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10月3日(日) 中央競馬 無料メモ

皆さんお疲れ様です( ・´ー・`)


帰り際に『スキ💛』を押してくださると嬉しいです!!
これからのモチベーションにつながります、、
(*- -)(*_ _)ペコリ


先週の無料回顧です。


それでは明日のメモです。
見解に関しては、希望的観測や妄想をつらつら書いているので話半分のもう半分ぐらいの参考でお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ
勢いで書いているので誤字乱字お許しください(笑)
メモの馬の中から個人的にベストな条件だと思った馬を軸にして馬連、ワイドを買って楽しんでいます。
皆さんの馬券予想の気づきに関われたら幸いです。


*印は個人的な軸信頼度です。(✓<☆<★<★☆<★★<★★★)


<自分のnoteに関して>
自分がnoteで取り上げている馬は決してそのレースでの注目馬だけではありません。
あくまで毎週毎週のレース回顧を通して不利があったと思われる馬(netkeibaにお気に入り登録した馬)を一度ピックアップし自分の中で整理するために記載しています(noteの使い方間違えていますかね、、、、)。お気に入り馬の中からこのレースでなら通用するかもと思う馬を自分の本命にして毎週勝負しております。自分には予想家さんたちのような印を割り振れるほどまだ各レースを俯瞰的に見ることはできません。ただ、このnoteでは「あぁこの馬にはこんな不利があってこの着順になったのか」「自分でもレース映像を見て確認してみよう」「前回のようなレースが出来ればこのコースこのメンバーなら逆転するかも」など競馬予想の根本と言えるような行為を皆さんと一緒に楽しんでいければいいなと考えています!!
競馬は予想をするのも楽しい!!をモットーに日々向き合っておりますので、買い目を参考にして予想に乗り、勝ち負けを楽しみたい方には全く持って利点のないnoteだと思いますのでそういう方はおそらくこの先の記事を読んでも時間の無駄だと思います、、素晴らしい予想家さんたちが数多いらっしゃいますのでそちらをお勧めします(*- -)(*_ _)ペコリ
<2021年4月からの活動に関して>
4月からは医学部5年生として実習に参加します。
そのため日々勉強に追われることになります、、(;´д`)トホホ
自分が選んだ道です。
頑張ります!!💪
4月からも「趣味 競馬」として活動を続けていきます。
しかし、勉強に比重を置きたいため回顧の幅を変えることにしました。
具体的には、
未勝利戦の回顧は行わず1勝クラス以降のレースを回顧することです。
医師になれば競馬をする時間も限られます。
6年生になれば国家試験に追われ、平場のレースを考える時間も無くなり、重賞さえも参加できなくなる日が来るでしょう。
おそらく競馬を楽しめるのは、この5年生が最後です。

回顧の幅は狭くなりますが、
これから1年間皆さんと最高の思い出が作れれば嬉しいです!!
全て無料で掲載していきますので、末永くよろしくお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ

いつも、スキ、いいね、サポート、リツイートしてくださる方々
本当にありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ

日々の励みです。

2021年 重賞本命成績 (記録用)

(選定基準 : 前日4番人気以降で馬券内に食い込めそうな馬)
単勝回収率 : 110.9 % (7540/6800)
複勝回収率 : 75.44 % (5130/6800)

1月(0R)

テストのため活動中止期間

2月(10R)
東京新聞杯 
◎トライン  5着 ( ノД`)シクシク…
きさらぎ賞 
◎アランデル 5着 ( ノД`)シクシク…
クイーンC  
◎サルビア  7着 ( ノД`)シクシク…
共同通信杯 
◎ハートオブアシティ 10着 ( ノД`)シクシク…
京都記念  
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
ダイヤモンドS 
◎ヒュミドール 5着 ( ノД`)シクシク…
京都牝馬S 
◎ブランノワール 3着 複勝 430円
🎯
小倉大賞典 
◎ロードクエスト 10着 ( ノД`)シクシク…
フェブラリーS 
◎ヘリオス 16着 ( ノД`)シクシク…
中山記念  
◎ウインイクシード 3着 複勝 370円
🎯
阪急杯   
◎ジャンダルム 3着 複勝 340円
🎯

