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近づいてるのか、そもそも距離なんてないのか。

先週末も、リカバリーカレッジ の講座が2つあって参加をしました。

実際会ったことのない人たちとのZOOMでのやり取りはまだやっぱり少し戸惑うのですが、

"学び合う"

という趣旨が大前提にある事で、

"わたしも学びたいって思いがあるんだから、少々のことは大丈夫!"

と、なんだか謎な開き直りのまま参加を続けています。

当事者の方や、心理士さん、社会福祉士さん、私みたいに家族(今のところ、わたしだけですが。)いろんな人が、集まって話をし、聴き合います。

何度か参加をして、ふと不思議に思ったのですが。
病氣(…という表し方に少し違和感がありますが。。)についてずっと話してるんじゃなくて、話の入口は "困難な事柄" であっても、なんだかみんなで話しているうちに
人生 とか、生きる とは、みたいな…(誰もそう言葉では表さないですが。)
だんだん視座が上に上がっていって俯瞰して考えてるような雰囲気に全体がなっていくんです。

でも、みんな綺麗に言おうとされてるとかじゃなくて。
自分の苦しさや悔しさ、やるせなさや諦め、その中で感じる嬉しさや、発見、、
みたいなものを正直に話して、周りの人たちはただ聴いていて、(もちろん笑ったり、つっこみ所はつっこんだりしつつ…)
まるで自分のことが(わたしだと兄の事だったり。)相手の口から言葉になって聴こえてきているような感覚になります。

"共感"のポイントって、普段から生活の中にたくさん散りばめられていると思いますが、

"誰かに話したい、でも、出すのが怖い、、"

と、自分の中でストッパーをかけていたものに関しての共感は、わたしにとって、思っていた以上に深い満足に繋がっているように感じます。



わたしは10月末にパートのお仕事を辞めたのですが、そのきっかけは、9月末に占いに行った時に掛けられた一言でした。

夏に流産を経験した事。そのちいさな発端から、わたしの中の感情がびっくりするくらいに溢れ出して、以前から苦手だった義母への嫌悪感が膨れ上がってしまって収まりがつかなくなりました。
友人に話を聴いてもらい、姉にも何度も何度も聴いてもらい一緒に考えてもらいました。

「もうさ、15年頑張ってきたんだから、もっと頑張れとは言わないよ。
miyaがお義母さんに腹割って、思うことを言っていいと思う。
でも、後で自分のことを嫌いになるような事だけは、しないようにしなよ。
じゃないと、今まで頑張ってきたmiyaがかわいそうよ。」

頭では、納得するのですが、何度も何度も繰り返し来てしまう感情の波をどうにかしたくて。
でも、あんまりずっと身近な人たちに弱音を聴いてもらうばかりにもしたくなくて…

うーーん。。と迷った末に、
ネットで調べて市内で評判の良かった占いに電話をしました。
ネットには、予約して2ヶ月後にやっとみてもらえた。と数件のレビューで書いてありましたが、流行病の影響なのか、3週間後にみてもらえました。

そこで相談したかったのは、もちろん義母の事でしたが、

「うーん、、それより。
今のお仕事、何でしてるんですか?
全く合ってないし、ストレスも負担もそれなりに掛かってる。
でも、そこまでのメリットないですよね。

…やりたい事、ずっと前から決めてるでしょう?
それをされたら良いと思う。
今ならできる状況って出てますよ。」

と。。

義母とのことは…
"性格が真反対だからこうなるのは自然な事だし、避けられない。
でも、義母はわたしに対して嫌悪の感情はもってない。
わたしのやり方次第だから、もう、嫁を頑張るのはここまでにしてよし、もっと氣持ちの距離をとるのがいい。  以上!"

