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FOH前期エイラビショップのすすめ

挨拶

初めまして。こんぼいと申します。今回は自分がFOH環境前期(ナーフ後)にグラマスに上がる際に高い勝率を出すことが出来、グラマスに上がった後も連勝が続いたので考えを整理すると共に皆さんに少しでもローテのエイラビショップに興味を持ってもらいたいので初めてではありますがこのような記事を作成させていただきました。拙い文章になりますが是非読んでいただけると嬉しいです。

そもそもエイラビショップとは

エイラビショップとは簡単に説明すると清純なる祈り・エイラに進化を切ることでバトルゾーンに設置されるエイラの祈祷の「自分のリーダーが回復するたびに自分のフォロワーを+1/+1」という能力を複数回発動しバトルゾーンのフォロワーを大幅に強化して圧殺をしていくのが基本的な戦い方になっております。そのためデッキには多くの回復シナジーがあるカードが採用されているのが特徴です

レシピ紹介

こちらが7月9日現在使用しているリストになります。下では採用カードの理由を説明していきたいと思います

追記・・・こちらのリストで7月11日開催のこうめcupにて優勝しました!

採用カードの解説

清純なる祈り・エイラ・・・ご存じこのデッキの核です。とにかくこのカードを引くのと引かないのとではデッキパワーが大幅に違うのでお祈り100回打ち込み100回で全力で引きに行きましょう  

機械腕の祈り手・・・2コスト2/2という序盤で扱いやすいスタッツを持ちファンファーレで回復スペルであるリペアモードを加える扱いやすく優秀なカードなので3枚確定です。後述するマシンフィンガー・イヴィルの効果で破壊しない様にだけ気を付けましょう

剛健の翼人・・・こちらも機械腕と同じく扱いやすいスタッツをしていますが機械腕と違い場にアミュレットがあれば即回復をすることが出来ます。エイラの祈祷と相性がかなりよく、また単純に2コスト2/2守護というのが優秀なので3枚確定です

温情のラビットヒーラー・・・ツンデレ。1コスト1/1と素で置くには弱いスタッツですがエイラの祈祷と合わせると1コスト2/2ファンファーレ自分のフォロワーを+1/+1するという化け物になります。このデッキは回復シナジーが重要なのでこのカードも3枚確定です。間違っても回復シナジーが特にない序盤には切らないようにいましょう

ピラータートル・・・このカードの主な役割はファンファーレでエイラ、若しくはクルトを確定で持ってくることにあります。先ほども書いたようにこのデッキはエイラをなるべく早く進化させたいのでそれをサーチ出来るこいつは3枚確定です

聖弓の使い手・クルト・・・飛んでけー!エイラとのシナジーが半端ないだけではなく単体スペックも十分に高い最強の盤面制圧要因です。ですがピラータートルではエイラを優先して持ってきてもらいたので少し控えめの2枚採用になっています。正直スペックだけなら3確なんですけどね...

伝道の司祭・ロレーナ・・・ファンファーレでロレーナのおしっk...聖水を加え進化時にはロレーナの鉄拳を飛ばす優秀なカード。進化時効果なのですが本体がターン中にリーダーを2回回復すると無料進化ができるので終盤でも腐ることがほとんどありません。聖水はビショップには貴重なキャントリップ持ちなので3枚確定です。1つ注意してほしいのはロレーナはターン中2回目の回復で無料進化が出来る能力を得るのですがロレーナを出す前にターン中2回目の回復をしてしまうと無料進化が出来ません。気を付けましょう(3敗)

光明のプリースト・・・アクセラが本体()。アクセラレート1でリーダを1回復し、守護持ちが盤面にいると1枚ドロー出来ます。ロレーナの件でも書きましたがとにかくキャントリップというのはビショップにおいては貴重です。3枚確定で問題ないと思います

《世界》・ゼルガネイア・・・このデッキは回復する都合上10ターン目までのびることが珍しくありません。そこでこのゼルガネイアは高いフィニッシュ力があるため採用されています。また、本体も5回復+条件付きで除去と2ドローと優秀なため2枚採用しています

マシンフィンガー・イヴィル・・・プレミ生産機。このカードはファンファーレで0コストの修道女を2枚加えるのですが、それはイヴィルがいる状態で出すと4/1の突進となります。修道女は残しておくと次のターン強い盤面を作ることが出来ますがそのターンは6コストを払ってただ3/3を建てるだけというかなり弱い動きになります。なるべく優位な状況を作って余裕をもってイヴィルを出すと次のターンにはほぼ勝ち確定の盤面を作り出せます。総じて修道女を何枚切るかなど使用難度はかなりのものですが強い事には変わらないので3枚採用です

