決して低くなかったと言える。今回は中山芝内回りコースでのコーナーリング加速地点の不利があり、再加速を直線入り口で求められた。長くいい脚を使う当馬にとっては苦しい形であり、それでも4着まで伸びきったのだから能力の高さを改めて示したと評価していい。

3勝クラスでは勝ち味に遅かったのは事実だが、それは全て力勝負で「勝ちに行く競馬」をした中での敗戦であり、相手に合わせる形で競馬をしたと言えるのは上述で記載したオホーツクSと美浦Sの2R。5走前の湾岸Sも極端にペースを落とした逃げのため、好走できたのは展開に恵まれた側面があるのも事実だが、当馬と同様に流れに乗ることが出来た先行馬たちと真っ向勝負に持ち込んでしまったのが敗戦(2着に敗れた)理由と言える。ただ勝ち馬はウインキートスでありオールカマー2着馬。そこまで悲観的になる必要はないだろう。

陣営戦前「ハミをかみっ放しだった割には我慢していた今回はブリンカーを外す。前々走のように後方から差すレースをしてほしいですね」とコメントアリ。今回は調教段階からブリンカーを外しており、それでも我慢が効いた走りを披露。実戦形式に近い追いきりの内容を消化しており、この1戦に向けた準備の高さを感じる。アンティシペイトの馬名由来は「先を予期して手を打つ」。才能開花までじっくりと調教していく国枝調教師らしく、この馬も決して使い込むことなく、レース間隔を開けながら出走させてきた。気持ちが安定しないと見るや否やブリンカーを着用しジューンSでは立て直し成功。今回は精神面がどっしりとしてきたことを踏まえてブリンカーを外す構えで、大型馬らしく時間が掛かってはいるが一歩ずつ着実に競馬幅を広げながら成長している。今回はその陣営努力の結晶と言えるような「一発を狙う競馬」に期待したい。


<相手候補>
★☆ オーソクレース
★ キングオブコージ
☆ ラストドラフト

以上です。
ここまで読んでくださりありがとうございます。


帰り際に『スキ💛』を押してくださると嬉しいです!!
これからのモチベーションにつながります、、
(*- -)(*_ _)ペコリ


追伸

サポートくださる方々本当にありがとうございます。
コメントもつけて頂き、日々時間を取って少しずつ予想を進めてきたことが報われる思いです。
(頂いたサポート代は医学の勉強のためのカフェインに変わっています(笑)。本当にありがとうございます。カフェインは勉強のお供です(笑))

サポートしてくださる方々の存在は偉大です! もし何らかの形で貢献することが出来ましたら、、、💦 カフェイン代を恵んでください(笑)(*- -)(*_ _)ペコリ