今年一年を振り返る 其の参
昨日
のつもりで、下書きをし始めてはや5日が経過してしまいましたが、親父の49日が終わりました
時間が過ぎるのは早いものですね
一刻一秒待ってはくれない
今年一番大きな出来事
というなら、普通はこちらになるのが人の心というものかもしれないが
父の場合は考えようによっては、一番いい時に逝けたのではないかと思います
人生には誕生以来様々な出来事があり、喜も怒も哀も楽もあるもの
過程のことは親子といえどわかりません
まして、義父ならなおさらのこと
しかし、私も齢50に近づく人個人として、簡潔に言えば
人生、働き、稼ぎ
貯金は残せずとも自分の稼いだ金は全て使い、それでいて借金は一円も残さず
入院してまだまもなく
例えるなら茎の水気が残っており周りの人に折れるを悼まれる程度の期間のうちに、病中の九重の苦しみを短く病院のベッドで旅立てたこと
また、現代の非常な世界状況を踏まえれば、コロナ起因ではなく最後まで対面でのお別れができたこと
残される家族にとっては、本当に立派な今生の別れであったと私は思っています
私も願わくばこういう最期でありたいと強く願います
人生の成功者にはなれなかった人だったし、なれる器でもなかったごく普通の人
しかし、どこまでも強く優しい人でした
そんな人生に天がくれた最大のご褒美だったのではないかと、身内である私は感じています
父が亡くなって数週間後に院内クラスターが発生し、現在、入館の一切が禁止となっているという情報を耳にしました
あの後、もう少し、入院が長引いていたら
あるいは私をとりまく事態はもっと複雑になっていたかもしれない
まず、父の感染の可能性
見舞いに出向いている母の感染の可能性
ともなう私の感染リスク
していなくても、私の仕事においては施設への報告義務は必須となるし、検査結果がはっきりするまで営業自粛はやむをえないことになる
その結果、さらに陽性となれば、今のタイミングではこれはもはや事業ごと投了するしかなかっただろう
自分に与えられた残された時間を大切に過ごして前に進んでいくということについて、はからずも深く考える機会を、まさしく冥途の土産と命を代償に報せてくれたのもしれない
生涯初の法要というしきたり
初七日、四十九日しかしてあげる時間の余裕はなかったけれども、この日に駆けつけて、終日私に時間をあたえてくれたスタッフたちの深く感謝したいです
今年は十数年ぶりに年末に家族が揃うはからず非常に稀な年末となりました
おかげで、晴れわたるようなすっきりと清々しい良い一日をすごせました
本当にどうもありがとう😸
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