見出し画像

悲観的戦略〜ネガティブをモチベーションに変える〜

こんにちは。
前の記事からだいぶ空いてしまいましたが再び登場しますずんだもちです。

ありがたいことに陰ながら応援してくださる人が何人かいて、読んでて楽しいとか感想とか、次も楽しみにしてるとか言ってくださって、その期待に応えたい自分がいるので、たーくさん書いちゃいます^_^

この間の記事でネガティブになったっていいんだ〜というお話をしました。で、最後に悲観的戦略について話すといいましたね。悲観的戦略とは、ネガティブになっていて、実はそれをモチベーションに変えているっていう策のことをいいます。

ひとつ、心理学の実験を紹介します。ジュリー・K・ノレムが行った、「悲観的戦略」という実験がありました。

事前の調査で、「いつも最悪の結果を予想して、毎日不安を感じながら過ごしている」と答えた悲観的な人たちに、ダーツを投げてもらいました。

Aパターン
投げる前に、リラックスできるような音楽を聴いてもらう。
Bパターン
投げる前に、ダーツの矢がど真ん中に当たる様子を思い浮かべてもらう。
Cパターン
投げる前に、ダーツの矢がとんでもない方向に飛んでいってしまう様子を思い浮かべてもらう。

さて、ダーツの結果はどうなったと思いますか?

結果
悲観的な人たちは、Aパターン、Bパターンの時よりも、Cパターンの時に、命中率が30%アップした

つまり何が言いたいかというと、自信に満ちているような人でも、最悪の事態を想定することで、その不安をモチベーションに変えている人もいるということです。

期待と現実のギャップにストレスを感じるのですから、わざと期待値を上げないことにより、結果に落ち込みづらく、もし失敗しても冷静に次の判断ができます。特に心配症の人はわざと期待値を上げないことにより、命中率が上がることが証明されています。悲観的な予測から入るのも戦略の一つとして有効なんだってことですね。

私は普段からなるべく失敗を考えないようにしていました。失敗を考えてしまうと、そうなってしまうような気がして、、、極力成功した自分を想像していました。でもこの実験を見た時にハッとしました。失敗を予測することは、臨機応変に対応するスキルが身につくんじゃないかなと。確かに自分は臨機応変があまり得意じゃなくて、人を待たせてしまったり、考えがまとまらなくなってしまったりするんです。

悲観的戦略。これははたして自分の性格に見合った準備なのか、模索しつつ、ちょっと取り入れてみようと思います。

今回は私がハッとした心理学の実験を紹介してみました☝🏻
まだまだ面白い実験で日常的に使えるものが多くあるので、ちょっとずつ書いていけたらなと思います。

読んでくれてありがとうございました。
では、次の記事で会いましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?