12月26日(日) 中央競馬 無料メモ
皆さんお疲れ様です( ･´ｰ･｀)
帰り際に『スキ💛』を押してくださると嬉しいです！！
これからのモチベーションにつながります、、
(*- -)(*_ _)ペコリ
それでは明日のメモです。
見解に関しては、希望的観測や妄想をつらつら書いているので話半分のもう半分ぐらいの参考でお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ
勢いで書いているので誤字乱字お許しください(笑)
メモの馬の中から個人的にベストな条件だと思った馬を軸にして馬連、ワイドを買って楽しんでいます。
皆さんの馬券予想の気づきに関われたら幸いです。
＊印は個人的な軸信頼度です。(✓<☆<★<★☆<★★<★★★)
＜自分のnoteに関して＞
自分がnoteで取り上げている馬は決してそのレースでの注目馬だけではありません。あくまで毎週毎週のレース回顧を通して不利があったと思われる馬（netkeibaにお気に入り登録した馬）を一度ピックアップし自分の中で整理するために記載しています（noteの使い方間違えていますかね、、、、）。お気に入り馬の中からこのレースでなら通用するかもと思う馬を自分の本命にして毎週勝負しております。自分には予想家さんたちのような印を割り振れるほどまだ各レースを俯瞰的に見ることはできません。ただ、このnoteでは「あぁこの馬にはこんな不利があってこの着順になったのか」「自分でもレース映像を見て確認してみよう」「前回のようなレースが出来ればこのコースこのメンバーなら逆転するかも」など競馬予想の根本と言えるような行為を皆さんと一緒に楽しんでいければいいなと考えています！！
競馬は予想をするのも楽しい！！をモットーに日々向き合っておりますので、買い目を参考にして予想に乗り、勝ち負けを楽しみたい方には全く持って利点のないnoteだと思いますのでそういう方はおそらくこの先の記事を読んでも時間の無駄だと思います、、素晴らしい予想家さんたちが数多いらっしゃいますのでそちらをお勧めします(*- -)(*_ _)ペコリ
＜2021年4月からの活動に関して＞
4月からは医学部5年生として実習に参加します。
そのため日々勉強に追われることになります、、(;´д｀)トホホ
自分が選んだ道です。
頑張ります！！💪
4月からも「趣味 競馬」として活動を続けていきます。
しかし、勉強に比重を置きたいため回顧の幅を変えることにしました。
具体的には、
未勝利戦の回顧は行わず1勝クラス以降のレースを回顧することです。
医師になれば競馬をする時間も限られます。
6年生になれば国家試験に追われ、平場のレースを考える時間も無くなり、重賞さえも参加できなくなる日が来るでしょう。
おそらく競馬を楽しめるのは、この5年生が最後です。
回顧の幅は狭くなりますが、
これから1年間皆さんと最高の思い出が作れれば嬉しいです！！
全て無料で掲載していきますので、末永くよろしくお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ
いつも、スキ、いいね、サポート、リツイートしてくださる方々
本当にありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ
日々の励みです。
2021年 重賞本命成績 (記録用)
（選定基準 : 前日4番人気以降で馬券内に食い込めそうな馬）
単勝回収率 : 138.6 % （12610/9100）
複勝回収率 : 91.87 % （8360/9100）
1月（0R）
テストのため活動中止期間
2月（10R）
東京新聞杯
◎トライン それ5！！！(;´д｀)トホホ
きさらぎ賞
◎アランデル それ5！！！(;´д｀)トホホ
クイーンC
◎サルビア 7着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
共同通信杯
◎ハートオブアシティ 10着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
京都記念
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
ダイヤモンドS
◎ヒュミドール それ5！！！(;´д｀)トホホ
京都牝馬S
◎ブランノワール 3着 複勝 430円🎯
小倉大賞典
◎ロードクエスト 10着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
フェブラリーS
◎ヘリオス 16着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
中山記念
◎ウインイクシード 3着 複勝 370円🎯
阪急杯
◎ジャンダルム 3着 複勝 340円🎯
3月（8R）
チューリップ賞
◎タイニーロマンス 7着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
オーシャンS
◎コントラチェック 1着 単勝 3,340円🎯 複勝 530円🎯
中山牝馬S