黄金の鐘・・・ファンファーレで1コスト1回復をしてラストワードで2ドローが出来るオーソドックスなアミュレットです。序盤におけると後半でハンドが潤沢な状態で戦える都合からなるべく序盤に引きたいので3枚採用。後半に置く際は盤面が圧迫されるので気をつけましょう

平等なる裁き

2コストの確定除去(しかも消滅)です。相手リーダーを5回復させてしまいますが基本的にこっちが攻める時は一気に攻める都合からデメリットもあまり気になりません。主な役割としては葬送ネクロマンサーのミルティオを消滅させて相手のリソース切れを助長することです。他にも単純な確定除去として働く便利カードなのですが、複数枚ハンドに来ると基本1枚は邪魔になる可能性があることから自分は2枚採用に留めています

聖なる守り手 ユカリ

このカードは単純なスペックだとヒーリングエンジェルと同じですが真価を発揮するのはユニオンバースト発動時です。その効果はなんと「次のターン開始時まで、自分のリーダーとフォロワー全ての効果によって受けるダメージは0になる」です。この効果が刺さる相手には非常に刺さり、バーンを決め手とするデッキ(ex.魔道具専門店、秘術ウィッチ、コントロールヴァンパイア、ディスカードドラゴン)には出すとそれだけで1ターン貰えるということも珍しくありません。また、UB腐る対面に対しても3コスト2/3という最低限のスタッツは持っており、10ターン目以降だとゼルガネイアと組み合わせると相手にのみバーンとAOEが飛ぶようになります。もちろん環境の通りが悪い時は調整する時に真っ先に抜ける枠になりますが今の環境は通りが非常にいいため3投しています。ユカリさんはいいぞ

ジャッジメントスピアマスター

基本的には結晶で置いて割れるターンに合わせてバフをかけるというのが強力なフォロワーになります。特に強い動きは先手では2tに置く動きで、エイラの進化と合わせて盤面を制圧することが出来ます。また、後手だと攻撃時受けるダメージを0にする能力が働くのも非常に優秀で、盤面の取り合いを強くする1枚になっています。環境によっては抜ける枠ですが今の環境は5から6ターン目の盤面勝負が大事になると思っているので3枚採用しています

《力》・ソフィーナ

可愛い。めっちゃ可愛い。...それはさておきソフィーナの枠はぶっちゃけ自由枠です。ただその中でもソフィーナはバフした盤面にダメカ&守護を貼ってかなり強固な盤面を作れること、泥試合にもつれ込んだ際10ターン目にゼルガネイアと合わせるとリソース切れをしている並大抵の相手では超えることが困難なことから採用しています。なので枠としてはフィニッシャーになっています。普通のアミュレットビショップのように最速置きをしたい訳でもなく、試合が長引いた時の決め手になればいい程度なので1枚採用に留めています。

調整枠

洞窟の聖堂、グランドナイト・ヴィルバート、神域の法王

守護ビショップのパーツでエイラのシナジーのあるパーツ達ですね。このカードたちとエイラのシナジーは無い訳ではなくむしろ相性はいいのですが、今の環境において守護を貼るだけというのは割と処理をされやすく、ここの3枚は相手のフォロワーをとる能力が不足しているため今回は不採用となっています

聖なるアルミラージ・ジャスティー、荒野の休息、エンジェルラット

自然軸のカードでエイラの相性のいいカード達ですが、ちゃんと回るとこのデッキは意外とトークンカードが多くなります。するとジャスティーが無いとハンドに加わったナテラの大樹は腐るどころか、トークンやトップを燃やす原因にもなってしまいます。そのリスクを考えてまで採用したいカードでは無いため今回は不採用となっています

対面による相性やマリガンのあれこれ

ここではランクマを回していて見た各対面に対するこのデッキとの相性と立ち回り、マリガンの簡単な解説をしていこうと思います。正直ここは自分の考えなので人によってはもっといいプレイがあると思います。あくまで参考のひとつにどうぞ

マリガン・・・なぜマリガンから先に書いたのかというと正直な話特別なキープ以外基本的に先手でも後手でもエイラ、それらを探しに行けるピラータートルと黄金の鐘をキープだと思っているので、マリガンは特別何か気をつける対面のみ書きます。それ以外は正直上のマリガンであんま問題ないです。ピラータートルとエイラが引けている時は序盤から動けるように2コストを、逆に黄金の鐘だけでピラータートルとエイラが無い時はそれらを狙いに行くために他は返して下さい

