深夜独り
時の音に耳を傾け
心の深いところへ降りてゆく

そこには
見知った顔の
知らないわたしがいて

なにも言葉を交わさないまま
あの頃のことや
今日のこと
あの人のことや
互いのことを話す

そうしてようやっと
息を吹き返す

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