所用のため予想できず(*- -)(*_ _)ペコリ
フィリーズレビュー
所用のため予想できず(*- -)(*_ _)ペコリ
金鯱賞
所用のため予想できず(*- -)(*_ _)ペコリ
フラワーC
◎イズンシーラブリー それ4！！！(;´д｀)トホホ
ファルコンS
◎ルークズネスト 1着 単勝760円🎯 複勝160円🎯
スプリングS
◎イルーシヴパンサー それ4！！！(;´д｀)トホホ
阪神大賞典
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
日経賞
◎オセアグレイト 6着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
毎日杯
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
マーチS
◎スワ―ヴアラミス 7着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
高松宮記念
◎マルターズディオサ 8着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
4月（9R）
ダービー卿CT
◎メイショウチタン 8着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
大阪杯
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
NZT
◎サトノブラーヴ 16着 (ﾉД`)ｼｸｼｸ…
阪神牝馬S
◎メイショウグロッケ 10着 (ﾉД`)ｼｸｼｸ…
桜花賞
◎ジネストラ 11着 (ﾉД`)ｼｸｼｸ…
アーリントンC
◎ レイモンドバローズ 3着 複勝560円🎯
アンタレスS
◎ ダノンスプレンダー それ4！！！(;´д｀)トホホ
皐月賞
◎ レッドベルオーブ 8着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
福島牝馬S
◎ アブレイズ 6着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
マイラーズC
◎ カイザーミノル 3着 複勝630円🎯
フローラS
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
5月（11R） 全敗(´；ω；`)ｳｩｩ
青葉賞
◎ ワンデイモア 11着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
天皇賞 春
◎ ユーキャンスマイル 7着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
京都新聞杯
◎ エスコバル 11着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
新潟大賞典
◎ ヒュミドール 11着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
NHKマイルC
◎ リッケンバッカー それ4！！！(;´д｀)トホホ
京王杯SC
◎ シャインガーネット 6着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
ヴィクトリアM
◎ マルターズディオサ 9着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
平安S
◎ ドスハーツ 14着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
優駿牝馬
◎ ウインアグライア 15着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
葵S
◎ インフィナイト 11着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
日本ダービー
◎ アドマイヤハダル 17着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
6月（6R）
鳴尾記念
◎ ユニコーンライオン 1着 単勝 2,060円🎯 複勝 680円🎯
安田記念
◎ トーラスジェミニ それ5！！！(;´д｀)トホホ
函館SS
◎ マイネルアルケミー 7着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
エプソムC
◎ ミラアイトーン 15着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
ユニコーンS
◎ ティアップリオン 7着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
マーメイドS
◎ ミスニューヨーク 15着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
宝塚記念