3月(8R)
チューリップ賞 
◎タイニーロマンス 7着 ( ノД`)シクシク…
オーシャンS 
◎コントラチェック 1着 単勝 3,340円
🎯 複勝 530円🎯
中山牝馬S  
所用のため予想できず(*- -)(*_ _)ペコリ            
フィリーズレビュー
所用のため予想できず(*- -)(*_ _)ペコリ
金鯱賞
所用のため予想できず(*- -)(*_ _)ペコリ
フラワーC
◎イズンシーラブリー それ4!!!(;´д`)トホホ
ファルコンS
◎ルークズネスト 1着 単勝760円🎯 複勝160円🎯
スプリングS
◎イルーシヴパンサー それ4!!!(;´д`)トホホ
阪神大賞典
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
日経賞
◎オセアグレイト 6着 ( ノД`)シクシク…
毎日杯
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
マーチS
◎スワ―ヴアラミス 7着 ( ノД`)シクシク…
高松宮記念
◎マルターズディオサ 8着 ( ノД`)シクシク…

4月(9R)
ダービー卿CT
◎メイショウチタン 8着 ( ノД`)シクシク…
大阪杯
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
NZT
◎サトノブラーヴ 16着 (ノД`)シクシク…
阪神牝馬S
◎メイショウグロッケ 10着 (ノД`)シクシク…
桜花賞
◎ジネストラ 11着 (ノД`)シクシク…
アーリントンC
◎ レイモンドバローズ 3着 複勝560円🎯
アンタレスS
◎ ダノンスプレンダー それ4!!!(;´д`)トホホ
皐月賞
◎ レッドベルオーブ 8着 ( ノД`)シクシク…
福島牝馬S
◎ アブレイズ 6着 ( ノД`)シクシク…
マイラーズC
◎ カイザーミノル 3着 複勝630円🎯
フローラS
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ

5月(11R) 全敗(´;ω;`)ウゥゥ
青葉賞
◎ ワンデイモア 11着 ( ノД`)シクシク…
天皇賞 春
◎ ユーキャンスマイル 7着 ( ノД`)シクシク…
京都新聞杯
◎ エスコバル 11着 ( ノД`)シクシク…
新潟大賞典
◎ ヒュミドール 11着 ( ノД`)シクシク…
NHKマイルC
◎ リッケンバッカー それ4!!!(;´д`)トホホ
京王杯SC
◎ シャインガーネット 6着 ( ノД`)シクシク…
ヴィクトリアM
◎ マルターズディオサ 9着 ( ノД`)シクシク…
平安S
◎ ドスハーツ 14着 ( ノД`)シクシク…
優駿牝馬
◎ ウインアグライア 15着 ( ノД`)シクシク…
葵S
◎ インフィナイト 11着 ( ノД`)シクシク…
日本ダービー
◎ アドマイヤハダル 17着 ( ノД`)シクシク…

6月(6R)
鳴尾記念
◎ ユニコーンライオン1着 単勝 2,060円
🎯 複勝 680円🎯
安田記念
◎ トーラスジェミニ 5着  ( ノД`)シクシク…
函館SS
◎ マイネルアルケミー 7着  ( ノД`)シクシク…
エプソムC
◎ ミラアイトーン 15着  ( ノД`)シクシク…
ユニコーンS
◎ ティアップリオン 7着  ( ノД`)シクシク…
マーメイドS
◎ ミスニューヨーク 15着  ( ノД`)シクシク…
宝塚記念
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ

7月(6R)
CBC賞
◎クーファウェヌス 7着  ( ノД`)シクシク…
ラジオNIKKEI賞
◎ワザモノ 11着  ( ノД`)シクシク…
プロキオンS
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
七夕賞
◎ ロザムール 2着 複勝430円
🎯
函館2歳S
◎ ナムラリコリス 1着 単勝 740円
🎯 複勝 210円🎯
函館記念
◎ ワールドウインズ 7着  ( ノД`)シクシク…
中京記念
◎ ミスニューヨーク それ4!!!(;´д`)トホホ
アイビスSD
所用のため予想できず(*- -)(*_ _)ペコリ

