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ジョー星ドルファディロム(0c)解説

 どうも皆さんお久しぶりです。こんぼいです

今回は最近自分がvault大会で使用しているジョー星ドルファディロムについて、構築の解説や自分の考えなどを軽く書いていこうと思います

また、リスト調整に協力してもらったピノさん(@pino0608)にはこの場を借りてお礼を言わせていただきます。ありがとうございます

(追記)

 今回この記事がZweiLanceさんの動画で紹介されたというのもあり予想以上の反響をもらったので記事を見やすいように改築しました

動画で出た構築・採用カード・採用候補カードの項までは無料ですが、殿堂施行後の最新の構築・プレイについて追記した部分は有料とさせていただきました。何卒ご理解の方をよろしくお願いします


1.構築と採用カードの解説

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(画像はトレカカクで作成しました)

では、各種採用カードの解説をしていこうと思います

ピクシー・ライフ

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 初動枠。このデッキにおけるピラフは他のデッキの2コスブーストよりも遥かに強く、序盤は単純な初動ブーストやマナに落ちたジョー星を回収するカードとして、中盤以降は実質1マナで1ブースト1回収をする白米もびっくりの化け物になります。序盤に打った後マジックスで回収して再利用する動きが非常に強力です

 他にも2コストと軽いのでマジックスで回収して他の呪文を打った後でも手打ちすることもしばしば。4枚確定です


とこしえの超人

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 オカルトやドラグナーなどのアンフェアをメタるカード。刺さりにくい対面でも一応受け札にはなってくれるのも殴り返しができるのも全部強いです

 ミラーマッチなんかでも相手の鬼札を止めたり出来るので重宝します。ただし迂闊に出すとハンドが枯渇するので注意


希望のジョー星

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 このデッキのコンセプトカード。今の環境だとこのカードでデッキの出力が落ちるorコンセプトが壊滅するデッキが多いです。まあそもそもこのカードが重くないデッキのほうが珍しいのですが...

 しかしこのデッキにおけるジョー星最大の強みはメタカードであるジョー星を自分の動きに利用できる点、即ちこのカードを単なるメタカードに留まっていないという所にあります。代表的なのはドルファディロムで、あのカードは普通に使っても十分強いのですがジョー星と合わせることによってcipとEXライフ効果を全体除去に、呪文の封殺対象は全呪文になるというバルカディアス以上のフィニッシュ性能を持つようになります

 他にもこのデッキは意図的に無色シナジーを入れているので様々な点で活躍します。コンセプトでもあるので当然4枚確定なのですが絶対に3ターン目に出せばいいカードという訳ではないです。このカードを貼るタイミングについては後述します


天災 デドダム

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 強い。ただし普通のデッキ以上にマナ色事情ががシビアなので序盤の埋めには注意が必要です

 マナに埋めたくない強いカードでもジョー星さえ貼ってしまえば後でピクシー・ライフで回収が効くのでその辺の判断も重要になってきます。このカードもリソース補充能力は破格なので4枚確定


水の魔術師マジックス

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 最強です。いやほんと冗談じゃなくて

 このデッキはマナカーブの都合上割とすらすら7マナに行かないことが割とあります。また、ジョー星を採用しているとはいえ白が5枚しかないのでジョー星がないとザーディクリカも出しづらいです

 そこで登場するのがこのマジックス。こいつはザーディクリカよりも1マナ軽くリソースを確保することができ、唱える呪文の組み合わせもピラフ2枚やピラフクリメモでリソース確保、鬼札で蘇生、ダークネスを回収して唱えて使用回数を一回増やす、水撒くギフトで更にビッグアクションをとる、呪文を大量に回収して魔天を打つ...などその組み合わせは豊富で、状況に合わせていろいろなことができます

 他にも後述するニヤリーゲットとは相性がとても良く、このカードを出す前にニヤゲを唱える→マジックスで回収→もう一回ニヤゲの動きでCXもびっくりの0コス6ドローができます。バズレンダも6で呪文詠唱条件を達成するのみならず7コストや8コスト支払ってリソース回復を行いことも出来ます。間違いなくこのデッキの中核を担うカードです。1試合で複数回使うこともザラなので3枚は欲しいところ


