昇格試験も一段落したところで

実は会社の昇格試験(筆記)が昨日やっとこさ終わった。試験には時事に関する問題が出題されるため、生まれてから今日に至るまでの20数年間の中で2020年のニュースに関してのみ異常なレベルで知識が深まった自信がある(普段から新聞読め)。
試験2週間前からの不断の努力により、出来栄えは上々である(憲法第12条)。
2週間後には面接試験も控えているため油断は出来ないが、ひとまず束の間の安息を堪能している。

しかしどうも昔から安息という言葉を見ると安息香酸安息角が頭に浮かぶ。

今調べてみたところ、安息香酸については由来を見つけることができた。まず「安息香」とは「アンソクコウノキ」という樹木から得られる樹脂で、その主成分が安息香酸というわけである。この樹脂は安息香酸のエステルを多く含むため、バニラに似た甘い香りがする。

では「安息香」の由来は何かというと、古代に現在のイラン付近で栄えたパルティア王国(漢語で「安息」)で得られた香料にその香りが似ていることから名付けられたそうだ。

ためになったね〜、ためになったよ〜

安息角については由来をまだ発見できていないのでご存知の方はご一報お願いしたし。気になりすぎて夜も眠れない。。。
安息角が気になるせいで安息できないなんて皮肉…。

相当脱線したが今日は別に安息香酸の話をしたくて投稿したわけではない。

本日は大阪で執り行われる友人の結婚式に参列するため朝から新幹線に乗っている。初めての友人の結婚式ということもあり非常に楽しみである。
この一年はCOVID-19(時事問題のクセ)の影響で出張の機会もめっきり減ったため、久しぶりのスーツである。
普段私服通勤OKな社会人あるあるかもしれないが、私は社会人3年目になる今でもスーツを着ると気分が上がる。

スーツを着ただけで気分が上がるとはお子ちゃまだな、と思われるかもしれないが個人的にはこの事をポジティブに捉えている。

人間はひとたび慣れてしまうと最初に感じていた緊張感・高揚感が徐々に失われてしまう。
おそらく毎日スーツ出勤している方々の中にはもはや普段着かのようにスーツ姿が当たり前になっている人もいるかと思う。
しかし、私の場合は完全私服出勤のため、出張の前日は「明日はスーツ出勤だ…」とワクワクしながら寝るのだ。
そして当日スーツを着ると本当に身が引き締まる思いで一杯になる。このような新鮮な気持ちを長く味わえることは、
①ワクワクしながら物事に取り組める 
②緊張感を持って臨むため、良いアウトプットが出せる
③慣れることによるミスや失敗を防ぐことができる
以上3点の理由から間違いなくプラスであると考えられる。

そう、私こそ永遠のフレッシャーである。


このように物事にいつも新鮮な気持ちで取り組む姿勢は大事にしたい。その気持ちになれるきっかけは、服装でも本でも音楽でも食べ物でもいい。
つい忘れがちな自分の原点にいつでも帰ってこられるような、自分なりの「スイッチ」を見つけていくことで人生はもっと豊かなものになるはずだから。

さて、早起きで若干睡眠不足なので安息のために仮眠をとりたいと思う。

最後に私が愛してやまないGARNET CROWの「今宵エデンの片隅で」よりお気に入りの歌詞を。

安息のために 争うことなんて
必要かどうか僕には わからないことだ
優しさの意味だって人によって違う
僕は君に許されていたい 多くを望めば
いつも満たされないもの 空っぽの心で
欲しがるばかりじゃやりきれない

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