8月(9R)
クイーンS
◎ イカット 7着  ( ノД`)シクシク…
エルムS
◎ レピアーウィット 5着  ( ノД`)シクシク…
レパードS
◎ ハンディーズピーク 5着  ( ノД`)シクシク…
小倉記念
◎ ヒュミドール 2着 複勝300円
🎯
関屋記念
◎ クリスティ 6着  ( ノД`)シクシク…
札幌記念
◎ サトノセシル 11着  ( ノД`)シクシク…
北九州記念
◎ エングレーバー 9着  ( ノД`)シクシク…
キーンランドC
◎ タイセイアベニール 9着  ( ノД`)シクシク…
新潟2歳S
◎ グランドライン 8着  ( ノД`)シクシク…

9月(9R)
札幌2歳S
◎ トーセンヴァンノ 3着 複勝280円
🎯
小倉2歳S
◎ ナムラクレア 1着 単勝 640円
🎯 複勝 210円🎯
新潟記念
◎ ヤシャマル それ4!!!(;´д`)トホホ
紫苑S
◎ エイシンチラー 14着  ( ノД`)シクシク…
セントウルS
◎ シャインガーネット 6着  ( ノД`)シクシク…
京成杯AH
◎ ステルヴィオ 7着  ( ノД`)シクシク…
ローズS
◎ プリュムドール 9着  ( ノД`)シクシク…
セントライト記念
◎ レッドヴェロシティ 8着  ( ノД`)シクシク…
神戸新聞杯
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ
オールカマー
◎ ステイフーリッシュ 5着  ( ノД`)シクシク…

10月(0R)
シリウスS
狙い馬ナシ(*- -)(*_ _)ペコリ


<中京競馬場>

・芝はかなりの高速馬場でインで立ち回ることの優位性が高い。後方内ラチ沿いから脚を伸ばしてくる馬もいたことから、まだ内も十分に使えると考えていい。
・ダートはパワーのいる馬場でポジション取りよりも、終いまでバテない持続力性能に長けた馬が踏ん張りきれる。
・風は弱く過度に気にする必要はないか。


中京6R

12:40~ ダート1900m (左)

✓ 4 サハラヴァンクール 松山 弘平 騎手

9/11 ★★
ラップ : 7.4 - 11.2 - 11.6 - 13.4 - 12.9 - 12.3 - 12.2 - 12.3 - 12.2 - 12.5
スタート決めると無理に位置取り主張せずに中団やや後方からの競馬に 道中は馬群の中で動くに動けず流れに乗る形での競馬に コーナーリングでも手応えよく進出しようとするが内外馬の動向に伴い、位置取り上げることが出来ずに直線へ 直線スムーズに外目に進路切り替えると上り最速の末脚で追い込んだが前を捉えることが出来ずに0.3s差4着 2着のエルモドーロは内に拘り続けた川田騎手の好騎乗 1,3,5着馬は先行粘り込みであったことを考えると、4着の当馬はスムーズさを欠きながらも負けて強しと言える レース後鞍上「ペースが遅く、展開的に苦しくなってしまいました。外枠でスムーズに走れればもっと違うと思います。」とコメントあり 末脚が安定してきており地力は上位と言える


このメンバー構成であれば、ある程度ポジションに拘ることが出来そうだが、ここまでのメンバー弱化と裏開催における松山弘平騎手配置を踏まえると、人気の動向が気になるところ。おそらく能力以上にオッズが渋くなりそうで。前走コメント踏まえると、この枠では道中のポジションが鍵になるし、そうなると今のパワーを要する馬場では追走時に脚を使う可能性が高い。この馬自身はある程度水分を含んだ馬場で脚を伸ばしてきた馬であり、今のパサパサのダートが前進材料にならないのも気になるところ。人気馬にしては個人的に不安材料が多く、ここは嫌ってオッズチャージの1戦になって欲しい所。


中京12R

16:10~ ダート1400m (左)