みたいにスパンと打ち切られて、タロット占いでしたが、あまりにわたしと義母が真反対と出るので面白がられていました。
口頭で誕生日と名前を言うだけなのにな〜。。
占い、おもしろいです。

ちなみに、何もかもが正反対のわたしと義母の
ただひとつの共通点は

"夫(義母にとっては次男)のことがだいすきだということ。"

だそうです。はい、まさに…😂

何のために働いているのかと言われると、わたしにとっての1番は、"実家に送金をする為" だったのですが。
それを口にすると、

「いや、それはもう解消できると思うので。
それよりもご自分の事と、miyaさんの家族を大事にしてあげて。」

と。
あーー。そうだよな。辞めよう。

ちょうど、流産の後の検診で、卵巣の肥大を指摘されて、それは2ヶ月経っても小さくならずにいたので、手術をした方がいいかもしれないと医師から言われていました。

その事は職場にも伝えていたので、次の日にマネージャーと話し合いをした時にはスムーズでした。
繁忙期が過ぎて、時短勤務をしているような時期だった事、ちょうど支店がひとつ閉店になった事で、こちらで働きたいという人が現れた事。
いろいろと重なって、

"また、調子が戻ったら、働きにきてね。"

と声をかけてもらい、くるしい氣持ちになる事なく10月末を迎えました。

仕事を辞めてすぐに、娘が体調を崩したことで、付きっきりの1週間を過ごし、11月からは夫の怒涛の出張の日々が始まりました。

そして、実家の父が故郷に持っていた土地が売れて、姉とわたしからの送金がひとまずは不要になりました。

占いに行った時点では、見えていなかった事ばかりでした。
そして、12月に行った検診で、卵巣は元の大きさになっていました。

でも、占い師さんに言われた、

"ずっと前からやりたかった事、あるでしょう。"

の言葉。
正直わからなかったんです。
うーん。やりたい事なんて、いつからか考えることなくなってたから、わからないな。と。

でも、持ち続けてたんですよね、
noteでもしつこく書き続けてる兄の事。


"手を引っ張って、こっちが出口だよって連れていきたい。"

っていう思いは、わたしがちょうど娘と同じくらいの時に芽生えていたもの。

ハンドルネームの
"miya"
は、母方のおばあちゃんの名前で、わたしたち3兄妹が、唯一触れ合うことのできたおばあちゃんです。
父方の祖父母と、母方の祖父は若くして亡くなっていたので。

兄が大きな錯乱状態を起こして、真夜中に何台ものパトカーが来て(震える指で父が警察を呼びました。誰も怪我などはしていません。)、
ようやく落ち着いた兄が玄関に座っている時。

全身汗だくの兄は、もう、自身のコントロールではなく体や顔が動いていて、ただ抱きしめて支えるしかない父と母が両脇にいました。
兄が喋っている闇雲な言葉の合間に、

"おばあちゃんが居てくれたらこんな事にはならなかった。"

このフレーズが何度か出てきました。
わたしはそれを言葉のままに、

"そうか、おばあちゃんがいてくれたら、兄ちゃんはこうならないでいられたのか。"

と、思い、そして今でもぼんやりと信じているみたいです。

祖母の時代にはそういう方は多かったのかなと思うのですが、祖母は感覚がとても鋭い人でした。
一般的にいう、霊感がある という感じだと思います。
"とにかくよく働く、厳しくて優しい人"
親戚みんな、誰に聞いても祖母のイメージは同じです。

miyaおばあちゃんとわたしは、誕生日が1日違いなのですが。
わたしの生まれる予定日は、ちょうど、おばあちゃんの誕生日と同じだったそうです。

予定日前日に母は、医師に

"赤ちゃん、もう十分大きくなってくれてるのでどうしても今日産ませてほしいんです。"

と頼んで、わたしを産んだとか。
おばあちゃんと同じ誕生日では、女の子にしては強すぎてしまうのでは…と心配になっての事だそうです。

そして産まれたわたしは、ちっとも祖母のような氣質ではありません。
どちらかと言えば、真反対…
あ。
祖母と義母の方が似ているような氣がします。
今思いついただけですが。。

何に向かっているのかはわかりません。
わたしは流れを作ることはなく、流れにまかせているというか、呑まれているというか…

でも、何かが見えそうな、そんな氣もしながら。
前よりは少し、うまく進めるようになってきているように思います。

長々と、よくわからない事をかきました。
読んでくださってありがとうございました。

*木内さんのイラストをお借りしました。
ありがとうございます✨

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