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
7月（6R）
CBC賞
◎クーファウェヌス 7着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
ラジオNIKKEI賞
◎ワザモノ 11着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
プロキオンS
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
七夕賞
◎ ロザムール 2着 複勝430円🎯
函館2歳S
◎ ナムラリコリス 1着 単勝 740円🎯 複勝 210円🎯
函館記念
◎ ワールドウインズ 7着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
中京記念
◎ ミスニューヨーク それ4！！！(;´д｀)トホホ
アイビスSD
所用のため予想できず(*- -)(*_ _)ペコリ
8月（9R）
クイーンS
◎ イカット 7着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
エルムS
◎ レピアーウィット それ5！！！(;´д｀)トホホ
レパードS
◎ ハンディーズピーク それ5！！！(;´д｀)トホホ
小倉記念
◎ ヒュミドール 2着 複勝300円🎯
関屋記念
◎ クリスティ 6着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
札幌記念
◎ サトノセシル 11着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
北九州記念
◎ エングレーバー 9着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
キーンランドC
◎ タイセイアベニール 9着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
新潟2歳S
◎ グランドライン 8着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
9月（9R）
札幌2歳S
◎ トーセンヴァンノ 3着 複勝280円🎯
小倉2歳S
◎ ナムラクレア 1着 単勝 640円🎯 複勝 210円🎯
新潟記念
◎ ヤシャマル それ4！！！(;´д｀)トホホ
紫苑S
◎ エイシンチラー 14着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
セントウルS
◎ シャインガーネット 6着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
京成杯AH
◎ ステルヴィオ 7着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
ローズS
◎ プリュムドール 9着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
セントライト記念
◎ レッドヴェロシティ 8着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
神戸新聞杯
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
オールカマー
◎ ステイフーリッシュ それ5！！！(;´д｀)トホホ
10月（7R）
シリウスS
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
スプリンターズS
◎ クリノガウディー 8着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
サウジアラビアRC
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
毎日王冠
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
京都大賞典
◎ ヒュミドール 10着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
府中牝馬S
◎ シゲルピンクダイヤ 10着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
秋華賞
◎ ステラリア 6着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
富士S
◎ タイムトゥヘヴン 3着 複勝450円🎯
菊花賞
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
スワンS
◎ ギルデッドミラー 11着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
アルテミスS
◎ サークルオブライフ 1着 単勝 2190円🎯 複勝 440円🎯
