念願の初参加『フードピア金沢2023』
観光閑散期の2月に毎年開催される『フードピア金沢』に、金沢の老舗料亭で食事をしながら、ゲストから食にまつわる話を伺う、という『金沢老舗よもやま話』があります。
ずっと参加してみたかったのですが、スケジュール的なことや、金額的なこともあり、ようやく今年初参加。
(そんな歳になったのねぇ…)
ひがし茶屋街に近い老舗料亭の金城楼さんで、昼懐石を頂きながら、
オルガニストの黒瀬恵さん、ヴァイオリニストのジドレ・オヴシュカイテさんの演奏も堪能。
演奏プログラムはエルガーの『愛の挨拶』やクライスラーの『美しきロスマリン』などクラシックから、『ユー・レイズ・ミー・アップ』(ウヴランド)『スタンド・アローン』(久石譲)『浜辺の歌』などヴォーカル曲まで。
大広間でしたので、サロンコンサート的な雰囲気、響きも良かったです。
合間にグルメな作曲家(ロッシーニ、ヴェルディなど)や、バッハやベートーヴェンがコーヒー好きとの食にまつわるお話なども楽しかった。
(バッハは『コーヒー・カンタータ』という曲を作曲していますね)
お食事はさすが老舗料亭。
どれも器含めて見た目にも美しく、旬の食材を使い、立春を迎えたばかりというのもあり、春の訪れを感じるお品の数々。
お味は言わずもがなで、感動。
隣り合わせた参加者の方々と、『おいしいわね』と何度口にしたことか。
今回はバスだったので、運転の心配が要らず、加賀梅酒のソーダ割りも頂きました。
おいしかったー!
娘も誘ったのですが、まだ大勢が集まるところでの会食は控えたいとのことで残念。
来年母娘で参加できたら良いな。
至福のひとときでした。
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