【6日目】完璧なカップル。
チャンスの神様のドアノブ
ちょっと前に知り合いに『チャンスの神様のドアノブは、向こう側にしかなくて、開かれた時に踏み込まないとこちらからは開けない』という話を聞いた。その時にふと、わたしの心のドアは、いつでも開けっ放しにしているし、これからもそう生きよう。と思った話。
人に心を開いてもらうには
昔、心理セラピストを生業にしている師に『近藤さんは、相手の心を開かせるのが上手だね』と言われた。そして『その秘訣は?』とも。
いや、そりゃ、あなたの専門でしょう!と心の中で思いながらも褒められて調子に乗ったわたしは『相手に心を開いて欲しいなら、自分が心を開き続けることですかね』なんて偉そうに答えた。
何も考えずに言ってから、なるほど、わたしはそういう風に生きてきたのだ。と知った。
自己犠牲と自己満足
自分を犠牲にしてまで、何かを与えようとする生き方は好きじゃない。だけど、自分が欲しい未来や結果のために頑張ることは好きだ。
心を開き続けるということは、常にそこに土足で踏み込む人も、悪意を持って利用しようとする人もいる。もちろん、今のわたしはそれを断り、そこから離れることもできるけれど、そうなれるまで、たくさんの言葉に傷つき、そこにあった悲しみや寂しさを見ないようにしてきた。
だけど、それが誰のためでもなく自分のためであって、わざわざ思いやりのない人の言葉に傷つく必要もなく、悲しさや寂しさと共に生きるという選択を持つことで、大した苦労ではなくなったように感じる。
でも、怖さがないわけではない。
正解探しはやめにしよう
こんな話を書こうと思ったのは、今ちょっとした迷いの中にいるから。今どう在ることがわたしの中の正解なのかが正直分からないから。
そう書いてみて、なるほど、正解を探すから迷うのだと気がついた。
わたしはわたしのままでいい。
今は、わからない。今は何も言えない。
そういうわたしもいいじゃないかと思えた。相手に合わせて答えを出し、正解を与える必要はない。あえてこのまま、あえて終わらせない。ありのままの飾らないこのわたしの中の答えに、無性にしっくりきている。
とはいえ、しんじろうさんと滝川クリステルさんの結婚は、心から正解!と偉そうに思った近藤さんであった。
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