天皇賞秋
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
11月（10R）
ファンタジーS
◎ ヴィルチュオーズ 9着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
京王杯2歳S
◎ テーオースパロー 6着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
みやこS
◎ ロードブレス 2着 複勝380円🎯
アルゼンチン共和国杯
◎ アイアンバローズ 6着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
武蔵野S
◎ オメガレインボー 3着 複勝280円🎯
デイリー杯2歳S
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
福島記念
所用のため予想できず(*- -)(*_ _)ペコリ
エリザベス女王杯
◎ ステラリア 2着 複勝650円🎯
東スポ杯2歳S
◎ アルナシーム 6着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
マイルCS
◎ ダノンザキッド 3着 複勝300円🎯
京都2歳S
◎ ジャスティンロック 1着 単勝 910円🎯 複勝 200円🎯
京阪杯
◎ シゲルピンクルビー それ5！！！(;´д｀)トホホ
ジャパンカップ
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
12月（6R）
ステイヤーズS
◎ ゴースト それ5！！！(;´д｀)トホホ
チャレンジC
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
チャンピオンズC
◎ カジノフォンテン 10着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
中日新聞杯
◎ ショウナンバルディ 1着 単勝 1970円🎯 複勝 530円🎯
阪神JF
◎ ナムラクレア それ5！！！(;´д｀)トホホ
カペラS
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
ターコイズS
◎ フェアリーポルカ それ4！！！(;´д｀)トホホ
朝日杯FS
◎ オタルエバー 12着 ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
＜中山競馬場＞
中山11R G1 有馬記念
15:25~ 芝2500m (右)
★★ 14 アサマノイタズラ 田辺 裕信 騎手
まず有馬記念のコース解説及び今年のメンバー構成に関して、
ナガケンさん (@cuticlenagaken) / Twitterの記事が素晴らしいので紹介させていただきます。これほどまでに簡潔にそして正確に「事実」を捉えるのは非常に難しいことです。
もちろん自分とは考え方が異なる部分もありますが、それが競馬予想の面白さ。コース解説に関して下記の記事以上に分かりやすく記載できる自信がありませんので、割愛させて頂きます。
暮れの総決算である有馬記念。
これは何も馬券購入者側の収支に向けた言葉ではない。
各馬における総決算が有馬記念である。そのため臨戦過程に関してシビアな取り扱いが必要。
凱旋門賞帰りのクロノジェネシス、ディープボンド。
ダービーの敗戦から3歳の既定路線ではなく、勝ちに拘り適正条件に絞ったエフフォーリア。
最後の1冠は譲らない構えで菊花賞に臨んだタイトルホルダー、ステラヴェローチェ、アサマノイタズラ。
ファン投票9位・有馬記念で引退を表明しているキセキ。
有馬記念初騎乗という運命の糸を自らの手で紡ぎだしたアカイイト。
そして一発に賭ける各馬たち。
調教、馬体、距離適性、舞台適性、展開、血統など競馬予想におけるファクターは数多く存在する。そのファクターを全て集結すれば最高の予想が出来るかと言われると必ずしもそうではない。
すべてのファクターを集結させた時、出馬表には1頭も残らない、ないしは全馬に印が付いていることだろう。要は競馬予想もファクターを最小限に、且つ武器として持てる物を徹底的に磨くことが求められる。
では今年の総決算『有馬記念』に向けて、この1年で自分が磨いてきたファクターは何か。
それは「1頭を深く探求すること」である。
相対評価から序列をつけて本命馬を選ぶのではない。
その1頭が最大パフォーマンスを発揮し、好走することを信じてやまないぐらい分析するのである。
故に今回は展開予想も行わない。
展開予想からあぶり出される穴馬は「相対評価」である。
(先行激化に伴い後方差し勢台頭という予想は、自然と先行＜後方馬のジャッジを下しているという認識)
アサマノイタズラを狙いたい。(想定10番人気)
*なぜ上述に展開に関する記載を付け加えたかと言えば、週中で議論されていたため。
『パンサラッサが内から逃げて、大外のタイトルホルダーが距離ロス控えるために番手、後はキセキが絡めば先行激化するから後方馬に展開向く』という理由でのアサマノイタズラを穴馬推奨する方が多数いた。