ゼロの裏技 ニヤリーゲット

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 バグその1。ジョー星がある状態だと0コス3ドロー、強すぎる。最悪手打ちしても4コス3ドローと最低限以上の性能はしています

 マジックスで使い回すと一気に山を掘ることも可能です。逆に打ちすぎてLOしないように注意。殿堂なので1枚


絶望と反魂と滅殺の決断

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 ハンデス兼除去兼黒単色兼山回復を担うパワーカード

 ジョー星がある状態だと蘇生効果は使い物になりませんが序盤にデドダムで落としたデドダムを蘇生することは結構あるので頭の片隅くらいには入れておきましょう


ドンドン火噴くナウ

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 トリガーとしてもパワーが高く、5コストの動きとしても十分に強力

 墓地にドルファディロムを仕込んでおくことで鬼札の価値を上げることができますし、呪文が落ちてもマジックスで回収が効くので無駄も少ないです。4枚確定


襲来!鬼札王国

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 順当に強いカード。ザーディクリカが入ってないので多少蘇生先は減っていますがドルファディロムやバジリスクを蘇生したり閃を破壊したりはできるので無難に強いカードです。赤黒という色も序盤のマナ基盤的な意味で強いです。ただ先述の通り蘇生先が多いわけではないので2枚で十分です


闘争類喧嘩目ステゴロカイザー/お清めシャラップ

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 山回復兼墓地メタの初動として採用しています。マジックスで使い回せることやマナ回収出来ることも加味して2枚の採用で十分と考えています


聖魔連結王ドルファディロム

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           す し ざ ん ま い 

 盤面除去要因兼フィニッシャー枠です。先述の通りジョー星と合わせると破格のロック性能を発揮するのですが対面によってはこれ単体で積むデッキも存在します

 単純に強力なのと、ドルファディロムミラーになった時枚数差で負けたくないのでMaxの4枚採用です


裏霧隠蒼頭龍 バジリスク

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 アグロに対してドルファディロムを間に合わせる最後の一手として強力。普通に手打ちしても耐えるという観点で考えればまあまあ遅延が効きます。また。ハヤブサマルと合わせることで最大3面止めることも可能です

 ミラーマッチでも相手からのドルファディロムを絡めた攻撃に対応できる唯一のシノビカードでもあります。後半手札に入ればいいので1枚採用で十分です。ただし強力なカードなのは間違いないので2枚採用も無くはないと思います


光牙忍ハヤブサマル

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 あると嬉しい1枚。使い方は余りにも有名なので割愛しますが、このデッキは速攻対面の場合ドルファディロムまで耐えることが重要なので早いタイミングで相手の大きな打点をキャッチできるこのカードは相性がいいです。先述したバジリスクと組み合わせても強力ですね

 覚えておいて損がないテクニックとしては、ブロッカー付与を他のクリーチャーに当てて自身をボトムに戻すことでクリメモを打ってもう1回使えるようにすることとジョー星がないときにドルファディロムを出すための白マナに出来るということです。両方とも覚えておけば勝率が少しは上がるので是非活用してみてください。殿堂なので1枚


魔天降臨

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 バグその2。序盤はたいてい黒マナを生み出す目的でマナに埋まっていますがこのカードが真価を発揮するのは主に終盤です。具体的に言うとコントロール対面でこちらがドルファディロムを出した後にこれを唱えることでほぼ返す札の存在しない安全なフィニッシュを実現できます。何なら相手の山札の枚数次第ではLO勝ちも狙えます

 他にも速攻対面で踏むことで擬似的なブーストを狙うことも可能。特に赤白閃対面だとこのカードがトリガーすることでバルチュリスをケアするワザップもあるので覚えておきましょう。殿堂だしそもそもゲームで1回打てればまあいいので1枚採用です