異形エルフ・・・微有利対面です。向こうは異形を出して来るまでの動きが弱く、異形自体も守護を2体貼ると8tまで突破が困難になります。その間にこっちはスタッツを上げてそのまま殴り倒せばOKです。注意点としては、殴るなら1回は体力を15以上までにしてから次のターンに残りを全て削る方が基本的には良いです。向こうはゼルガネイアを除去として切ってくることも多いのでその対策ですね。逆にバフしたこっちの盤面はゼルガネイア以外だと基本処理が難しいです。喝采の獣使いのAOEだけケアするようにしましょう。マドロスエルフによる横展開を咎めるためにクルトを抱えておけると安心です

アマツエルフ・・・体感微有利です。理由としては向こうが5t目までにバフを2回掛けられでもしない限り守護と回復、並べた盤面はクルトで一掃できます。逆にそれまでに2回バフをかけられると流石にしんどいです。プレイとしてはアマツの必殺で1枚は取られると考えた上で盤面を作りましょう。あとは7tまでのプレイしたカードは覚えておく、進化権を1つは残せるなら残しておきましょう。これは向こうがメインプランで押し切れなかった時にエンハンスローフラッドからの真偽の逆転で盤面を更地にされるからです。もちろん展開はこちらの方が早いですが、こっちがプレイした回復カードは向こうも使えるので遅延されてexwinなんてなったら目も当てられません。相手がローフラッドを出す=こちらは多少の余裕があるなのでバフは2回に分けて行うなどを心がけるといいと思います。この対面はエイラを返してでもクルトを狙いに行った方が勝率は高いです

連携ロイヤル・・・五分です。序盤からの横展開が驚異的なデッキではありますが基本スタッツがあまり高くないためクルトで一掃することが出来ます。逆に序盤を返せないとそのまま押し切られることがあります。盤面を処理した後に守護を立ててバフしてあげれば相手のリソースが切れて勝てます。エンハンスエミリアからのツバキは気をつけましょう。この対面はエイラを返してでもクルトを狙いに行った方が勝率は高いです

進化ロイヤル・・・不利対面です。多分環境にそこそこいる中だと1番不利です。向こうは序盤はあまり展開しないことからクルトが刺さりにくく、エイラの祈祷で作った盤面もダイヤモンドパラディンが絡むと割と処理がされやすく、肝心の祈祷も堕落の決意で消され、10t目には世界猛虎という蓋がある極力当たりたくないデッキです。堕落の決意を持たれてないことを前提として、エイラで早期にバフをかけて相手を圧殺するのが唯一の勝ち筋です

秘術ウィッチ・・・有利です。4tまでにリンクル2枚掛けは流石にきついですがそれ以外は盤面を作ることが容易で禁約の黒魔術師のバーンダメージや盤面処理はユカリのUBで防げるため、進化権が切れてくる7から8ターン目以降にユカリを絡めて盤面を作っていきましょう。一応黒魔術師のダメージカットとたまに入っているデタラメな接合には注意。マリガンでは基本の3枚に加えてユカリをキープしてもいいと思います

魔道具専門店・・・体感微有利です。まず初めに、この対面は本当にユカリのUBを適切に使えるかどうかで勝率が大幅に変わってくるので正直無駄に見えてもハンドにユカリが見えていればバンバン進化を切ってください。他はなるべく早い段階でエイラを建てて極力7tまでに倒せるようにしておきましょう。突然の落石があるのでなるべく単体を育てるムーヴはしないようにするのと、境界の魔道士ケアで体力はなるべく5以上にしておきましょう。フューチャービジョンの効果があるかどうかも忘れずに。マリガンは基本的に秘術の時と一緒ですが、先手ならどちらでも腐ることが少なく、特に専門店対面だと先7でUBを発動できるようにロレーナをキープすることをオススメします

ディスカードドラゴン・・・基本有利です。この対面もやはりユカリのUBがぶっ刺さる相手なのでマリガンではキープしてください。それ以外でもエイラでバフした盤面を相手が取れなかった瞬間にバフして倒しきるだったり、ひたすら回復と守護で耐久&遅延をしてデッキ切れを狙うなどが出来る、正直エイラが引けなくても頑張れば勝てるくらいには有利です。当たったらなるべく取るようにしましょう

葬送(疾走軸)ネクロ・・・カモであり今回最大のメタ対象です。このデッキに当たった時はよっぽどの事故か相手が理想ムーヴをして且つフェイタルオーダー3連打でも起こさない限り100%勝てる対面です(1敗)。絶対に取りたい対面のため少し細かく解説します