確かに分かる。展開論者からすれば自然と目先は後方馬に行くはずだ。
ただ「なぜパンサラッサは沈むのか」「なぜタイトルホルダーが沈むのか」
後方馬台頭は分かるが、差し届かずの先行決着が想定されていない。
恐らく先行決着になれば「展開向かなかった」と評するのだろうが、それが個人予想の総決算としては寂しくはないのだろうか。。。
「先行馬が沈む展開だろうがこの馬は先行して粘り込む」
「先行馬に利があるラップだろうがこの馬は後ろから突っ込んでくる」
半ば強引で理想論に見えるかもしれないが、往々にして競馬の決着とはそういうものである。
競馬の格言『3着にはよくわからない馬が飛び込んでくる』
これがまかり通っているのが競馬である。その激走した馬も単体で深く追求すれば、よくわからない馬ではなかったはず。誰かが理論的に狙っているはずですから、、、
アサマノイタズラは星野壽市さんの所有馬。
新馬戦では鞍上に「嶋田純次騎手」を配置。手塚厩舎の所属騎手。
嶋田騎手はデビュー戦でいきなり勝利し、そして1年目は同期で一番の勝ち星を挙げ期待のルーキーとして扱われたが、けがでの長期離脱などに伴い成績は下降。デビュー4年目は勝ち星が1つのみ。その馬が「ダークサイド」。星野壽市さんの所有馬である。
陣営戦前「稽古の動きはいい。先行力で押すタイプで中山は合いそう。好勝負を期待」とコメントアリ。
ラップ : 12.9 - 11.9 - 13.2 - 12.8 - 12.1 - 12.1 - 12.1 - 11.4 - 11.9
陣営のコメント通りにスタート決めると行き脚つけて先行策。道中は番手で流れに乗るも4角で押し上げてきたボーデン、ディオスバリエンテに屈して3着。競馬内容自体に問題はなく、完全に力負けのような構図であった。
1F伸ばしての2戦目。
ラップ : 12.8 - 11.6 - 13.1 - 12.0 - 12.4 - 12.3 - 12.3 - 12.1 - 11.5 - 11.9
スタート決めると今回は無理に促さず控える。前走からの距離延長ローテも影響して行きたがる素振りを見せたが、先団見る形の外目に付けると道中は流れに乗る競馬に。4角入口からマクリ気味に押し上げると手応え抜群に内馬を飲み込む形で直線へ。直線残り200mで早め先頭に立つも後続を突き放す上り最速の完勝劇。相手関係の弱化は言うまでもないが、勝ちっぷりが鮮やか。次走の水仙賞で1番人気に支持されるのも頷ける。
そして物議を醸した水仙賞。
ラップ : 13.1 - 11.9 - 13.4 - 13.3 - 13.3 - 13.2 - 11.7 - 12.3 - 11.8 - 11.2 - 11.5
陣営戦前「立ち回りがうまく鞍上は距離も問題ないとのこと。ただ放牧明けで少し緩い」とコメントあり。その言葉とは裏腹に⊖10kgでの出走。
スタート決めると前走同様に中団控える競馬。道中は序盤から極端に緩んでおり、且つ当馬自身も「初の揉まれる競馬」が影響してか終始気負い気味の追走に。道中は動くに動けないポジションに入ってしまったため、他馬がコーナーリングで位置取り上げていく中、想定的にポジション下がっていき直線へ。直線突くためのスペースを探しながらも結局見つけることが出来ずに、前行くマカオンドールが抜けた後をついていく形で流れ込み不完全燃焼競馬。レース後鞍上「身動きが取れなくなり、直線も最後まの1ハロンで前が開いてから少し追えただけでした」と反省コメントあり。
このふがいない競馬でも継続騎乗で挑戦できたのが4走目のg2 スプリングS。
陣営戦前「使ってピリッとしてきて上積みは十分です。距離もプラスだし、ここでも力は引けを取らない。鞍上には強気に乗ってもらいたい。」とコメントあり。⊕10kg馬体回復。
ラップ : 12.8 - 11.7 - 12.7 - 13.0 - 12.3 - 12.5 - 12.4 - 12.1 - 12.5
前走の反省と距離短縮に伴う掛かる心配の軽減、そして人気薄の立場が故に出来る強気の競馬であった。鞍上意識として明確になったのは、初角から2角にかけて「強引にでも外のポジションを取り、揉まれない環境下で競馬をさせようとした」こと。まさしくキャリア2戦目の再現を狙ったレースぶり。4角から捲り上げていくと抜群の手応えで直線へ。直線早め先頭に立つも、後方のヴィクティファルスの目標になってしまい差されての2着。レース後鞍上「もう一度オーナーと先生が乗せてくださって、厩舎スタッフの方々もしっかりと仕上げてくれて、前回よりも状態は良かったです。馬場はこなせると思っていましたし、終いまでしっかり走ってくれました。先生からは強気に乗って、と言われていましたが、結果的にもう少し待ってても良かったかもしれません。乗せていただいたチャンスを生かしたかっただけに悔しいです」とコメントあり。
この競馬内容から鞍上の意識として、「この馬の好走パターン」が明確化したと言える。仕掛け所のタイミングに関しては鞍上の若さだが、再現性のある立ち回りが確立したことで目指すべきレースが確立した。
それが皐月賞である。