イッコダス・ケイジ/種デスティニー

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 カード指定除去。要するに青魔メタです。ただし数あるカード除去の中でもこれはこのデッキと相性が良く、マジックスで使い回すときにもドンドン火噴くナウやダークネスといった強カードと一緒に使えるので無駄がないです。また青魔以外にも赤白閃のチャラルピアや5cのとこしえを、クリーチャー面はそれに加えて相手のデドダムやオカルトのウィニーを焼きつつGR召喚ができます

 GRについてもここで触れておくと、基本マナドライブは使わない前提で且つオカルトなどで活躍する墓地メタや赤白閃で活躍する防御札やジョー星がマナにあれば除去を飛ばせる富士山ックスを入れています。ただし、クリスマIIIだけはジョー星がないときに捲れるメリットがジョー星があるときに捲れるデメリットを差し引いても強いと判断したので採用しています

 ゼノシャークで持ってこれることやマジックスで使い回せることを考慮して1枚採用ですが、細かい盤面除去がもっと欲しい場合は2枚採用もありかもしれません


機術師ディール/本日のラッキーナンバー

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 万能カードです。主な役割は青魔対面や5cに8を宣言してメラヴォやドルファディロムを止めたり、単純に様々な対面のクリーチャートリガーケア、マジックスで使いまわして相手の動きの阻害したりなど多岐にわたります

 序盤デドダム用にマナに埋めてもピラフで気軽に回収できるので青マナとして序盤に埋めることもあります。殿堂なので1枚


フェアリー・ギフト

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 バグその3。マジックスを軽減して4マナで召喚し使ったギフトは回収して次も軽減する、ドルファディロムを早出しする、6マナある状態で先程のマジックスを早出しするギミックでギフトとブーストを使い2体目のマジックスを召喚する...などあらゆる不可能を可能に書き換えるカードです。ただこのカードが無いとデッキが回らないわけではないので時にはマナに埋めることも大事です。殿堂なので1枚


水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー

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 このデッキはリストを見たら分かる通りピン刺しのカードが多いです。 勿論山を結構掘れるのでカード自体に到達はしやすいのですがここぞという場面で欲しいのに...という状況も起こり得ます

 そこで活躍するのがクリメモやディメンションゲートといったサーチカード達です。これらは単に手札の質を上げることに留まらず、防御面やトリガーした時なんかだとハヤブサマルやバジリスクを持ってこれるので総合的な防御力を上げるカードにもなっています

 今回は色の兼ね合いとクリーチャー面で出したときにジョー星下だとニヤゲのG0を達成できる可能性のあるゼノシャークの方を採用しました


2.採用候補カード解説

こちらでは今回は不採用にしましたが採用もありなカードを軽く紹介します

スパイラル・ゲート 

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 このカードはマジックスと相性がよく何回も使い回せるように他、単純なトリガーやウィニー除去なんかでも優秀です。今回は枠の関係で不採用です


ディメンションゲート

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 クリメモとの選択枠。こちらは呪文を持ってこれないですがその代わり1コスト軽いです。自分は魔天などを持ってこれて色も青単色のクリメモを採用したので不採用です


「謎」の頂 Zファイル

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 ドルファディロム合戦をワンサイドゲームに持っていくカード。使い方は冒頭にリンクを貼ったZweiさんの動画をご覧ください。今の環境で5c全般を平均して積まれるドルファディロムの枚数が0~2なので採用枚数の差で勝てることから今回は不採用です


BAKUOOON ミッツァイル

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 みんな大好きミッツァイル。一見謎チョイスに見えますが、刺さらない対面のとこしえや使い終わったデドダム、マジックスを種にすれば意外と出せます。このデッキに足りない瞬間火力を持ち、ダンダルダなどを採用すればJトルネードでナンバー、鬼札を唱えることでフィニッシュも十分にできる攻撃的な1枚です。今回は枠の関係で不採用です


3.最新の構築と各対面のプレイについて(以下有料)

 ここでは今いる環境デッキへのプレイングや殿堂施行後の構築について、自分の考えを書いていこうと思います。ここから先は有料ラインとなりますので、ここまで読んでこのデッキを使ってみたいという方はぜひ購入の方をお願いします


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