何のことやら
調子はどうですか。
プラスとマイナスを行ったり来たりの気温が続き、流石に公園は寒くて、暖かさを求め屋内に吸い込まれる日。風が強いので尚一層寒さが染みる。
昼ごはんに甘酒だけ。お腹と体がパンパンな状態より幾分いい気がする。自重が重すぎるせいもあるのだがとにかく動くのがだるいのだ。
インスタレーションを観る。
美しいものを観ると打ちのめされてしまう。
キラキラとした、そのキラキラという音の角に激しく当たってしまう。
今、何を観ても、心動かすのを待たずに心が壊れる。とても地味な、かしゃんという音を立てる。糸屑みたいな細さで立ち上がっていた霜柱を一気に踏んでしまったような申し訳ない気持ちになる。
申し訳なさ。
何に対してのものなのかわからないが、申し訳ない。とよく思う。その一方で、私の懺悔に価値などないのだぞ、恩という大義名分を都合よく掲げて理由をつけ執着するのは止めにしろ、と声もする。
懺悔する時人はどういう姿か。
何を想って懺悔するのか。
ぼんやりと考えながら、額を床に打ち付けたいようなどうしようもない気持ちになっている。
体が膨れる。
密度が下がる。思考も。
いつも重たい体を着ている。想いも。
結局自分のことを表立って傷つけることなんかできずに、今日も過ぎる。
どんどん蓄える。体だけ肥える。
体にばかり栄養がいって、心が頼りない。