★☆ 12 フォークテイル 松山 弘平 騎手

6/6 ✓
*残念ながらの内枠 陣営戦前「前走では普通のハミに戻した。マイルは少し長いけど限定戦なので使います。」とコメントしており、何とも買いにくい要素が満載 ここはオッズチャージの1戦願ってレースぶりの静観に
ラップ : 12.4 - 10.7 - 11.4 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 12.6
好スタートを切るも無理に先団にはついていかずにインの後方追走 直線外目に出してじりじりと伸びるも捕まえきれずに0.6s差5着 内容としては悪くなかったが道中前馬と距離が取れたことで砂被りを避けれており、理想的な競馬での5着にも感じる 
5/22 ★
スタート決めると無理に押し出さず中団から 砂被り苦手なタイプの馬だけに、馬群の中ではなく内枠から徐々に外に出してブッチーニの外に持ち出したのは鞍上の好判断 道中は終始外3回しで競馬進め、残り600m切った所から積極的に追い出し開始 直線内にモタレル側面見せ前のスぺロデアの外が開いているにも関わらず、内のブッチーニを蓋する格好に(鞍上の素振りからも意図的に閉めているとは思えない、、) ブッチーニは進路ある外に持ち出したいため、馬体を接してきており、後肢と接触しひとブレーキあり 立て直し後も鞍上右重心で何とか外に追い出していこうとするが、思ったほど伸びずの0.7s差5着 レース後鞍上「ゲート内の駐立が安定しないけど、展開的には上手くいったと思ったんですけどね。ダートなら1400m、芝なら1800mぐらいが合っていると思います。」とコメントあり
前走(4/24)は一気の距離延長も大外枠から後方策と全く流れに乗れずの大敗で度外視可 
前々走(2/14)は早めにマクル競馬も長くいい脚を使っての3着 ロスある競馬ではあったが砂被りを避けられたことも大きかった 外枠から流れに乗る形の競馬が理想


今回は理想的な外枠確保。鞍上には裏開催で松山弘平騎手を配置してきた辺り、陣営の勝負気配を感じる。前走は、道中、隊列が二分化したことで砂被りを避けて追走出来たことが功を奏した形。芝スタートでのダッシュ力は素晴らしい馬のため、今回も芝S+外枠は前進材料と捉えていい。同舞台では現3勝クラスで馬券内のクインズヴィヴィにタイム差なしの競馬をしていることからも、東京のような軽いダートに特化した馬ではない。このメンバー構成であれば十分に先手も主張出来るため、狙ってきたダート1400mだけに一発回答に期待したい。



<中山競馬場>

・中山競馬場の馬場回復力が素晴らしい。芝は土曜日の時点でかなり高速化しており、先週同様のイン前有利馬場の様相を呈しているが、そろそろ馬場傾向が外差し馬に向いてきてもいい所。土曜日の午前中は如何にも「乾いた内有利」の傾向であった。
・ダートは内から乾き始めたことで外枠先行馬に利があったが、日曜日は馬場傾向としてはフラットになる可能性が高い。土曜日の夜中に少し雨が降るようだが、そこまで気にする必要はないだろう。
・風は北東2m/sほどだが、土曜日を見ても予報以上に風は強く感じる。直線向い風のため、ダートは前受け馬、芝は馬場傾向との天秤が必要。


中山6R

12:55~ ダート1200m (右)

✓ 15 クリノザウルス 秋山 稔樹 騎手

6/19 ☆
芝戻し
ラップ : 12.4 - 10.9 - 11.7 - 11.7 - 11.0 - 11.6 - 12.2
出負け 鞍上も無理させず流れに乗る形で馬群の中を追走 道中は終始馬場の良い外3追走 道中は終始出し所なく、位置取りそのままで直線へ 直線外目へと出していくが、各馬外の進路求めているため中々前開かず終始壁に 更に内から強引に進路取りに来たパラレルキャリアに前入られ状態起きるシーンあり 再び前が開くのを待ち、ある程度スペースが出来たタイミングで右鞭2発 スムーズに加速し進路見出しながら抜けていくが、ゴール前残り50mで外のアップリバーが内に斜向 諸に接触してしまい内に弾き飛ばされる そこからは流すだけで0.9s差9着 パトロールビデオ上ではゴール後も鞍上が抑えないと進んで行く勢いを見せており脚余った不完全燃焼競馬 馬場悪化が向いていた可能性もあるが、直線まともに走れない中で芝戻しでこのパフォーマンスなら評価できる 道中のポジションは自然な形でここに収まっていたことからも、中団からの競馬が現実的 未勝利突破も脚抜きのいい馬場で、近走はダートで頭打ち気味 今回の芝での1戦で一つ活路を見出した印象も受けるためもう少し追いかけておきたい