マリガンは基本の3枚に加えて平等なる裁きとクルトはキープしましょう。優先順位はエイラ>ピラータートル>クルト>平等なる裁き>黄金の鐘です。分岐点に関しては相手の5か6t目の《恋人》・ミルティオからの墓守を絡めた大量展開を上手く捌けるかが勝負の鍵になってきます(それ以外のぬるい動いはだいたい自分の動きを通すついでに返せるので問題ないです)疾走軸は攻撃力をあげるために王墓の骸を採用していない方が主流です。ですのでミルティオを平等なる裁きで消滅させて盤面を程よく返しておくと相手はリソースが切れてジリ貧になります。他の取り巻きの返し方としてはエイラのバフを乗せながらロレーナの進化時効果で墓守を取りつつ他1体を取る。クルトで盤面をズタズタにするなど色々あります。盤面を返したあとはアイシャとエンハンスカーニバルネクロマンサー、フェイタルオーダーから出てくるデッドメタルスターらに気をつけながら盤面を捌いて、隙が出来たら顔を殴って終わらせます。正直このデッキの勝率が高いのはこのデッキがtier1ニいるからだと思ってます。そのくらいお得意様です。ひとつ注意があるとすれば相手のハンドが多かったら無理にミルティオを消滅させずに普通に破壊すること。目安としては相手のハンドが5枚以上だったら普通に破壊してもあんまり変わらないです

葬送(ハデス軸)ネクロマンサー・・・同じく有利が付きますがカモというほとではなく冥府への道という強力なバーンダメージ、王墓の骸によるリソース確保のしやすさが強みになっています。ですが逆に中盤の盤面は疾走軸よりは強くないのでこちらが強い盤面を押し付けて早めに勝負を決めに行きましょう。終盤は冥府対策にユカリも有効なので適切なタイミングで切っていきたいです

ミラーマッチ・・・そもそもほとんど当たりません。悲しいなぁ。まあたまに当たる守護軸にはユカリのバリアを貼りながら攻めていきましょう。相手の盤面は丁寧に処理していって、エイラのバフ先を潰すようにしていきたいです。マリガンはエイラをいつも以上に早く引けるようにお祈り100回!打ち込み100回!

《力》・ソフィーナビショップ・・・五分です。相手の先5ソフィーナの動きを綺麗に返せたら勝ち、返せなかったら負けです。相手の盤面を綺麗に返したらその後は普段通りバフをしてそのまま殴り倒してください

AFネメシス・・・余り当たりませんが恐らく有利です。相手は解放シオンがないためアグロムーヴを通すことが難しいので順当にエイラを立てて、相手の盤面をクルトやロレーナでいなしていけば大丈夫です。9t目のコロニーモデストだけ受けきれるようにしましょう

コントロールネメシス・・・先に行っておきます。殆ど当たりませんが0-10しても可笑しくない程のガン不利対面です。エイラを建てればパペットボックスやミュニエで消され、育てたフォロワーもカルラで取られ、長期戦を持ちかけようとしても10t目に世界ヴィズヤでotkされて終わりです。このデッキ対面は正直取れる要素がこの構築だとほぼ無いので、頑張って相手が事故ってることをお祈りしつつこちらの理想ムーヴを通せるようにしましょう

狂乱ヴァンプァイア

微有利対面です。ダメージソースが基本バーンダメージで且つ早くても9tなのでユカリのUBで防ぐことができます。《節制》・ルーゼン採用型のことも考えるとなるべく8から9t目までにユカリのUBを絡めた盤面展開をしていきたいです。中途半端な展開はサードニックデーモンに咎められるので注意

復讐ヴァンプァイア

有利対面です。一見するとアザゼルのダメカがきつそうに思えますがそれ以上にユカリのUBで相手の除去、リーサル手段を大幅に消せるため有利です。試合を長引かせてゼルガネイアを直接召喚すれば盤面の3体で3点からゼルガネイアでそのまま勝てます。ヴァンプは狂乱、復讐両方にユカリが刺さるのでマリガンでは狙いに行きましょう

まとめ

いかがだったでしょうか。初めての投稿ということもありうまく説明出来てない部分があると思うのでなにか質問があればぜひコメント欄で聞いてもらえると嬉しいです。最後にここまで読んでいただきありがとうございました!この記事を読んで少しでもエイラビショップに興味を持っていただけたら使ってもらえると嬉しいです。また記事を書いた時は是非見てもらえると嬉しいです。あともしよろしければTwitterのフォローもお願いします

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