G1出走経験のない嶋田純次騎手の継続。厩舎そして手塚調教師の信用を積み上げてきた証である。しかも追加登録料200万を払っての出走という背景があった。
この舞台は未勝利戦勝利時の舞台。その時の勝ち時計2:02.0は弥生賞と全くの同タイム。即ちタイトルホルダーと並び持ち時計はメンバー1位タイであった。揉まれない外枠を確保。雨により時計の掛かる馬場もスプリングSの好走とのリンク付けが可能であり、激走のため布石が出来ていた。
ラップ : 12.1 - 11.7 - 12.5 - 11.9 - 12.1 - 11.4 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 12.6
陣営戦前「強気なレースをして小差だったし、勝ち馬と遜色はない。二千の方が競馬はしやすいし、湿った馬場も苦にしない。張りが出て状態もいいので、自信を持って乗ってもらいたいね」とコメントあり。
スタートで出遅れて脚を使い、道中は外のレッドベルオーブに絡まれ、直線入り口で接触受けて終了。出遅れ後のリカバリーの焦り度合いからも、鞍上の頭の中で「好走パターンの限局化」があり。それを全うすることに拘り続けたのも敗因に感じる。レース後鞍上「スタートが速くなくて二の脚で出して行った。３角で右に張る面があり、早めに動いたぶん最後苦しくなってしまった」とコメントあり。仕掛け所の狂いはレッドベルオーブに付いていってしまったから。やはり経験値の若さが露呈してしまったとも言える。
次に選ばれたのがラジオNIKKEI賞。
好走パターンの競馬内容からも筋が通る番組選択であった。
ただ懸念点があるとすれば、序盤の追走スピード。福島芝1800mは中山芝1800mとは違い、スタート後に下り坂が来る。中山芝1800mではスタートから上り坂のため序盤のスピード値を要求しない(スプリングS : 12.8 - 11.7 - 12.7 - 13.0 - 12.3 - 12.5 - 12.4 - 12.1 - 12.5)が、福島では追走部分で脚を使いかねない。この追走ラップでも「好走パターン」の競馬に当てはめる事が出来るか、終いまで余力を残すことが出来るかが課題であった。もう一つは水仙賞の悪夢を呼び起こしかねない「内枠」を引いてしまったこと。スプリングSのように強引にでも外のポジションを取ることが求められた。
陣営戦前「スプリングＳのように自分で動いて行きたい。前走は枠順や展開が厳しかった。状態はいいので、雨で少し馬場が軟らかくなれば」とコメントあり。
ラップ : 12.5 - 10.8 - 12.3 - 12.5 - 12.6 - 12.1 - 11.8 - 11.6 - 11.8
スタート決めるも外枠各馬が下り坂でスピードつけていき当馬は後方からの競馬に。初角から2角にかけて、「理想的なポジション」を取りたかったはずだが、ボーデンが掛かり気味に外で立ち回っていたため出し所を失う。3角から各馬が進出していく中、動くに動けないポジションを取ってしまったため、4角入口から慌てて外回し直線へ。直線詰まり気味で追えていないのは確かだが、外回し馬壊滅の馬場傾向で内立ち回った馬たちが上位独占。コーナーリングで後手を踏んでしまった以上は、4角で慌てて前馬の動向に合わせて外回すメリットは全くなく、鞍上の中での「好走パターン」だけでエスコートした可能性が高い。冷静に振り返ってみれば、各馬が外を回したため、直線入り口では内の進路がかなり開いていたわけである。レース後鞍上「3、4コーナーで外を回る形になりましたが、結果的に内を突いても良かったかもしれません」とコメントあり。気づいていたことは幸い。ただイメージだけで騎乗しているのが分かる競馬内容であった。
故にセントライト記念での乗り替わりは納得。
選ばれたのが田辺裕信騎手。中山における彼の実績を考えれば、この乗り替わりは明らかにプラスである。しかし個人的に衝撃だったのは陣営コメント。陣営戦前「少し疲れが尾を引いたが今はリラックスしていい状態。距離は守備範囲で鞍上とも手が合いそう。この相手にどこまで通用するか」とコメントあり。
『田辺騎手と手が合う』
これほどまでに答えが分からない難題はない。ただ田辺騎手を評するのであれば、「馬を気分良く走らせることに長けており、馬群を縫うといった技術も抜群の決め打ち競馬」を主体とする騎手。要はマイペース騎乗ということである。
ではその騎手がアサマノイタズラと手が合うとはどういうことか。
常に陣営は毎レース「自分で動いていきたい」とコメントしたように、馬の気分というよりは、鞍上の気分に委ねる作戦を取ってきた。しかしこれを田辺騎手に求めるのは筋違い。それでも「手が合う」と評し、田辺騎手を依頼した。
ここから「ラジオNIKKEI賞の後方競馬に可能性を見出した」と紐解くことが出来るのではないだろうか。あの時は、慌てて外ぶん回した嶋田騎手だが、田辺騎手であれば内に突っ込む決め打ち競馬に徹した可能性が高い。仮に内に突っ込まないとしても、無策に4角外回しはせず直線ギリギリまで脚を溜めただろう。
それで成功したり全くの不発に終わるのが田辺騎手である。
そして結果はセントライト記念優勝。