再度芝で見たい1頭。パサパサの良馬場も当馬にとっては厳しさを冗長する可能性大。


中山7R

13:25~ 芝2200m (右 外)

★★ 2 ブレークアップ 横山 武史 騎手

8/8 ★
休養明け初戦+前走格上挑戦で今回が昇級緒戦⊖2kg
ラップ : 12.6 - 10.3 - 11.5 - 13.0 - 13.4 - 12.8 - 12.3 - 11.8 - 12.2 - 11.6 - 12.1
内枠からスタート決めると無理に位置取り主張せずに、馬の行く気に任せてインのポケットからの追走 終始ラチ沿いからロスなく競馬を進めると、位置取りそのままで直線へ 楽な感じで直線迎えると残り300m地点から追い出し開始 残り200m地点で何発も鞭入れ加速開始するも、前行くフルネーズが外に斜向してきたため、当馬の進路と被り巻き込まれ詰まるシーンアリ 何とか立て直しを図り、後は押すだけで0.5s差10着 加速時のタイミングでの不利のため致命的な不利であり、ゴール後も勝ち馬に迫るほどの伸びを見せていたことからも、脚を余した1戦と言える 2,3,4,5,7着馬は中団or後方から外目回しで脚を伸ばしてきた馬でスムーズさを伴っており、ココとの比較であれば、競馬の立ち回り含め逆転可能 
未勝利戦は重馬場の中山芝2200mで逃げ切り勝ち 番手追走のマイネルヒッツェは1勝クラスでも馬券内と能力高い馬であったが、4角で引き離すと上り最速の脚で差を広げ0.6s先着と能力的な高さは明らか 


同舞台で同コンビは期待できる組み合わせ。前走は控えてインのポケットを確保し直線も上手く抜け出したが、他馬からの不利を受けてでの敗戦なだけに度外視可能。不利を受けた馬は、「その後に伸びたか」が重要であり、当馬は見せ場を作るだけの伸びが出来ていた。今回は他馬とのテンのスピードを比較した時に十分ハナを奪うことが出来るメンバー構成であり、そうした脚質を考慮すれば、今回の枠も前進材料になる。


中山11R  G1 スプリンターズS

15:40~ 芝1200m (右 外)

★★ 9 クリノガウディ― 岩田 康誠 騎手

昨年のスプリンターズSはグランアレグリアの圧巻の末脚に驚愕。
そういった意味では、今回圧倒的存在こそいないが、中々に濃いメンツ。
暴走馬のメイケイエールが出走もその背には、池添騎手。この文字列だけでも競馬ファンはわくわくする。そして、昨年と同じモズスーパーフレアとビアンフェが同居するレース。昨年はゲートに中々入らず、レースでも操縦不可能な暴走で波乱の立役者となってしまったビアンフェだが今回は「去勢済」で臨む1戦。逃げての好走しかないのは変わりないが、馬自体は確実に変わってきている。昨年のような暴走はないだろう。

<展開考察>
逃げ馬はモズスーパーフレア。陣営が「引き付けても良くないので、一人旅をしてほしい」とコメントしていることからも、大外枠を引いた今回は、内に切れ込んででもハナを奪いに行くだろう。ビアンフェは前述のように去勢してから陣営も立ち回り方に自信を持っている。モズスーパーフレアを突きに行く可能性はあるが、並走逃げに持ち込むのは、悪い意味で昨年の再現であり、決め打ちの藤岡佑介騎手とはいえ、流石に可能性は低いだろう。

<馬場傾向>
土曜日の中山10Rは芝1200mで行われるも、スタート向い風で、前半3Fが34.3とかなり緩んだため完全前決着。もちろんイン前有利の馬場傾向も味方した形だが、2勝クラスとはいえ勝ち時計も1:08.4と馬場も高速化した中でのこの決着であれば、先行馬に関してはかなり恵まれたと見ることが出来る。したがって今回のスプリンターズSで、「馬場傾向から完全前残り」と断言するのは早計だろう。

