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ソロキャン△
レポ的な回。
先日久しぶりにソロキャンプへ行ってきた。
私がキャンプをはじめたのはもちろんゆるキャンの影響。
きっかけはいつも2次元から。
デイキャンプ以外では初めての冬キャンだった。
目指したところは埼玉県、秩父辺りで星が綺麗に見える山のキャンプ場。
冬に星空キャンプなんて全キャンパーの理想じゃないだろうか。
寒さについても計算したが、そこまで不安ではなかった。
だってこれまでの人生どうにかなってきたから。
心配事は規模を大きくして考えると吉である。責任は取らない。
本音を言うと、冬キャンのために−15℃まで対応のシュラフを持っていたし、今回に備えてサーマレストのインフレーターマットを買ったからであった。
困ったら寝ればいいだけ。キャンプでも最も大事なのは寝具だと思う。
衣類の装備は、ヒートテック上下とインナーダウン上下、スウェットにオーバーオール、厚めのフリースジャケットとウインドブレーカー、靴下2枚と防水シューズ、そしてバイク用のネックウォーマー、グローブ。
おまけに靴下用の貼るカイロと貼らないカイロを4つ。
しっかり寒さ懸念してて草。
そんな不安と期待の中挑んだ当日。
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うーーーーーん雲!!
期待部分がなくなってしまった。まあ前日からわかっていたが。
結果から言うと、それでもキャンプは楽しかった。
まずは設営。
お気に入りのテントを建て、今回初参戦の陣幕はテントと似た色を購入したが浮いた。焚き火NGだったため近めに設置。
私の愛車はスーパーカブなので、積載にも限りがあり必然的にロースタイルになる。
この辺は完全にしまりんへの憧れである。
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設営が終わってだいたい14:30。ここから夜ご飯まで自由時間だ。
曇ってはいたが幸いそこまで寒くはない。
ひと通り散策をして椅子に座り、決めていた本を読むことにした。
この辺も完全に以下略。
優雅に紅茶でも飲みながら本を読もうと、お気に入りギアのスノーピークのチタンシングルマグを取り出そうとしたが………なかった。
お気に入りが故に家でも使っていたため忘れてきてしまったのだ。
ここにきて不覚をとった。
仕方なくアルミクッカーで湯を沸かし紅茶を飲むことにした。
アルミは熱伝導性が優れるため、沸騰後では熱過ぎてクッカーに口が付けられない。そのうえ、口が付けられる頃には中の液体は若干ぬるいというジレンマに苦しめられた。
本を読んでいる間にも辺りはどんどん青が深くなり、私の手は冷たくなった。(冷え性)
いつもより早く寝ることも考えて、そろそろご飯を作ろうと火を起こす準備をした。
予定は炭火での調理で、鍋と焼き芋を作ること。
あらかじめ鍋用のカット野菜とひとり用の鍋の素、冷凍した自家製鶏つくねを持ってきていたし、焼き芋はさつまいもを濡らした紙とアルミホイルに包んで火に入れるだけなので簡単な調理だった。
炭は火がつきにくいが、100円ショップなんかに売っている固形燃料とシングルバーナーでなんとかなった。
調理はどちらも満足いくものになった。
そして外で食べるご飯はどんな時も最高だった。
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ご飯の後はすぐに片付けをし、就寝のためテントを閉めた。確か20時前後。
ここでネクストコンノズヒント! 『熾火』
調理に使った熾火状態の炭をテントに入れることでストーブ代わりになるのだ。
これでミニマムキャンプでも暖がとれる。
良い子のみんなは火事と一酸化中毒に気をつけよう。というか真似しないでね。
さて新調したギアの実力を見せてもらおうとマットの上のシュラフに潜り込むと、全く寒さを感じなかった。
しばらくすると、自らの熱で自宅のベッドの中と変わらないくらい暖かくなっていた。
優秀な寝具のおかげで快適な夜を過ごすことができた。
快適すぎて本にのめり込んでしまい、気がつけば午前0時を回っていた。恐ろしい。
5時ごろに目が覚めた。
寒さで起きた訳ではなく、割といつも通り。
だが外が寒すぎて二度寝をした。キャンプで二度寝なんて幸せ×幸せでこれは犯罪ではないかと一瞬思考する。平気だった。
改めて6時に起きて外へ出ると、テントが凍っていた。
「ええ…」って声が出たがそれよりも。
午前6時は一般的に朝の時間だと思うのだが、外はほとんど真っ暗で午前と午後を錯覚した。
同時に空を見ると、昨日までの雲は明け、星空が見えていた。
ここで「広がっていた」と表現していないのは、別に広がっていなかったからだ。
このくらいなら自宅付近で見られるな、くらいの星空。
夜明けが近かったからか、昨日の天気の影響か。
どちらにせよ、リベンジの余地を残すなんてなかなかにずるかった。
朝ご飯はリフィルのチキンラーメンで済ませ(美味しい)、撤収し帰路についた。
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晴天の中の田舎道ツーリングはとても気持ちがよかった。
これだけでも来て良かったと思えるほどだった。
途中、近くにある温泉に寄った。キャンプと温泉はセットだとゆるキャンから教わっていた。
湯に浸かりながら次のキャンプに思いを馳せ、身体の疲れを溶かした。
RPGでよくある謎の光が出ている全回復スポットは現実世界では温泉なのではないか。
旅のセーブポイント。
無事家に帰った時には、もう暗くなりはじめていた。
初めての冬キャン、完。
振り返って書くとキャンプ行きたくなるなあ。
今年の冬はキャンプの冬にしてみるか。
気が向いたらまたレポしたいけど長文すぎた。これでもまだ一部。
文章を書くのは難しい。
クリスマスの星乃珈琲店にて。
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