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わたしがなかなか攻略できない日常会話という音ゲーム。

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会話の中で聞くとつい受け流せずに躓いてしまうセンテンスについて。
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#会話

「皆さんは、どうやってるんですか?」

「子どものランドセルって、皆さんいつ頃購入されてるんですか?」  昨年の世間話で一番返答に困った質問でした。  私はいわゆるラン活には全く情熱が湧かなくて、小学校の入学説明会の資料にも「子どもはランドセルを背負って投稿させろ」とはどこにも書いていないし、よその自治体などでたまにある、指定のリュックとかでいいじゃないかと思っていたんですけど、とはいえ別に同じ考えの「みんな」を探そうという発想も起きず、年度終わりのぎりぎりで店頭に残っていたランドセルをしぶしぶ購入して今も使わせ

愛のはじまりの言葉のこと。

「日常会話は音楽ゲームと同じでテンポ良く進めばよく、発言した内容の真偽はどっちでもよい。人の言ったことは半分程度信じればよい。」  この真実に、私は昨年末まで気づいていなかったのでした。  人の言ったことの十割をいちいち真に受けて、一喜一憂していたのです。しかも私は記憶力が良いので、十年前に一緒にお茶したときの一言とかを無駄に覚えていて、あの発言の真意はなんだったのか…などと悩んだりしていたのです。  現在は、自分の物覚えの良さも加味して、人様の発した言葉の信憑性は三割程度だ

「早く着きすぎてすみません」

このセンテンスを聞くたびに、 「しょっちゅう早く着いとるんかーい!」と内心コケてます。 ほんとは「着くのが早すぎてすみません」だよね。きっとね。