500円のコーヒーの方が700円のウニよりも高級


FROM 歌舞伎町

高級なステーキが全然好きじゃない

肉とかよりも圧倒的に魚が好きで
寿司屋にはよく来るけど、とりわけ好きなのがウニだ


寿司屋には行くんだけど、じっくりたくさん食べるというよりは、ウニを2貫くらい食ってすぐ出て行く珍しい客だ
カフェみたいな気軽さのある使い方をする


当たり前だが、寿司屋でお替りはするけど、カフェでそれはない

ウニもコーヒーも500円くらいだとして


500円のスタバのコーヒーをお代わりすることはまずない

でも、ウニがうまかったから追加で注文するはありえるわけで、その瞬間
会計はカフェの2倍になる


なぜこの差が生まれるのか?

ウニの方がコーヒーよりも美味いからなのか?
それとも飲み物と食べ物の違い?


たしかにそれも含まれているかもしれないが、
クリティカルではない


"そういうもの"とみんなが思っているからだ


寿司屋にきたら会計は5000円以上かかるイメージはあるが 1000円で使える発想にはならない


カフェで会計が5000円かかるイメージは全くない。もしあれば、ぼったくりだとすら思うかもしれない。コーヒーに限らずカフェに色んな食べ物があったとしてもね。



要するに感覚がバグっているのだ。

それだけ、値段とかクオリティ以上に
空間やフィールド、看板が人に与える影響は大きいのだ

コーヒーのサイズをMかLかで悩んでいるのに、
焼肉屋のカルビを2人前にするか3人前にするかで悩まないように

しかし金額は明らかに後者の方が振れ幅が大きい

お金の使い方に不安がある人のポイントはここにもあるかもしれない

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