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情報発信に関して思うこと


はじめに

この文章は特定の人や組織に対して記述しているものではありません。
一般的な事柄に対しての【個人の感想】です。
したがって、議論したいわけではないので、一つの感想として受け止めていただくことを前提に読み進めてほしいです。

なにより、日ごろよりご尽力いただいている皆様には、尊敬・感謝の気持ちは忘れないようにしたいです。

万が一、文章に関して明らかに控えるべき表現などありましたら、お伝えください。不適切な部分を確認後に修正します。

(サムネイルの猫、まったく関係なくてすみません)

情報発信に関する個人的な経験

「元」情報発信担当者、当時の初心表明

ご存じの方もいらっしゃいますが、私は数年前まで「公式アカウント」として情報発信を請け負っていました。(今はその役目を終えております)
その当時の心構えとしては
「日本のどこよりも素敵なホームページにするんだ」
「情報活動を通じて地域での発展や普及に貢献したい」
という目標を掲げていました。

具体的には
さまざまなSNSでの情報発信
ホームページ上コンテンツの充実
手作りだけど目をひくチラシとかパンフとか作る

などなど、やっていました。
もちろん私一人ではなく、同じ仕事を請け負う仲間と分担していました。

出産により現場から離れてしまう

子供が生まれる前は、会社員をしながら選手しながら、上記のような業務をする日々でした。
ただ、出産を機に状況は変わります。
私自身が、情報発信や管理を出来る状態ではなくなりました。
自分がやれることを試行錯誤で試して打ち込んだ結果、「自分が出来ない」状況になって初めて、今までの自分のやり方を貫いたせいで、周囲の人の負担になることを自覚しました。

ただ、同じ役割のメンバーは非常に前向きに業務に取り組んで下さいました。
よりよい物にしたいという思いで、新しい事にチャレンジしようとしました。私も出来る限りサポートしたいと思いました。

ホームページ更新する上での課題

とはいえ、結局自分は現場にほとんどいない状況で、周囲の皆様に負担をかける状況であることは変わりません。
これまでのやり方を見直す状況になりました。
「誰にでも動かせる仕組みでないと継続は困難」
「身の丈の情報発信であるべき」
「SNSは登録者しか見れないから「公式」としては適さない」
「いつまでも写真がネット上に残って困る」
というご意見も頂きました。
自分は周りが見えていなかったんだと思います。
なるほどと感じる部分もたくさんありました。(特に写真は現在はより注意が必要)
また、私の文章が稚拙だったため、不快な思いをさせてしまったこともわかり、そこは大変反省しました。

何より実際に自分が腰を据えて取り組むことが出来ない状態であるため、改善を目指しました。
ホームページ管理に関して、一通りの手順書を仕上げたところで、私自身は役目を終えました。

積極的情報公開のメリット・デメリット

まずはメリットから

ホームページをしっかり持つということは、きちんと「住処」を持つ事になります。きっと最初に情報を知りたい人は、検索ツールを使って「どこどこ カーリング」などとググるでしょう。そうすると、きちんと動いてて管理されているページから優先的に結果が表示されますので、そこから情報を得るために訪れてくれます。

SNSアカウントを持つと、その該当するSNSを通じての検索や、関連情報などで目に留まることがあるのかなと思います。
過去、Facebookなどでは有料の記事などを作成し、ターゲットを定めて広告を打つことも出来ました(今も出来るのかな?)
登録していないと活用しにくいのがSNSですが、今や各年代問わず色々なSNSに登録して投稿を楽しんだり情報をゲットしたりしていると思います。

実際に、平昌五輪後の問い合わせが本当に莫大な数で、中には当時なかなか発表されなかった有料観戦チケットに関するお問い合わせまで届きました。

そしてデメリット

ホームページを作って管理すること。それ自体がサクサク簡単ではないと思います。今でこそ無料サイトなどふわっとできたりするのかもしれませんが、レンタルサーバーとかドメイン設定とか、その他もろもろの設定、ページそのもの構築、結構大変です。
試行錯誤で出来ても、それを人に伝えて情報共有するのが特に大変です。

SNSアカウントも、たくさん持つと管理が大変になります。
それぞれに得意分野があります。写真がメインだったり、動画がメインだったり、速報的な要素が強かったりとか。年代ごとにも好みが分かれると思います。
アカウント自体は無料で作ることが出来るので、気軽ではありますが、結局どこをターゲットにしたらいいのか正解がないのもSNSかなと思います。

そして最後にこれはデメリットなのかなぁ。
問い合わせが莫大すぎて、たくさん対応してしまうと、今いる人たちの負担が増えてしまうことが懸念されます。
たとえば体験イベントばかりになってしまい、練習時間がとれない。
人が増えてしまいすぎると、練習できるスペースが減ってしまう、など。

最初に述べましたが、【個人の感想】として受け止めてください。

個人としての情報発信って大丈夫?

現在一番ぶつかっている壁がこちらです。

「個人として発信してイイもの・ワルイものは存在する?」

どこかの「公式」にあたる機関が発信していな情報に関して、さらっと流してしまってよい物か、非常に悩みます。

・発信していない何らかの事情があるのか
・もうその事情は解決しているけれどそのまま放置されているのか
・そもそも無くなってしまったのか

個人には判断がつかないから困ります。
でも知ってる情報をもとに状況を把握したり、予定を立てたり、誰かに声をかけたりしたいわけです。

だから、現在は「公式」とされる機関が情報をなかなか出してくれない現状(圧倒的人手不足)に一定の理解は示せますが、情報は最初に「公式」が出してほしいという考えでいます。

利用者から「公式」さんへ

もし「個人」の私が「公式」さんに求めたい事があるとすれば、業界がよりよくなるような情報提供を無理なく行ってもらうことです。

仮に、地域に根付いた活動をしたいということであれば、内部向けではなく初めて読む人に対して「必要なこと」を「簡潔」に「わかりやすく」伝える努力は必要と感じます。

あと、情報にはタイミングも重要ですよね。早い方が有難いこともありますが、早すぎず、遅すぎず、いいタイミングで出してほしいところです。

方法は何でもいいと思います。X(Twitter)だけでもいいだろうし。
一つ何か伝える手段を持ってほしいなと思います。担当される方が出来る範囲で構わないので。

あとは、その団体に「情報公開に関する部門」があるのに機能していないのであれば、いっそ廃止してしまってもいいと考えます。ボランティアで成り立っている所がほとんどだと思うので、情報が止まってしまうくらいなら、最低限のツールで、最低限の情報でもいいと思います。

あと、個人が発信する情報にも、寛容な世の中であってほしいなぁと思います。ですが、このご時世そうもいかない部分もあります。
しっかり気を付けるべき事は、各自が気を付けることが出来ればいいのかな、と思います。私も気を付けます。

おわりに

とりとめのない文章になってしまいましたが、以上が長らく心にくすぶっていた【個人の感想】でした。

一つの競技に対して魅力を感じ、それぞれが楽しんでいるだけのこと。
10年前に思っていたほど、私を取り巻く状況はよくなっていませんが、次の10年は良くなってるかもしれない。
そのために、情報の持ち方ってとても大切なことだと思います。
【個人的な願い】として、情報を得ることにより多くの方に関わってもらうことで、この競技がますますの発展を遂げていって貰えたら、何よりうれしく思います。

そのために、自分が出来る事があれば、出来る範囲で取り組み続けたい所存です。

長い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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