身強と身弱の特徴
「身強が良くて身弱が悪い!」この考え方はもう古いです。四柱推命に詳しくないと、
身強=運が良い
身弱=運が弱い
と勘違いされることが多いようですが違います。
身強と身弱、タイプで例えると?
身強であれば『事業家タイプ』で、現実的にお金を稼いでいくことに向いています。
身弱であれば『アーティストタイプ』で、何かのスペシャリストとして活躍できます。
このように、良い・悪いということではなく、タイプの違い。これだけでも覚えておきましょう。
身強身弱の判別方法
まず、『身強の星』と呼ばれる、十二運星の『帝旺』『建禄』『冠帯』のどれかが1つでも命式に入ってれば、身強です。また、運勢エネルギーが20以上の場合も身強です。
更に、通変星で同じ質の星が表に4つ以上出ている場合も『八相局(はっそうきょく)』という特殊な運勢となり、身強となります。(比肩と劫財、傷官と食神、偏財と正財、偏官と正官、偏印と印綬が同じ質の星です)
星をまとめると下のようになります👇
身強と身弱
身強身弱は、その人が
健康体質か虚弱体質かでもないし
性格が良い悪いでもない。
運勢が強いか弱いかでもないのです。
「これ(身強と身弱)は、あくまでも
「自我」の強弱を測る尺度です。
その人の性格や才能・運の善し悪しを
意味するわけではありません。」
身強の特徴
外交的
我が強い
ポジティブ
マイペース
アクティブ、大胆な行動
人の話を聞かない
お金や物欲、数字を重視する
何事にもアクティブ、積極的
刺激がある環境を求める
身強の人は何を言おうが我が道を感じます。こうあるべき、こうしたいが強いのでストレスのある環境にいると力が発揮できないので独立、副業系に向き、趣味など没頭できるものがあるとバランスがよくなります。
身強の適職
経営者、お笑い芸人、インフルエンサー、スポーツ選手、歌手など
とにかく自分を生きてる人です。
周囲の反応より自分のやりたいことを優先します。
身強の人は人と会うことで気づきを得たり、エネルギーを充電します。
しっかりと現実にフォーカスして着々と努力を続けて成功を掴みます。
他人の生き方にも関心がなく他人からどう見られるか?ということにもあまり興味がありません。
ただし、自分主張しすぎて周囲を振り回してしまうわがままな面もありますので自分のことしか考えないと周りの人が離れていくので注意しましょう。
普段から相手に対して思いやりを持つように接することが大切です。
人から応援されるような人格を磨かなければ周囲から人が離れて孤独になることがあります。
身弱の特徴
感性が高く、繊細
精神的な満足感を重視する
行動より空想、妄想が多い
人の意見に流されやすい
ネガティブ
控え目で内向的
安定・安心できる環境を求める
身弱の人は言う事に影響を受けやすいです。優しく繊細な人が多いです。自分の才能がめちゃくちゃ光っているのが自分で気が付いていなかったり、そんなことないって否定したりする人もいます。身弱で成功している人はいい人に見いだされて協力者が出来ていたり信頼できる人の夢を自分の夢として頑張っていたり扶け(たすけ)があってバランスがよくなります。
身弱の人の適職
感性を生かせるような仕事や自分の好きな分野を探求するような仕事が向いています。
目の前の現実にフォーカスするより妄想や空想に意識を向けやすいです。
文章能力もありますので作家やライターの道も良いです。
研究職、芸術家、デザイナー、ミュージシャン、作家、アイディアを必要とする職種(企画)や占い師、カウンセラー、研究者、学者など。
まとめ
強いから出世運が強いというわけではありませんし
弱いから出世に不利というわけではありません。
アメリカ元大統領トランプや習近平氏は身強で有名ですが
北野武さんや元SMAPの木村拓哉さんは身弱の命式です。
強ければいい、弱ければダメということではなく、バランスの取れる状態を目指すということに四柱推命を学ぶ真理があると思っています。
我が強すぎれば人に迷惑をかける人間になってしまい、人が離れていきます。
自我が弱ければ人に流されて何事も自分で決められない人になってしまいます。
身強と身弱の真ん中くらいの生き方になるのが理想です。
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