サッカー技術 ～柔らかいタッチの結論～

練習などでボールを触る時、常に足首と足の指でボールを自在に操る意識をしていると、段々と器用になっていきます。そして、柔らかいタッチになるとテクニカルな技やコントロールがたくさんできるようになります。

ここで注意してもらいたいことがあります。

それは、サッカー・フットサルでは、足首と足の指を常に柔らかくするのではなく、状況に応じて固めたり緩めたりするということです。

例えば、シュートやパスをする時は固めます。

また、ポジションや状況によって柔らかいタッチではなく、固めてトラップしたり、ボールコントロールをします。簡単に言うとディフェンディングサードのような低いポジションでは固めてプレーすることが多く、アタッキングサードやミドルサードでは柔らかくプレーすることが多いです。何故なら、低いポジションの場合、細かいタッチよりもセーフティにプレイすることが求められるためです。

ユーチューブなどでプロ選手の練習動画を観ていただければわかると思いますが、試合ではそこまでテクニックが無いように思っていたディフェンスの選手が、練習の時に遊びながら凄いテクニックを披露していることがあります。プロの選手は状況を把握して、どういったプレーをすれば良いのかを考えて足首や足の指の使い方を変えています。

結論

足首と足の指を器用にすることで柔らかいタッチになり、足元の技術が格段に上がります。次に柔らかいタッチを習得したら、今度はタッチの質を柔らかくするか固くするかを状況によって変えていくことを考えながら学ぶことが必要です。