<狙うポイント>
中山芝1200mはスタート地点から下り坂のため、テンからペースが上がりやすく、自然とHラップを踏むコースレイアウトである。その流れによって、ゴール前の急坂に屈する先行馬を捉えるのが後方馬の台頭する条件だが、この一連の過程の中で、「追走力」が必要である。また今回は馬場も高速化傾向にあることから、「スピード値を持った追走力」が必要であり、上述の2頭による引き締まった流れを差すにしても追走力の裏付けが必要である。
また、その追走力で脱落した馬の存在により、内目後方で立ち回る馬たちはごちゃつきやすい。更に中山らしく4角外回しで積極的に乗ってきた馬たちも直線で沈んでくるため、後方馬には圧倒的な脚力(昨年のグランアレグリア)か、捌くスペースがスムーズに見いだせた後方馬(昨年のアウィルアウェイ。グランアレグリアに付いていく松山騎手の好騎乗)にしかチャンスはない。
以上から後方馬を本命にするには、ある種の運要素に賭ける意味合いが大きく(そもそもスプリント戦は運要素も大きいが、、)中々本命にはしづらい。やはりターゲットは、「高い追走力とポジションに拘れる臨戦過程で、前つぶれても強引に捌くことが出来る騎手を背にした馬」に狙いを付けたい。


クリノガウディーを狙いたい。(想定5番人気)
幻のG1馬。前走は終いの伸び案外も前哨戦としては評価できる。


<2走前 安土城S>
高評価は2走前の中京芝1400mで行われる安土城S。ハンデ戦で斤量は57.5kg。馬場も高速化していた。
ラップ :  12.2 - 10.9 - 10.6 - 10.9 - 11.2 - 11.4 - 12.0 (33.7-34.6)
勝ちタイムが1:19.2(レコードタイム)。芝1200mまでのタイムは約1:07s前半。(クリノガウディーが抜け出したのは残り150m辺りで、最後の1Fを一番に通過したのは3着のメイショウチタン。この馬と当馬は0.3s差付いている。)
フルゲートの中枠からの競馬。距離延長ローテで、鞍上も序盤のポジション争いのために出していったため当然馬は行く気になり掛かる。懸命に抑えて馬群の中からの競馬に。コーナーリングは無理にポジション上げずに流れに乗ることに努めると直線入り口で外へ。直線残り200mで内のメイショウチタンに楽な感じで併せると、残り150mで抜け出し、そこから鞭を打って突き放しての完勝劇。やはり高松宮記念の降着時のように、左回りでは内に刺さる所があるため、鞍上も懸命に左鞭で矯正しており、また抜け出すタイミングに関しても「併せてから抜け出す」形にしたことを踏まえると完全に手の内に入れていると捉えてよい。
斤量57.5kgでレコードタイムを出したことは目に見える数値として高評価するべきだが、前走のセントウルSのラップと比較すると、更に内容の良さがくみ取れる。
安土城S  :  12.2 - 10.9 - 10.6 - 10.9 - 11.2 - 11.4 - 12.0 (33.7-34.6)
セントウルS : 11.9 - 10.3 - 10.7 - 10.9 - 11.1 - 12.3
セントウルSの方が追走スピードを更に必要としているが、遜色ないラップを踏めており、安土城SでのL1の減速値も0.6sだけと斤量を補正すればその価値は高く評価していい。
また、ゴール後も伸び続け、後方から上り最速の末脚で伸びてきた4着のブランノワール(牝馬 斤量53kg)に「差されなかった」というのは、このレースにおける当馬の終いの余力度を反映していると考えても差し支えはない。

<懐疑点>
そのクリノガウディ―がセントウルSで中京芝1200m+斤量56kg、安土城Sと遜色ない高速馬場を1:07.4でゴールした。当馬のこのコースにおける持ち時計は1:07.1であることを踏まえると0.3s遅いゴール。1:07.4は3走前の鞍馬Sだが、こちらもセントウルSとほぼ同程度の高速馬場で同斤量での内容。
したがって、前走内容の精査が出来なければ、今回の臨戦過程は↓↓になってしまう。

