AIは記憶を獲得するのか?GPT3.5の限界を知る
こんにちは。けいすけです。
この記事ではGPT3.5の「記憶力」の限界を検証します。
といっても、単に限界の4096トークンについての記事です。
なんだ、そんなこと知っているよ、と言う方はぜひ別の記事へ!
ということで早速本題です。
ChatGPTは過去のやりとりにもとづいて返事をしてくれます。例えばこんな感じです。
これは、過去のやりとりを「記憶」あるいは「記録」している様に見えるのですが、実は違います。
ChatGPTは新しくやりとりをする時に、それ以前のやりとりを全て再読込しているだけに過ぎません。
そして、処理できる量は最大4096トークンです。(ここではトークンの説明はしません。ざっくり言うと日本語1文字で1〜3トークンだと思ってください)
質問のトークン数と回答のトークン数の合計が4096ということですね。
質問や回答が少ないうちは、過去のやりとりも読み込んでくれるのですが、やりとりが長くなると4096トークンには収まらなくなるので、過去のやりとりから消えていくと思われます。
過去のやりとりから消えていくというのは、ぼくの推測です。
試しにこんなやりとりをしてみます。
とにかく長いやりとりをしていきます。
このように、長いやりとりをすると、最初の方から記憶が消えていきます。
と言うことで、今日はここまで、
ChatGPTやStable DiffusionなどのAIについて語るライングループを作りました。
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