ラップ : 12.3 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 12.0 - 12.2 - 12.2 - 12.0 - 11.5 - 11.7 - 12.2
スタート決めると無理に促すことなく、内枠活かして淡々とマイペースで追走。3角付近で外回しのスペース確保するために若干内開けながら追走すると、如何にもといったレッドヴェロシティ×ミルコの捲り競馬にも騙されず、内々で立ち回りながら直線入り口でようやく外へ。捲っていったレッドヴェロシティが早々に脚が上がったため、外目の進路がすんなりと出来、そこを突いていくと、残り200mで実況「ソーヴァリアント楽な手応え」と表現する中、一頭別の脚色で完璧に捉えての優勝。
これを展開が嵌ったと評する意見も分かるが、
「好走パターンが限局化している」というイメージに基づく臨戦過程と競馬内容を辿りながらも、前走のラジオNIKKEI賞の競馬内容から新たな発見を見出し、その競馬内容を否が応にも遂行してくれる騎手を配置した。
これは立派な作戦勝ちと考えるのが妥当ではないだろうか。
レース後手塚調教師「これまでは位置を取ろう取ろうとしていたのがリズムを崩した原因なのかもしれません。控える競馬で、これだったら距離が持ちますし、道中も不安がありません。良馬場でもやれるんだと思いましたし、びっくりしました。(勝つとは)想像もしていませんでした。良い誕生日プレゼントをもらうことができました」とコメント。
コメントにもある通りこの日は手塚調教師の誕生日。関係者一同この日に結果を出したいという思惑がありながらも後方待機策を敢行。
これはようやく『本当の』好走パターンを見つけたと言える。
レース後鞍上「能力の高さに驚かされました。調教に乗せてもらい、嶋田騎手とも色々話をして情報を集め、ここでどうやって権利を取るか、賞金を加算しようか考えていたので勝ち切ってくれるとはびっくりしました。スタートは良かったのですが、ポジション取りで行きたい馬が多く、そこに参加するにはこの馬がムキになると思い、マイペースを保ってリラックスさせてリズムを守りました。今の中山の馬場はとても良いので、前半のペースはとても速いとは思いませんでしたが、先行集団が団子状態になって消耗が激しかったです。ゴーサインを出してからすごく反応が良く、正直なところ余裕残しの状態だったので、良い形で本番に行けます。ずっと一線級と戦ってきた馬ですし、どこかで勝つチャンスがあると思っていましたが、もう一つ大きいところを狙って行きたいです」と高揚気味にコメント。
菊花賞は名手「武豊」の存在にやられた。
各馬が初めての距離。タイトルホルダーに関しても戦前から距離不安を武史騎手は口にしており、そのイメージから選んだ作戦が逃げの競馬。番手に和生騎手という乱ペースになることはあり得ないような配置。若干各馬バラつき、縦長になりながらも後方で脚を溜める集団が出来る。その起点が武豊。今年の下半期のＧ1は名手「武豊」の後ろを取れた馬たちの好走が目立つ(ここでは馬名割愛)。それだけ理想的な流れを作りだす騎手というわけである。この馬の外にミルコとルメール。
『長距離重賞は騎手買い』と言われるがそれだけの理由が道中にある。
その付近におらず後方競馬に徹していたのがステラヴェローチェとアサマノイタズラ。前者は単勝4.1倍の2番人気。後者は単勝15.1倍の5番人気。更に前者の鞍上吉田隼人騎手はその前週の秋華賞で単勝1.9倍のソダシを着外。この菊花賞に向けた心理的な臨戦過程としては焦りの度合いが大きかっただろう。そのためコーナーリングで後方から大外ぶん回しで捲り上げていき、上り最速の末脚で追い込んでいったが届かずの4着。一方で後者の田辺騎手は直線まで全く動かずに直線だけの上り最速競馬で9着。
ここで無理に追い込まなかったのは上昇度という意味合いでも大きい。使い込むことがプラスに働かないのが若駒。
今回も後方からの競馬に徹するだろう。
だがそれは「この馬のために、この馬が好走するために、ほろ苦い失敗から学び取り、手厚く世話した嶋田騎手を降ろしてまで田辺騎手を配置し、優勝という結果で導き出した作戦」である。
有馬記念は総決算。
答え合わせの舞台として申し分ない。
対抗はクロノジェネシス。
本命馬は自分が1年間重賞予想に向き合ってきた中で磨いてきた探求力によって導き出したもの。
対抗のクロノジェネシスは一競馬ファンとして、国民の義務である有馬記念に参加する上で導き出した馬。
以下が私の導き出した答え。
＜阪神競馬場＞
阪神12R 猪名川特別
16:25~ 芝1400m (右)
★☆ 2 ディーバサンライズ 亀田 温心 騎手
10/30 ★
陣営戦前「この前は勿体ないレースだった。前走を使って馬はシャキッとしてきたし、力通り走れば全然このクラスでもやれます。走り慣れている右回りに替わるのはプラスです」とコメントあり
ラップ : 12.3 - 11.1 - 11.7 - 11.8 - 11.6 - 11.5 - 11.8