<内容精査1 (追い切り)>
まず、追いきりの内容が前走以上である。
前走の最終追いきりで叩きだしたタイムを、中間追いきりで更新すると、最終追いきりでは鞍上の岩田康誠騎手騎乗でラスト2Fで加速ラップを踏む。前走も凄まじい動きをしていたが、更に上の動きをしており、「叩いた上積み」を感じる。いわゆる「前走はあくまでも前哨戦」として捉えても問題ない。その証拠に昨年度は、夏場にCBC賞、関屋記念、セントウルSを挟んでおり、距離もバラバラ+舞台もバラバラで全く統一感のない臨戦過程であった。それに比べて今回は、夏場に使ったのが前走のセントウルSだけであり、ここに向けた臨戦過程がはっきりしている。

<内容精査2 (前走 セントウルS)>
スタートセンスの良い馬で外枠からスタート決めると、内のカレンモエを行かせて内に切れ込み、ラチ沿いを確保。
(*余談:この時、外のピクシーナイトも内に切れ込むだけの余地はあったはずである。ただ前馬を壁にしようとした時に馬が嫌がる素振りをしていた。確かに開幕週の外枠外回しはロスある競馬だったが、折り合いに苦労する馬のため、本質的には「内の馬群の中で我慢できない馬」なのかもしれない、、)
4番手で流れに乗って直線へ。直線外に持ち出すと懸命に伸びてはいるが前を捕まえるだけの力はなく0.2s差3着。このレースで気になるのは、この馬特有の「内に刺さる」様子が全くなくゴールしたこと。高松宮記念での降着や鞍馬Sでの斜向など、手前替えが苦手なことに起因する部分も大きいが、この馬の形は「併せたときにもう一段階加速する」勝負根性である。この馬は左手前が強いため、手前を変えると左回りでは内に刺さる。このレースでは残り400m地点で既に左手前に替わっており、一瞬内のジャスティンの後ろに寄れようとするが、立て直して直線に向かっていた。普段は残り200m手前で手前を替えるのも関わらず、セントウルSでは残り400mで替えた分、左手前で走る距離が長くなり終い甘くなった可能性は高い。要はこのペースの追走が苦しかったため直ぐに手前を替えたことになる。しかし、この馬は鞍馬Sで同様のラップを追走し勝ちきった経験がある馬であることを踏まえると、能力的にこのペースの追走に苦しんだと考えるのにはやや無理がある。したがって「休養明けの分」前馬を追いかけて苦しくなったと考えると合点がいく。
セントウルS : 11.9 - 10.3 - 10.7 - 10.9 - 11.1 - 12.3 (32.9-34.3)
鞍馬S : 11.9 - 10.2 - 10.7 - 11.2 - 11.4 - 11.7  (32.8-34.3)

<昨年のスプリンターズS>
前述したように、過密な臨戦過程で出走した昨年のスプリンターズSでは5着。大外枠からスタート決めるも、位置取り争いに食い込んで行けずに初角を外5回し。更に道中も外3回しで追走すると、大外回しで直線へ。直線フラフラと内にヨレてしまい、立て直した所で外からグランアレグリアに被されてしまい、結果的に鞭を打つことなくゴール。大外枠を引いたことで道中のロスが大きかったのも事実だが、この馬自身の臨戦過程で様々な位置取りをしてきたため、明確な「形」がない分、ある種の回ってくるだけの競馬になってしまった。それでも上り3位の末脚は見せており、5着に食い込んだ実績を考えると、馬券内に来たことがないという理由だけで右回り✘のレッテルを貼るのは早計である。寧ろあの過密な臨戦過程と道中外々回しで掲示板に乗ったことを高く評価すべきである。


