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2011年4月7日の鳩山勉強会

2011年4月初旬、大震災(津波)の後処理どころか行方不明者も多数いて、原発事故も収束とはほど遠い時期に、鳩山元首相が上杉隆を招いて行った勉強会が配信された。
その内容と鳩山・川内議員の反応があまりに酷かったので、怒りのあまり一部を書き起こした。

その13年後に、当時を彷彿とする場面を目にしたので、参考としてその時のツイートを再掲する(私の感想もところどころに入っている)。

なおネットにもその時の記録が一部残されていた。

https://www.foejapan.org/infomation/news/110519_uesugi.pdf

IWJでは有料で視聴できそうだ。(タイトル画像もIWJのものをお借りした)


参考までに、この翌日の朝日の記事
「米政府が原発から半径80キロ圏内に住む米国人に避難勧告を出した根拠は放射線量などの実測データに基づくものではないことがわかった」
「NRCのヤツコ委員長は(3月)30日の上院公聴会で「現在得られているデータは、安全距離が約20マイル(約32キロ)であることを示し続けている」とも述べていた」https://www.asahi.com/special/10005/TKY201104080386.html

↓は上記の上杉発言に対する私の呟き。

↓は私の感想。なお、チョルノービリで当時20~25歳の人口のゼロに近い、というのはもちろんデマでした。


現場(文脈から原発1~2km圏内)に死体が沢山あることをなぜか事故当日に知っていた上杉隆。
もちろんそのような事実はなかったけど。

なお、枝野さん自身が3月13日ににメルトダウン(炉心溶融)の可能性を会見で明言しており、報道もされている。
https://www3.nhk.or.jp/n-data/genpatsu-fukushima/20110313/1235_s_nenryobo.html
https://www.afpbb.com/articles/-/2790103

上記が上杉隆の一番伝えたかったことではないだろうか。
菅直人を引きずり下ろせと。

なお当時上杉隆と自由報道協会は、小沢一郎氏を持て囃していた。

ニコ動はいまは見られないようだ。

上記は、鳩山側近だった松井孝治さんに宛てたツイート。
でも松井さんはその後(当時既に?)菅直人を批判し、菅降ろし側に立った。

これらの抜粋を読んだだけで、上杉隆がいかに出鱈目を吐いているのかはおわかりだろう。そうでなくても、「うん?ちょっとおかしくない?」程度の疑問はもって当然ではなかろうか。
少なくとも前総理大臣と現職衆議院議員なら。
もちろん、日本を海洋犯罪国家と指弾する海外メディアもなければ、原発事故処理に関して菅直人を批判する海外の「論調」などというものもなかった(下記参照)。

このnoteのまとめをするきっかけとなった投稿は以下のもの。
川内さんの科学や経済のリテラシーを信用する気には到底なれないし、同じ党の仲間たちが危機の中必死に奮闘している時や、上昇して千載一遇のチャンスが巡ってきていまこそ一丸となるべき時に、その仲間達を後ろから撃つ人であることも再確認した。
おまけとして、原発事故時も消費税もCOVID-19でも、原口一博氏と川内氏の正しいと考える論は同様であり、とる行動も同様だ。


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