スタート決めるとスムーズに加速していき先行競馬 外からニシノガブリヨリがハナを奪いに来たため譲るとインのポケットを確保 道中は折り合いしっかりとつけて流れに乗る競馬に徹すると楽な手応えで直線へ 直線ラチ沿いのスペースが開くのを待つと、前行く逃げ馬が若干外に寄れたため、そのスペースを狙うが、逃げ馬自身左鞭によって内にヨレて来たため、突くためのスペースを失ってしまう 外への進路切り換えをするだけの余地はあったが鞍上も無理に競馬させずの鞭なし0.7s差9着 直線どん詰まりの不完全燃焼な1戦
前走は休養明け初戦＋昇級緒戦 本来は前週の中山に使う予定だったが熱発により仕方なくスライドしての府中参戦 内で動くに動けないポジションに入ってしまい不完全燃焼競馬
陣営戦前「前走は窮屈な競馬に。千四は大丈夫なので、スムーズに力を出せるようなら。」とコメントアリ。阪神Cの結果を見るからに先週よりはインが使えるようになったのが今の馬場傾向。有馬記念の裏開催で優秀な騎手も少ない今回は盲目的にぶん回してきそうな脚質の馬が揃ったメンバー構成であり、内回り特有の立ち回り力が問われれば当馬も十分に浮上の目がある。今回はダンツイノーバに秋山真一郎騎手の手戻りでハナを奪う可能性が高く、この馬に付いていく形での競馬が理想になる。芝でのポジション意識が高い亀田温心騎手であれば、前走のように鞍上の腕が問われるようなインポケットからの競馬よりも、陣営のコメント通りスムーズな競馬に徹するだろう。3歳馬でこの時期の競馬を経験していないのが懸念点だが、タフな馬場傾向に関しては北海道開催でのパフォーマンスが補填しており、今回は巻き返しに期待したい。
✓ 6 リヴェール 川須 栄彦 騎手
9/26 ☆
＊陣営戦前「前走は流れに乗れなかったが、使いつつ良くなっています。前々で運べれば。」とコメントあり 今回好内容を示した中京の舞台ではあるが、この枠となると現級では少し足りない所があるのも事実 馬場渋りに関してもそこまで歓迎の口ではなく、レースぶりの静観に
（酒井学騎手病気により騎手変更の経緯アリ。）
ラップ : 12.4 - 11.0 - 11.8 - 11.6 - 11.7 - 12.3
スタート決めるも大外枠では内に食い込み切れずに道中は終始外5回し 直線では早々に沈み1.9s差16着大敗 インで立ち回らなければ勝負にならない馬場で、結果的に無駄な1戦になってしまったか
9/5 ★
陣営戦前「前走は押してハナへ行った分、脚がたまらず。叩いた上積みは見込めます。」とコメントあり
ラップ : 12.0 - 11.2 - 11.7 - 11.8 - 11.4 - 11.7
スタート出遅れると無理に位置取り戻しに行かずに最後方からの競馬 ラチ沿いから流れに乗る形の競馬に 終始内々で立ち回ると位置取りそのままで直線へ 直線残り250m地点で前行くバスクベレーとマリノディアナ突くも、その前方にいたスンリが進んで行かなかったため詰まってしまい減速 追い出しを待たされると、スペース出来て鞭開始するも既にゴール前で効果的な伸びにつながらずに0.7s差7着 この日の新潟芝はメインレースの新潟記念で直線が千直競馬になったように直線でインを狙うことに利のない馬場であった 1,4,5,6,8着馬は先行馬、差してきた2,3着馬は素直に外回した馬たちであることを踏まえると、当馬の後方内々立ち回りで0.7s差は情状酌量の余地あり 今回はそもそも出遅れたことが全ての現況の可能性大
前走(8/14)は大外枠から果敢に逃げの競馬に持ち込むもオルフェーヴル産駒の距離延長ローテ△もあってか、失速してしまい先行崩れを演出
2走前(4/11)は昇級初戦 陣営戦前「馬がしっかりとしてきた。今後のことを考えて、控える競馬も考えている。」とコメント 控える競馬を試すも3角で挟まれてポジション後退する不利あり
3走前(2020/12/5)の1勝クラス突破のレースでは、クリアサウンド(2勝クラス連続3着)、オパールシャルム(2勝クラス突破済)、ホーリーライン(2勝クラス3連続掲示板内)、ロードベイリーフ(3勝クラス2着)に対しての逃げ切り勝ち◎
陣営戦前「前走は道悪だったからね。徐々にしっかりしてきたし良馬場で見直したい。」とコメントアリ。好走時の競馬が限局しており、平坦巧者感も否めない。鞍上が定まっていない点もチグハグさを助長しており、今回に関してはハードルが高い。
以上です。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
妄想も加えた拙い見解ではありますが、レース回顧に関しては時間をかけて行っておりますので、今回凡走でも皆さんの回顧の貢献になればなぁと思います。上手く使ってください(*- -)(*_ _)ペコリ
帰り際に『スキ💛』を押してくださると嬉しいです！！
これからのモチベーションにつながります、、
(*- -)(*_ _)ペコリ
追伸
サポートくださる方々本当にありがとうございます。
コメントもつけて頂き、日々時間を取って回顧をしてきたことが報われる思いです。
（頂いたサポート代は日々の勉強のためのカフェインに変わっています(笑)。本当にありがとうございます。カフェインは勉強のお供です(笑)）
サポートしてくださる方々の存在は偉大です！ もし何らかの形で貢献することが出来ましたら、、、💦 カフェイン代を恵んでください(笑)(*- -)(*_ _)ペコリ