幻のG1馬に成れるほどのポテンシャルは秘めており、一時は低迷していたが、それを改めて開花させたのが岩田康誠騎手である。藤懸騎手との一件もあり、また成績も下降していたことから、一時は「ジョッキーを辞めよう」と考えたそうである。しかし前向きな思いにさせてくれたのが、このクリノガウディ―である。鞍馬Sでの勝利後のガッツポーズは時期が時期だけに物議を醸したが、それだけ思い入れの強い馬であったことは事実であり、インタビュー嫌いな彼が、ある取材で「俺はクリノガウディ―でG1を取る。それが目標。」と語っておりこの馬と共に復活するドラマを見たいという思いにさせられる。
岩田康誠騎手は現在重賞勝利数が99勝。もし今回のクリノガウディーで勝てば通算100勝。そしてクリノガウディーに「本物の」G1馬の称号を与えることが出来る。
「競馬にはドラマがある」
私はその目撃者になりたい。


<ワイド相手候補>
★☆ 14 ダノンスマッシュ
(スタート難があるため決してこの枠はプラスではない。ただこのレースに向けた「余力度」は一番であり、馬券内への信頼は高い)
★ 10 エイティーンガール
(昨年は直線入り口での不利があって不完全燃焼。前走「良馬場で」成績を残したことは明らかに風向きが良く、昨年より人気がないのは不当)
☆ 16 モズスーパーフレア
(高松宮記念の内容が衝撃。大外枠だが、被されたくない馬だけに寧ろ⊕と捉えていい。体調面含めて昨年よりも良化が見られる中で、昨年よりも過度に人気落ちしている。逃げ先行馬の残り目があるのがこの舞台。)
穴 2 ミッキーブリランテ
(高速馬場+内枠で評価上がる1頭。外スムーズで甘くなる馬で陣営も「前に壁をつくれずスムーズ過ぎたからね。このパターンだと闘争心が出ないよう。馬群でもまれた方がいいタイプ。出来はいいので理想のポジションで運べれば一発があっても。」とコメントあり。ここまで人気落ちする馬ではない。インの傾向強い今の中山でスルスル行かれると怖い存在)

△ 12 レシステンシア (購入予定なし)
(ワイドで買う自分としては、この馬に来られたら仕方ない。モズスーパーフレアとビアンフェの作るペースで追走した時に、終いの甘さが出かねない)

<人気馬短評>
✓ 4 ピクシーナイト
(兼ねてより福永騎手がスプリント戦に使いたいと言っていた馬。近走は外枠の分、勝ちきれなかった印象あるが折り合い難がある馬で、2走前は生粋のスピード競馬で縦長になった分追走楽になった節がある。また前走も、初角までで内に入れる余地があったにも関わらず、馬が嫌がった瞬間に外回しに切り替えたことからも「馬群の中でのストレス」が経験としてなさすぎる。もちろん成長力から軽く突破するのかもしれないが、この臨戦過程で上積みに期待するのは酷であり、「内で更に脚が溜めやすくなる」という青写真が如何にもオッズに反映されている。頭で買うにはいいが、ワイドの相手に入れたくなる根拠が自分の中では持てない。)

✓ 10 ジャンダルム
(なぜここでブリンカーを外すのか、、が謎。鞍上の浜中俊騎手はスタート改善のために外した方が良いと進言したようだが、この馬のレースぶりが明確に良くなったのは「ブリンカー着用」がきっかけ。G1本番で試すには決して前向きな選択ではないし、それでスタートが改善する保証もない。こういった馬も積極的には買いづらい)


以上です。


ここまで読んでくださりありがとうございます。
妄想も加えた拙い見解ではありますが、レース回顧に関しては時間をかけて行っておりますので、今回凡走でも皆さんの回顧の貢献になればなぁと思います。上手く使ってください(*- -)(*_ _)ペコリ


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これからのモチベーションにつながります、、
(*- -)(*_ _)ペコリ


追伸

サポートくださる方々本当にありがとうございます。
コメントもつけて頂き、日々時間を取って回顧をしてきたことが報われる思いです。
(頂いたサポート代は日々の勉強のためのカフェインに変わっています(笑)。本当にありがとうございます。カフェインは勉強のお供です(笑))

サポートしてくださる方々の存在は偉大です! もし何らかの形で貢献することが出来ましたら、、、💦 カフェイン代を恵んでください(笑)(*- -)(*_ _)ペコリ