2020年を振り返ってみたら、タイ沼でした

元のアカウントで、感覚が近く信頼のおけるフォロワーさんたちが次々と突然タイBLドラマにハマっていくので、一体何事??とは思っていたものの、他の趣味も忙しく、どうやって見るのかも分からなかったので、あのバズツイの辺りはまだTLを眺めるだけだった私。
それが、4月以降に参戦予定していた舞台やイベント遠征もどんどん無くなり、趣味との関わり方がいままでのようにはいかなくなって。
そんな折りの5月。急に時間もできて心がぽっかり空いていたところにスッと入ってきたのが2gether。
美しくて、可愛らしくて、そして真っ直ぐな恋心。
心を激しく震わせる、ずっと見たかったかたちの実写BLがありました。

二次元、三次元、多方面に趣味があるから基本的に時間の余暇がなく、気軽に新しいジャンルに手を出さないので、普段だったら言語の違うタイドラマという分野に目を向けることはなかっただろうし、腐女子ではあるものの実写BLには苦い思い出しかないので、フォロワーさんたちがハマっていなかったら見なかったとも思う。
だから、本当にタイミングとしか言いようがない。


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これを描いた時に、「あ、アカウント作ろう」と思ってしまって、今に至ります。ドラマを「あぁ、面白かった!」で済ますことができなかった。俳優さんたちや、他のドラマやタイについて、もっと知りたくなってしまった。海外なのに、タイ語どころか英語もわからないのに。

あの頃の楽しみがなくなってしまって退屈だった自分に教えてあげたい。
「5月にタイBLドラマにハマって人生激変するよ?」と。

人間は、快楽から抜け出すのは難しいと思っていて。
何よりも、気持ちのいいことからは離れられない。
だから、毎日毎日毎日、溺れるほどの供給で、幸せにしてくれるタイ沼からどうして離れることができるでしょうか(真顔)深みにはまっていくことはあっても、どうして抜け出すことができるでしょうか。
もう、甘やかされてしまったんだ…。腐女子としても、ドラマ好きとしても、この上ない幸せの沼に浸かってしまったんだ…。しかも、まだまだ見たい作品も、新作もあるんだよ…。
(大前提として、見る作品見る作品が全部面白いって、どういうこと??日本のドラマは1年間で当たりが一個あれば良しな私なのに)

基本的に作品についていくタイプのオタクなので、俳優さんを追いかけていくということがあまり多くはありません。作品を見るかどうかの指針にはしても、全肯定も網羅もしない。だから、推し俳優というより、推しキャラクター、推し作品、箱推し、になることがほとんど。

日本では、作品と俳優さんは切り離して考えるのが暗黙のマナーのようなところがあるけれど、2getherが終わった後もBrightWinが2人で番組に出たり、イベントに出たりする。
キャラクターとの境界が曖昧なまま、実際の2人が仲良くなっていく様子を見れることに、戸惑いながらも本当に嬉しくて幸せでした。
作品が終わったからと無理に気持ちを切り替えなくてもいいんだよ、まだ2人を応援していてもいいんだよ、と公式から言ってもらえているようで。
このシステム、作品についていくタイプのオタクにとってこの上なくハッピー。


そんなこんなでBWを追いかけていたら、どうしたって視界に入ってくるKSとSOTUS。このアカウントを作る頃にはもちろん知っていたし、2期まであるからハッピーエンドも約束されているし、こちらが実家の方も多いし、と、気にはなっていました。
でも、先に述べたように作品についてくタイプのオタクの私には、こんな短期間に複数作品を昇華できない。もう少し2getherを満喫してからじゃないと勿体無いと感じるほど、宝物の作品に出会ってしまったという感動状態でした。(何十回も繰り返し2gether見てる状態だった)
そして私は体育会系パワハラがとても苦手で…。要は、何となく二の足を踏んでいたのです。


だけど、見る前からシンプルにKristのお顔がどタイプだったんです。

フォロワーさんに2話くらいまで一緒に見てもらって、前髪を下ろしたピアティの可愛さにリアルに床に突っ伏した後はもう自分でもびっくりするほどチョロかった。コングの切な顔に胸が苦しくなり、ピアティの美人でキュートで漢前な姿に惚れ、S視聴も1日で駆け抜けました。

実際のKristは、とってもお喋りで、動きや仕草が賑やかでびっくりしたんですけど(笑)その天真爛漫さや、歌声もドラム捌きも、家族想いファン想いなところも、心配になる程オープンマインドなところも、気がついたら、愛おしさが募るばかりでやっぱり大好きになっていました。
そしてKristどころか、どうしたらいいか分からなくなる前降伏してしまう不思議な魅力のピシンの虜にもなって、KSは過去エピソードに事欠かず、毎日楽しい。(忙しい)


そして8月。ジオブロという毎日見ていたものが見れなくなるという衝撃の措置を知り、見れなくなる前に見ようかな…という気軽な気持ちで見始めたMy Engineerで私のタイ沼はさらに深みにハマりました。


RamKingについて論文じみた長文の読書感想文を書いたり、長いオタク人生で絵やSSは描くけれど、読み専でサークル参加をしようと思ったことがなかったのに、人生初の参加申し込みをしたり。
(俳優さんご本人様に、いいねを貰えたりRTされたりするという出来事にカルチャーショックを受けたり震えたり)



あと、尻込みしていたVPNも、サラタイちゅうが見たいという理由で深夜に速攻入れたのもいい思い出です(笑)

このMVを初めて見た時も、こんなに幸せでいいのかなぁと思いました。
私がBLで見たかったのは、ラブラブしている2人なんだなぁ…という当たり前のことを思い出したというか。
今までは見たいと思ってはいても、叶わないものと思っていて。付き合うまではもちろんハラハラドキドキして面白いのだけれど、その過程を応援していた2人のその後の何でもない日常、幸せそうに暮らす2人が見たい。
特別なショッキングな出来事がなくてもいい。イチャイチャしている2人を見て、「よかったねぇ」って思いたいんですよね。
それをこんなにも見せてくれる、心を満たしてくれる2gether。2getherファンイベでは、イチャイチャしている無印な2人(本当はあの時Tineはこうしたかった?というifかもしれない?)を見せてくれるし…。

びっくりするような送料かけてタイから雑誌を購入したり、リージョン違うけどやたらでかいDVDを買ったり(買いすぎて関税かかったりw)、タイ語勉強したり、Instagramタイ俳優さんだらけになったり、クラウド、Googleフォト、知らないアプリいっぱい入れたり、V Liveも初めて入れたアプリ。Spotifyはタイ曲とピシンやBrightくんなどのIGSの曲だったりで日本の流行り曲がさっぱり分からなかったり。1ヶ月に2回くらいトムヤムクン作ったり。
新しく始めたことをあげたらキリがないし、この7ヶ月間の思い出がありすぎて書き切れないけれど。(タイの思い出は全て今年のお話)

とにかく、タイBLに出会えて人生変わりすぎだけど楽しいです(笑)
タイ沼は溺れるほどの供給で、自分から情報を得にいかないと分からないことばかりだし、最前線にい続けるのはなかなか難しいし、時に焦ってしまうけれど、自分のペースで来年も楽しく沼に浸かりたいと思います。

来年も彼らの周りが愛に溢れますように。

私の余暇時間と給料も、もっと上がりますように(切実)

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